前の記事 「ヒトの体格は個体差が少ない」:200以上の種で比較 「見たものを本物と思う」問題:加工動画で虚偽を証言 次の記事 重さ22キロの特大ニジマスと、養殖魚の遺伝子操作 2009年9月17日 Brandon Keim Image: FishingGeeks 9月5日(現地時間)、カナダのサスカチェワン川で釣りをしていたSean Konrad氏が、重さ約21.8キログラムのニジマスを捕らえて世界記録となった。 このニジマスが育ったディーフェンベーカー湖では、9年前に、特に大型に育つよう遺伝子操作されたニジマス[50万匹]が養殖場から一斉に逃げ出すという事故が起きている。 この養殖場のニジマスは、専門用語で「三倍体」と呼ばれるもので、ゲノムを3セット備えている[通常のニジマスでは2セット]。生殖能力を持たない代わりに、通常ならば生殖のために使われるエネルギーまでも自己の生育に向けられる。