3年ぶりにF1を開催する鈴鹿サーキット。遊園地も併設され、大人も子どもも楽しめる施設になっている=16日、三重県鈴鹿市 鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で、3年ぶりのF1日本グランプリ(10月2〜4日)へ向けた準備が、着々と進んでいる。鈴鹿はホンダ系のサーキット。世界屈指の難コースであると同時に、遊園地を併設し、乗り物の楽しさを伝える情報発信拠点でもある。今年度からF1を撤退したホンダだが、看板イベントの復活に期待が膨らむ。 「F1がなくて寂しかった。モータースポーツの中では格段に知名度が高いF1でファンのすそ野を広げたい」 サーキットを運営するモビリティランドの大島裕志社長は、胸を躍らせる。 同社はホンダの子会社だ。今回のレースを前に、200億円をかけて施設を改修した。コースや車両整備のピットは国際水準に改装。観客用の通路は幅を広げ、エレベーターも増やした。座席争いを避けるため、自