「FCバルセロナ」が開校したサッカースクールの初練習。園児や小学生が参加した=3日午後、福岡県春日市、金子淳撮影 スペインの名門サッカークラブ「FCバルセロナ」が福岡県春日市に開いた国内初のサッカースクールの初練習が3日、春日公園球技場であり、5〜12歳の約120人が参加。本国から派遣されたコーチの指導を受け、世界のトップクラブの考えに基づいた本場の練習を体感した。 子どもたちは通訳を介してコーチの指導に耳を傾け、約1時間15分間、ドリブルやシュートの練習に励んだ。ボールを長く支配し、敵の攻撃を許さないのがバルセロナのサッカー哲学。小学4年の山田大貴君(10)は「トップチームの選手のようなプレーを目指したい。ここでドリブルの技術を磨く」と話した。 スクールは県の誘致を受け開校。将来、同クラブでプレーする可能性を秘めた選手の育成を目指している。