実際に接続する際は、アクセスグリッド用のクライアントソフト「Venue Client」を通して仮想会議室に入る。イメージとしては、同じ仮想会議室にアクセスしたユーザー同士が、テレビ会議システムを利用できるというものを考えていただければよい。 会議室のユーザー同士がデータやアプリケーションなどのファイルを共有する機能もある。アクセスグリッドは、クライアントソフトである「Venue Client」を、クライアントの拡張機能を開発できる「アクセスグリッド・ツールキット(AGTk)」の一部として配布しており、AGTkを利用すれば自由に機能を拡張できる。ファイルを共有できるアプリケーションや、ユーザーが同じWebサイトを見られるようにするアプリケーションなどのサンプルも付属しているため、テレビ会議によるセミナーを実施するための資料を配付するなどといったことが簡単にできる。 「仮想会議室モデルとい