スーダン東部ハムダイトで、AFPのインタビュー後にベッドに座るエチオピア北部ティグレ州の紛争から逃れてきたエリトリア難民(2020年12月8日撮影)。(c)Yasuyoshi CHIBA / AFP 【12月13日 AFP】始まってから5週間がたったエチオピア北部ティグレ(Tigray)州の紛争から逃れた多数の避難者の中には、世界有数の独裁国家に数えられるエリトリア出身の男性や女性、子どもたちがわずかに含まれている。 これらのエリトリア人たちはこれまで、ティグレ州で難民として暮らしていた。紛争や抑圧が長年続いたエリトリアの人々にとって、ティグレ州は長い間安全な避難場所だった。 しかし、エチオピアのアビー・アハメド(Abiy Ahmed)政権がティグレ州政府与党「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」に対し軍事作戦を開始すると、エリトリア人の難民キャンプ周辺では衝突が激化。難民たちが抱いていた安