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ブックマーク / gendai.media (76)

  • 「何故攻撃に出ぬか…」太平洋戦争下の昭和天皇「お言葉」の数々(辻田 真佐憲) @gendai_biz

    12月8日は、太平洋戦争開戦の日である。 この戦争を巡っては、昭和天皇が晩年の1987年まで「辛い」「戦争の責任のことをいわれる」などと悩んでいたことが、今年発見された資料で明らかになった(「小林忍侍従日記」)。 日共産党の志位和夫委員長は、この資料発見のニュースに関連して「昭和天皇は、中国侵略でも対米英開戦決定でも、軍の最高責任者として侵略戦争拡大の方向で積極的に関与した。個々の軍事作戦に指導と命令を与え、戦争末期の45年に入っても戦争継続に固執して惨害を広げた。歴史の事実だ」(8月23日)などとツイートし、大きな反響を引き起こした。 「『戦争責任言われつらい』晩年の昭和天皇吐露」 昭和天皇は、中国侵略でも対米英開戦決定でも、軍の最高責任者として侵略戦争拡大の方向で積極的に関与した。個々の軍事作戦に指導と命令を与え、戦争末期の45年に入っても戦争継続に固執して惨害を広げた。歴史の事実だ

    「何故攻撃に出ぬか…」太平洋戦争下の昭和天皇「お言葉」の数々(辻田 真佐憲) @gendai_biz
    ringonouen
    ringonouen 2018/12/08
    天皇はどこまで知っていたか・人間性は…などと言うより、責任を取るべき立場の人間がそれを逃れたことが一番の問題だと思う。権力が大きければ大きいほど、責任も大きくなるのに。天皇は主権者だったのに。
  • フランス全土が怒りに震える「黄色ベストデモ」という“階級闘争”(髙崎 順子) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    の報道への違和感 フランス全土で今、デモの嵐が巻き起こっている。 きっかけは去る11月17日土曜日、エマニュエル・マクロン政権の自動車燃料増税に反対する地方生活者が、ドライバーの安全確保用の黄色いベストを着て起こした抗議行動だ。SNSを介して集った全仏87箇所・3500人の行動は、その翌週には28万人以上の市民が参加する全国規模のデモへと膨れ上がった。 デモ隊の中心は穏便に生活苦を訴える労働者・年金生活者たちだが、そこに野次馬や暴徒が混入し、建造物・設備の破壊や乗用車への放火などの蛮行を起こしている。12月1日のデモでは、破損したパリ凱旋門の映像が世界中を駆け巡った。 筆者は20年来のフランス在住者として、日メディア、特にテレビによる今回のデモ報道に、強い違和感を禁じ得ない。過激な破壊シーンばかりがクローズアップされ、デモの実態や政界の対応などの核心が、適切に伝えられていないと感じる

    フランス全土が怒りに震える「黄色ベストデモ」という“階級闘争”(髙崎 順子) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
    ringonouen
    ringonouen 2018/12/08
    日本は何でこんなにデモに否定的なんだろうな。飼い慣らされすぎなのでは。
  • ゴーン事件、このままいけば日本が「無法国家」と呼ばれる恐れアリ(伊藤 博敏) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    「無法国家」のレッテル貼りの危機 日産元会長のカルロス・ゴーン容疑者を逮捕した東京地検特捜部が迷走している。日産を私物化した強欲の数々が表面化、「逮捕やむなし」という国民への印象操作には成功したが、起訴案件がいかにも弱い。 年間10億円の報酬を有価証券報告書に記載していなかったという金融商品取引法違反だが、「従業員のモチベーションを下げたくなかった」という人の不記載理由と会わせ、「オーナー経営者ならありそうなこと」である。ゴーン容疑者はオーナーではないが、絶対権力者の「帝王」だった。 記載すべきを記載していない形式犯で、90億円の不記載分を2回に分け、10日に50億円分で起訴して40億円分で再逮捕、30日の年末ギリギリまで勾留するという。海外のメディアが、否認していれば出さないという日の刑事手続きを、“歪み”として報道するのも無理はない。 まして、日には起訴後も逃亡や証拠隠滅の恐れが

    ゴーン事件、このままいけば日本が「無法国家」と呼ばれる恐れアリ(伊藤 博敏) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
    ringonouen
    ringonouen 2018/12/06
    日本が無法国家なのは事実。人権問題、国内でもアジアでも国連からも散々指摘されていたのに、フランスの富豪絡みで“日本ビジネスに損失?”くらいの具体的危機感が無いと認識できないのヤバい。
  • 健康そのものだった52歳ライターが、心臓発作で死にかけた話(上阪 徹) @gendai_biz

    いずれにしても、いわゆる心臓カテーテルで検査をしてみることが必要、それまでに発作が再び起きれば心臓が止まってしまう危険があるので急がないといけない――と。 急遽、カテーテル検査のために手術室へと送り込まれた。検査が始まり、20分も経たないうちにわかったのは、私の場合は血管が破れたわけではなかったことだった。 疑いは、冠状動脈が一時的に痙攣した冠攣縮性狭心症。動脈の痙攣によって、心臓の一部が弱まってしまったのだ。ただ、もしそのまま放置していたり、もう一度、大きな発作が起きていたら危険だった、と言われた。 幸いにも何より早く対処できたことで、命は助かったのである。そのまま入院。先生には5日と言われたが、4日後に退院させてもらった。 若い人も油断は禁物 ガンも怖い病気だが、いきなりすぐに命が奪われてしまうようなことは、そうそうないだろう。だが、心臓発作は違う。たった一度の判断ミスで、取り返しがつ

    健康そのものだった52歳ライターが、心臓発作で死にかけた話(上阪 徹) @gendai_biz
    ringonouen
    ringonouen 2018/12/05
    こわいな・
  • 「労基署に行くぞ!」会社脅すモンスター社員が、日本に与える大損害(中沢 光昭) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    何かあるとすぐに「労基署に告発するぞ!」と会社を脅す「モンスター社員」をご存知だろうか。彼らの暴走のせいで、来守られるべき人々の権利が守られなくなっている。そればかりか、会社の採用方法にも悪い影響を及ぼしているのだという。 労基署職員が「そんな人、辞めてもらえば?」 先日、著者が友人の中小企業の人事担当に聞いた話です。採用したばかりの若手社員に「入社前と話が違う。労基署に相談する」と言われたので、地元の労基署に、会社としてどこに問題があったのかを相談しに行ったそうです。 ところがそこのベテラン風の職員の第一声に、友人はとても驚きました。 「そんな人、とっとと手続き踏んで話し合って、辞めてもらった方がいいんじゃないですか?」 だったというのです。 労働者を守るはずの労基署の発言とは思えません。労基署でいったい何が起こっているのでしょうか。 まずは、友人の会社で起きたトラブルをおさらいしてお

    「労基署に行くぞ!」会社脅すモンスター社員が、日本に与える大損害(中沢 光昭) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
    ringonouen
    ringonouen 2018/11/30
    どの立場で書いているか、タイトルを見ただけですぐ分かるw 弱い立場の人間が当然の権利を行使することを「モンスター」と呼んで忌み嫌う風潮は、こうやって作られていく。
  • あまりにも危うい「外国人労働者の急拡大」…目先の利益が国を滅ぼす(墓田 桂) @gendai_biz

    急速な政策転換 外国人労働者の拡大を目指す動きが大きな関心を集めている。 安倍晋三首相が第197回臨時国会の所信表明演説で明らかにして以来、賛否両論の議論を生んでいる。11月13日には国会で出入国管理及び難民認定法(入管法)等の改正案の審議が始まり、わずか2週間後の27日に衆議院を通過した。 政策の方向性はすでに6月の経済財政諮問会議、7月の外国人材の受入れ・共生に関する関係閣僚会議で示されていた。水面下で準備されてきた政策だが、法制化の動きが明るみになって以降、国内で活発な議論が沸き起こった。 周知のとおり、国会で審議中の入管法改正案は、これまで公には認めていなかった非熟練の外国人労働者の拡大を目指すものだ。2019年度からの5年間で最大34~35万人の導入が想定され、14の業種が検討対象となっている。「出入国在留管理庁」の新設も予定されている。 改正法が成立すれば、来年4月には2つの新

    あまりにも危うい「外国人労働者の急拡大」…目先の利益が国を滅ぼす(墓田 桂) @gendai_biz
  • ネットを徘徊する怪物「差別的デマ」は、いま誰を餌食にしているのか(古谷 経衡) @gendai_biz

    金魚、チューリップ、朝顔、フラフープ、カメレオン、シベリアンハスキー・・・。古今東西を問わず、人間社会には「ふっと出現し、ふっと消えゆく」ブームがある。それと同じように、ネット右翼の社会にも同じような「ブーム」が存在する。稿は、2002年に出現したネット右翼が、「呪詛の対象」として前衛に置いてきたブームの変遷を振り返るものである。 (図は過去15年に於けるネット右翼「ブームの変遷」を示したもの、筆者作成) (1)「在日特権」という虚構の誕生 2002年の日韓共催ワールドカップをその分水嶺として発生したネット右翼は、当初、ワールドカップ熱に煽られるマスメディアと列島の熱狂をみて、「既成のマスメディアと広告代理店(主に電通)が、在日韓国人・朝鮮人の悪事や悪イメージを糊塗する大々的キャンペーンに乗り出した」という妄想を仕立て、それと並行して「在日特権」という概念を「創作」した。 「在日特権」と

    ネットを徘徊する怪物「差別的デマ」は、いま誰を餌食にしているのか(古谷 経衡) @gendai_biz
  • ウィキペディアが、実は「男の世界」だって知っていましたか(北村 紗衣)

    ウィキペディアはドレスがお嫌い? 2011年4月29日、エリザベス二世の孫で、英国王位の継承権を有するウィリアム王子とケイト・ミドルトンが結婚した。この結婚式は非常に晴れがましいもので、世界中で報道された。 多くの人が2人を祝福する一方、王室に反旗を翻す共和主義者は結婚式報道一色でうんざりしていた…のだが、そんな中、晴れがましさや反骨精神とは関係ない問題で沸き立っているコミュニティがあった。 ウィキペディアだ。 ウィキペディアが「コミュニティ」なの?と思う方もいるだろう。ウェブ上のフリー百科事典であるウィキペディアを編集する人のことをウィキペディアンと呼び、ウィキペディアにはウィキペディアンたちのコミュニティがあって、日々、サイト運営のために様々なことをウェブ上で相談している。 英語版ウィキペディアのコミュニティは結婚式のお祭り騒ぎを尻目に、ケイト・ミドルトンのウェディングドレスに関する記

    ウィキペディアが、実は「男の世界」だって知っていましたか(北村 紗衣)
  • 「カルロス・ゴーン氏は無実だ」ある会計人の重大指摘(細野 祐二) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    「有価証編報告書虚偽記載罪で逮捕されたゴーン氏だが、そもそも会計人の眼から見れば、これは罪の要件を満たしていない」。『公認会計士vs特捜検察』などの著書のある会計人・細野祐二氏の特別レポート――。 件の罪、成立せず 2018年11月19日午後、仏ルノー・日産自動車・三菱自動車の会長を兼務していたカルロス・ゴーン氏は、自家用ジェット機で羽田空港に入国するや直ちに空港内で東京地検特捜部に任意同行を求められ、同日夕刻、そのまま逮捕された。 逮捕容疑は有価証券報告書虚偽記載罪である。日産の代表取締役であったグレッグ・ケリー氏も同日同容疑で逮捕されている。 新聞報道によれば、日産自動車の2011年3月期から2015年3月期までの5事業年度において、カルロス・ゴーン前会長の役員報酬が実際には99億9800万円であったところ、これを49億8700万円として虚偽の有価証券報告書を5回にわたり関東財務局に

    「カルロス・ゴーン氏は無実だ」ある会計人の重大指摘(細野 祐二) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
    ringonouen
    ringonouen 2018/11/25
    なぜ急に捕まったんだろうね。罪状を見ても、今の政権のほうがよほどヤバいと思うんだけど、全然捕まらないね。
  • 世界のQueenフレディ・マーキュリーが教えてくれた「多様性」(猪熊 弘子) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)

    イギリスのロックバンド「Queen」のボーカリスト、フレディ・マーキュリーを主人公に描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』を、これまで3度観た。 一度目は学生時代からのコアなクイーンファンの友人が応募して当選した公開直前のプレミア試写会で、二度目はやはり学生時代からさんざん一緒にコンサートに行った別のロックファンの友人がチケットを取っていた「爆音」上映会。そして三度目は中学2年生の双子の息子たちを連れてIMAXの大画面で……という具合だ。 50年以上生きているけれど、映画館で立て続けに3度も同じ映画を観たのは人生で初めてのことだ。しかも毎回泣いてしまった。驚いたのはフレディが亡くなってからずっと後に生まれた中2の息子たちも感動のあまり泣いていたことだ。 ブライアンとロジャーは8年もの歳月をかけて、よくぞここまでしっかりとクイーンの歩みとフレディの人生映画という美しい芸術に仕立ててくれたと思

    世界のQueenフレディ・マーキュリーが教えてくれた「多様性」(猪熊 弘子) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
  • 男たちはなぜ「上から目線の説教癖」を指摘されるとうろたえるのか(北村 紗衣) | 現代新書 | 講談社(1/4)

    説教したがらない男の皆さん、安心してください 「マンスプレイニング」(mansplaining)という言葉をご存じだろうか。「マン」(man、「男性」)+「エクスプレイン」(explain、「説明する」) を縮めて動詞「マンスプレイン」(mansplain)、その動名詞が「マンスプレイニング」だ。知っている方も多いと思うが、一応オクスフォード英語辞典で定義を確認してみよう。 男性について使う言葉。(通常は女性に話しかけている時に)必要もないのに、横柄だったり、相手を見下していたりするようなそぶりでものごとを説明すること。とりわけ保護者ぶっていたり、男性優越主義的な態度を示していたりすると思われるような口ぶりの時に使う。(拙訳) つまり、相手の女性が既に知っていたり、説明してもらう必要がないと思っていたりするのに、男性が偉そうに説明をするのが「マンスプレイニング」だ。とくに女性の健康とか、性

    男たちはなぜ「上から目線の説教癖」を指摘されるとうろたえるのか(北村 紗衣) | 現代新書 | 講談社(1/4)
  • 沖縄で猛威をふるう「中国人が攻めてくる」=中国脅威論を検証する(安田 浩一) | 現代新書 | 講談社(1/4)

    中国人観光客に油断するな」だって? 那覇市役所(沖縄県那覇市)前の路上に怒声が響く。 「みなさん、シナ(※中国に対する蔑称)がどんな国なのか知っていますか!」 拡声器を使って街頭宣伝をしているのは、地元の保守系団体だ。毎週水曜日の昼、この場所で主に「反中国」を訴えている。 「沖縄は日でしょ!」と記された幟を背にしておこなわれる街宣は、地元ではおなじみの風景となっている。 リーダー格の男性に話しかけたが、完全に取材拒否。 「あなたとは話したくない。話しかけるな」 そりゃあ、失礼しました。 ならば、ほかのメンバーに声をかけようとするも、リーダーがすかさず注意を促す。 「安田とは一切のコミュニケーションを取らないように。名刺をもらってもダメ」 ……厳しい。右派を批判的に取材していると、こういうこともある。 しかたなく、おとなしく街宣に耳を傾けた。 「シナに対してはアメとムチなんて通用しない。

    沖縄で猛威をふるう「中国人が攻めてくる」=中国脅威論を検証する(安田 浩一) | 現代新書 | 講談社(1/4)
    ringonouen
    ringonouen 2018/11/18
    沖縄に住んでいると、日本より中国の方が身近であり、良くも悪くも影響を受けると感じることは確か。有事の際、日本政府は沖縄を守ってくれないという根強い不信感も背景にある。
  • 「階級化」が進む日本は、今こそ“階級先進国”イギリスに学ぶべきだ(河野 真太郎) | 現代新書 | 講談社(1/4)

    「階級化」が進む日は、今こそ“階級先進国”イギリスに学ぶべきだ 連載「イギリス階級物語」第1回・前編 「階級」を隠蔽する日の問題点 「格差社会」という言葉がメディアに踊るようになってしばらく経った。この言葉は、社会学者山田昌弘の『希望格差社会』(2004年)が広めた言葉だとされる。 1980年代以降の新自由主義的な政治・経済の結果、貧富の差が激しくなり、貧困や「ニート」が社会問題化したことを背景に、この言葉は人口に膾炙するようになったのだろう。 だが、なぜ「格差」なのだろうか。社会的な階層を表現するにはすでに別の言葉が存在してきた──「階級」である。 思うに、階級ではなく格差という言葉が選ばれるとき、そこには、社会はとりあえずひとまとまりのものとしてあって、その中に勝ち組・負け組が生じているようなイメージがあるのかもしれない。 そのひとまとまりの社会とは「総中流社会」であり、格差社会と

    「階級化」が進む日本は、今こそ“階級先進国”イギリスに学ぶべきだ(河野 真太郎) | 現代新書 | 講談社(1/4)
  • 「科学の力」で痴漢をなくす、驚きの方法(原田 隆之) @gendai_biz

    男たちはなぜ線路を逃走するのか 「痴漢の疑いで線路を逃走」――最近このような報道を頻繁に耳にする。中には、電車にはねられて死亡してしまったケースもあれば、ラッシュ時に電車の大幅な遅延を招いて大勢の乗客が迷惑を被ったようなケースもある。 男たちはなぜ線路を逃走するのか。 最も多いのは、実際に痴漢をして逮捕を免れようとして逃げるケースだろう。捕まると困るので逃げる。これが一番単純かつ現実的な想定である。 第2は、冤罪を恐れて逃げるケース。これまで何度となく痴漢冤罪のニュースが報道されているし、映画にもなっている。やましいところはなくても、逮捕されたり、裁判になったりすると面倒なことは間違いなく、何より家庭や仕事がめちゃくちゃになってしまうかもしれない。 ごく普通の日常生活を送っている人にとって、朝の満員電車でいきなり「あなた触ったでしょ!」などと言われたら、それだけで頭の中はパニックとなり、一

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  • 「命を捨てろ。でも補償はしない」空襲被害者に冷酷すぎる日本政府(大前 治) @gendai_biz

    2年後には、一晩で10万人が死亡する東京大空襲が起きている。この予測は正しかった。来ならば、危険を市民に周知して、消火施設の整備を進めるべきであった。 ところが、この予測は「極秘」とされ、「空襲判断は、作戦上に及ぼす影響をも考慮し、一般に対し伝達を行わざるものとす」とされた。 実際に空襲が起きた後も、その被害実態は検閲対象となり、新聞紙上には「被害は軽微」「すぐに消火できた」と掲載された。 下の記事をみてほしい。右が東京大空襲(死者10万人)、左が大阪大空襲(死者5千人)を報じる記事である。 いずれも「盲爆」と表記され、死者数は隠され、短時間で消火できたと虚偽の発表をしている(左から読売報知1945年3月11日付、同3月15日付)。

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  • いま「発達障害」という概念を強く疑わなければいけない理由(内藤 朝雄) @gendai_biz

    この〈発達-環境〉調整障害スペクトラムという概念は、「発達障害」概念よりも、使い勝手がよく、副作用(たとえば前述の悪用や、後で述べる残酷な二者択一に人を追い込む可能性)が少なく、「人間にやさしい」精神医学をめざす現在の「発達障害」指導者たちの高い志にもフィットする。そして啓蒙もしやすい。学校制度の変革を促し、有益である。 〈発達-環境〉調整障害スペクトラムでは、放置された脳腫瘍の作用が影響する発達とその環境のような極端から、学校制度による中間集団全体主義環境とその影響下の発達のような極端まで、さまざまなものが連続体をなして分布している。これに対し、下位分類をつくることができる。 たとえば、学校固有の「こうでなければならない・ああでなければならない」を基準点として「こまり」がつくりあげられ、それが「発達障害」流行により精神科受診につなげられ、診断がなされることによって診断数が急増したところの

    いま「発達障害」という概念を強く疑わなければいけない理由(内藤 朝雄) @gendai_biz