エスカレーター上での立ち止まりを義務付ける市条例が昨年10月に施行されて4カ月。市営地下鉄伏見駅では、人工知能(AI)などの先進技術を活用し、エスカレーターの安全利用につなげる実証実験が行われている。AIが歩行者らを自動検知し、音声で注意喚起するシステム。5日、その様子が報道陣に公開された。
![エスカレーター歩くと「条例違反です」AIが声で注意 名古屋市営地下鉄で実証実験:中日新聞Web](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/376f290134e8ca6fbd669bfc04ea851bd898cf67/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstatic.chunichi.co.jp%2Fimage%2Farticle%2Fsize1%2F7%2F0%2F6%2F4%2F70649398d864508b3bef1ec4764c74e2_2.jpg)
震度7を記録した能登半島。記者は七尾支局で仕事中だった。大きな横揺れが長く続き、立っていられない。ここ数年の群発地震で、多少の揺れには驚かないつもりだったが、経験したことのない揺れ。正直、怖い。 どうにか支局を飛び出すと市内は半ばパニック状態。市中心部で何軒もの建物が倒壊しているのが確認できた。人気アニメ「君は放課後インソムニア」の聖地のひとつ「中山薬局」も1階部分が潰れていた。 あちこちで道路が陥没したり、ひび割れしたりで通れない。津波から避難するため、道路に車両を放置して歩いて逃げる人も目立つ。橋が崩れて段差ができ、2台の車が落ちる寸前で止まっていた。崩れた建物の下敷きになった車はハザートランプがSOSを告げるように赤く光っていた。人の気配はしないが、どうか、無事でありますように。
愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造事件で、地方自治法違反(署名偽造)の疑いで逮捕されたリコール活動団体事務局長の田中孝博容疑者(59)が、「スパイが不正署名を紛れ込ませた」などの「陰謀論」を利用し、周囲に不正への協力を求めていたことが関係者への取材で分かった。米国で拡大した陰謀論「Qアノン」の信奉者など、極端な流言を信じた人々が行動を過激化させる例は世界的に報告されている。事件の背景にも陰謀論の影が見え隠れする。 「リコールを妨害するスパイが不正な署名を紛れ込ませた」「外国の勢力と大村知事が結託し邪魔をした」。アルバイトを動員した大量の署名偽造疑惑が発覚した二月以降...
愛知県の大村秀章知事のリコール活動団体会長で美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長の女性秘書が、署名提出期限直前の昨年10月下旬~11月上旬、名古屋市内の公共施設で、押印のない大量の署名に指印を押す不正に関与した疑いがあることが、複数の関係者への取材で分かった。 高須氏は本紙の取材に「私は全く知らなかった。本人に確認したところ『田中さんから要請されて悪いことをしてしまった』と話していた。厳しくしかった」と話している。代理人を通じて女性秘書に取材を申し込んだが回答はなかった。 関係者によると、11月4日の署名提出期限直前の数日間、名古屋市内の生涯学習センターなどで、集まった署名を自治体別に仕分けする作業が行われた。一部のセンターでは、佐賀市でアルバイトが偽造したとみられる同一筆跡の署名が運び込まれ、事務局長の田中孝博容疑者の指示で、押印のない署名に指印を押す不正が行われ、高須氏の女性秘書も
石川県「医師の判断が必要」 死後に新型コロナウイルス感染が確認されたとして、石川県が11月27日に発表した金沢市の男性は、県発熱患者等受診相談センターに電話してPCR検査を希望したが受けられなかったことが、本紙の取材で分かった。男性には、ぜんそくの疾患があったという。(堀井聡子) この男性は金沢大薬学系准教授の高橋広夫さん=享年四十二。妻(43)や知人の話では、高橋さんの自宅は県外にあり、金沢市内に単身赴任していた。十一月十六日に強い倦怠(けんたい)感があり、自宅療養中の二十日には三九度台の発熱があった。二十一日に医療機関を受診したところ、インフルエンザの検査は陰性で、薬を処方された。 本人は「近くの医院」と話していたという。妻や知人とのメール記録によると、高橋さんは二十一日、県発熱患者等受診相談センターに電話してPCR検査を受けたいと伝えたが、「かかりつけ医の判断がなければ検査は受けられ
死亡後「陽性」金沢の男性 コロナ疑い 難しい判断 インフルエンザとの同時流行に備え、石川県内では先月、新型コロナウイルスと双方の検査に対応できる指定医療機関が百八十カ所まで拡充されていた。先月二十六日の死亡確認後に新型コロナ感染が分かった金沢大准教授の高橋広夫さん=享年四十二=は、整備されたはずの新たな体制の中で、検査を受けられなかった。(辻渕智之、戎野文菜) 厚生労働省は今秋、見極めの難しい新型コロナとインフルの検査診療を主に地元の診療所などで対応してもらう方針に転換した。石川県は先月、感染の疑われる発熱患者らを検査、診療できる医療機関として百八十カ所を指定していた。 この新体制ではまず、かかりつけ医など身近な医療機関に電話相談してから受診する。そこが指定医であればそのまま検査ができ、指定外であれば指定医を紹介される。県が新設した「受診相談センター」には原則、土日や夜間、受診先を迷う場合
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