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<浅川 修史(あさかわしゅうし):在野研究者> 革命運動や社会運動を推進する際にどのような組織形態を採用するかは永遠のテーマである。どのような組織をつくるかは、置かれた社会環境、政治状況、創設者の好みによって左右される。が、一般的には少数の職業革命家による軍隊に似た固い組織をつくるほうが、戦いが容易になる。反面、党内の権力争い、粛清、資金確保の困難などの多くの障害に直面する。前衛党では、手段であるはずの党が自己目的化、物神化することも一般的に見られる。 物神化はユダヤ教に起源を持つ3つの1神教が厳しく禁止する偶像崇拝に転落する。ユダヤ教正統派の厳密な考えでは、偶像崇拝とは造られた神の像に祈ることだけではなく、国旗、国歌、国家、会社、組織など永遠ではないものを崇拝することも対象になる。 1903年、ロシア社会民主労働党はボルシェヴィキとメンシェヴィキに分裂するが、対立軸は党規約=組織論だった
はじめ、なにが書かれているのかよくわからなかったのだが、2回ぐらい読んだらそれなりに読めた。付録についてくるカール・レーヴィットによる「シュミットの機会原因論的決定主義」という論文を読みながら「政治神学」を振り返っていくと、なにが問題にされているのかがつかめると思われる(『政治神学』自体はあっという間に読み終わってしまうほど短い)。 たとえば戦争や紛争がおきた、とか、現行の法律にはそぐわない現実がある、とか、法律が意味をなさなくなってしまった状態(例外状態)において、主権者による決定が必要となる、とシュミットは言う。法律が意味をなしているとき、法律に従って国家におけるもろもろを運用していけばいいので、決定は意識されない。では、どのように主権者は決定をおこなうのか? そもそも、主権者とはだれで、なぜ、ソイツが決定をおこなって良いことになっているのか? この問題を検討する前にシュミットは「いや
安倍晋三首相が2日の衆院予算委員会の答弁で、自らを「立法府の長」と言い間違える場面があった。首相は過去の国会答弁でも同じような言い間違えをしたことがある。 国民民主党の奥野総一郎氏が「(国会議員の)定数削減に真剣に取り組むのか」と質問。首相は「我々は15議席削減した。削減が多ければ多いほどいいのか、という議論もしなければならない」とした上で、「私はいま立法府の長として立っている」と述べた。委員会室がざわつく中、「失礼、すみません。行政府の長として立っているわけで、立法府の議員定数について、私が少ない方がいいと言うことがあってはならない」と語った。 奥野氏に続き質問に立った同党の渡辺周氏は冒頭、「定数削減を実現しなかったという大変痛いところを突かれ、相当うろたえたのか、自らを立法府の長と言う。動揺が隠せなかった」と皮肉った。 首相は2016年5月の衆院…
『リヴァイアサン』によれば、設立されたコモンウェルスは自然状態における人びとが互いに契約を交わすことによって成立する。群れのなかの個々人相互の契約によって主権が創設されるという、この驚くべきメカニズムの影に隠れて、ひそかにその群れのなかでは多数決投票が行われている。 コモンウェルスが設立されるのは、誰であれ一人の人かあるいは人びとの合議体に、人びと全ての人格を表す権利、つまり彼らの代表になる権利が、人びとの多数派によって与えられるということに、群れをなした人びと一人ひとり全てが一人ひとり全てと合意し誓約する場合である。賛成投票した人も反対投票した人も、一人ひとり全てが、その一人の人かあるいは人びとの合議体の全行為と判断を権威付ける〔…〕。Leviathan, chap.18. ホッブズはここで、人びとが誰に自分たちを代表させる権利を与えるのかを投票することになる集会――まさに契約のために集
Step into the world of Matayoshi, where its philosophy and principles are deeply rooted in wisdom and tradition. Like a gentle breeze that stirs the soul, Matayoshi’s core values beckon you to explore a path of honesty, discipline, respect, and continuous growth. This article delves into the origins of Matayoshi philosophy, revealing its unwavering commitment to integrity and self-control. As you
トランプ米大統領は15日、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と17日に電話会談する意向を明らかにした。正恩氏について「非常に気が合う。とてもいいことだ」と評価し、「非核化に向かっている」と述べた。ホワイトハウスで米メディアなどに語った。 トランプ氏は史上初の米朝首脳会談を振り返り、「今、北朝鮮と非常にいい関係にある。私が就任した時は戦争状態のようだった」とし、核問題を「私が解決した」と自賛した。「北朝鮮と良好な関係を持ちたい」と語った上で、「強力な(非核化の)検証プロセスを持つことになる」と述べた。 また正恩氏に直通の電話番号を教えたとし、「問題があれば、彼は私に電話ができる。私も電話できる」と語った。 会談後の記者会見で中止を示唆した米韓合同軍事演習について「私は『戦争ゲーム』と呼んでいる。就任した日から嫌っていた。(演習の)航空機代などで多額の費用をかけている」「私は中止
まずはじめに謝っておきます。今回も長いです笑 前回の記事はこちら kasumigasekipeople.hatenablog.com ---(前回)国会答弁の作り方1--- 1. 国会日程決定(質疑の数日前〜前日) 2. 質問者決定(数日前〜前日) 3. レク(問取りレク・議員レク)の日程決定(前々日〜前日夜) 4. レク(前々日〜前日夜) 5. 割り振り(レク終了後直ちに) ---今回--- 6. ひたすら書く(大至急) 6-1. 割り振り完了してから書き始めるのでは遅すぎる 6-2. 想定問答を使いこなす 6-3. ひたすら書く 6-4. 書く時の注意点 6-5. 他省庁との調整 6. ひたすら書く(大至急) 「国会答弁の作り方」なんてタイトルですから、おそらくこの記事にたどり着いた方の多くはどうやって書いているのかについての記事だと思っておられたのではないでしょうか。ようやくそこまで
「森友学園」に国有地が8億円余り値引きされて売却された問題で、財務省がすでに「破棄した」と説明してきた学園側と財務省側との大量の交渉記録が残っていたことがわかりました。財務省は交渉記録を近く国会に提出する方向で調整しています。 しかし、関係者によりますと森友学園側と近畿財務局の担当者らとの間で行われた交渉記録が残っていることがわかったということです。 交渉記録は、土地の貸付や売却をめぐる交渉が行われていた当時のもので、数百ページに上り、籠池泰典前理事長と近畿財務局との間で行われた交渉の詳しいやり取りもあるということです。 財務省は、近く交渉記録を国会に提出する方向で調整していますが、「破棄した」と答弁してきた記録が残っていたことで、当時の答弁の整合性が問われることになりそうです。 交渉記録について、財務省の太田理財局長は11日の衆議院の財務金融委員会で「職員の手控えのようなものがないか調査
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財務省の文書改竄の話を見ながら、「出口をふさぐ」と「人事権を握る」を同時にやると、「正しいことをやる」より「人事権者に気に入られる(過剰な配慮や忖度をする)」を選ばざるを得なくなるんだ、みたいなことを思った。「出口をふさぐ」というのは、別に官僚をクビになったってアカデミックや民間でキャリアや実績を積み上げられるし、政権が変わればまたスタッフになれるかもといったパスがなくて、一度辞めたら二度と戻ってこれないといった出口のなさのことで、「人事権を握る」というのは2014年に設置された内閣人事局によって審議官クラス以上の各省庁の人事権が内閣に集約されたこと。 学校なんて行かなくても大丈夫、別に大学にも入れるしと思っている(親や周囲が思わせてくれる)子であれば大丈夫でも、そうでないと追い詰められて自殺してしまうのと似ているのかもしれない。 官僚は外部との流動性が低いというのは、日本が「ポストに人を
平成7年8月15日 (英語版はこちら) (中国語版はこちら) (韓国語版はこちら) 先の大戦が終わりを告げてから、50年の歳月が流れました。今、あらためて、あの戦争によって犠牲となられた内外の多くの人々に思いを馳せるとき、万感胸に迫るものがあります。 敗戦後、日本は、あの焼け野原から、幾多の困難を乗りこえて、今日の平和と繁栄を築いてまいりました。このことは私たちの誇りであり、そのために注がれた国民の皆様1人1人の英知とたゆみない努力に、私は心から敬意の念を表わすものであります。ここに至るまで、米国をはじめ、世界の国々から寄せられた支援と協力に対し、あらためて深甚な謝意を表明いたします。また、アジア太平洋近隣諸国、米国、さらには欧州諸国との間に今日のような友好関係を築き上げるに至ったことを、心から喜びたいと思います。 平和で豊かな日本となった今日、私たちはややもすればこの平和の尊さ、有難さを
三浦瑠麗氏のワイドショーでの発言が話題になっている。「北朝鮮の政権が倒れたら、大阪のスリーパーセル(工作員)が破壊工作をする」というのだが、政権が倒れたら戦争になり、工作員なんて大した脅威ではない。それよりワイドショーがこういう話題をもてはやすようになったことに危惧を感じる。 いまワイドショーの主な話題は森友・加計などの「反安倍」だが、視聴者は飽きているだろう。もし朝鮮半島が「有事」になると、180度旋回することは確実だ。かつてそういう現象が起こったからだ。1931年8月8日に大阪朝日新聞は、高原操主筆の署名でこう書いた。 軍備縮小の旗印が国民の支持するところであることは疑を容れることのできぬ事実である。[…]軍部が政治や外交に嘴を入れ、これを動かさんとするはまるで征夷大将軍の勢力を今日において得んとするものではないか。 当時の新聞の論調はそろって「反軍」や「軍縮」で、東京朝日の緒方竹虎編
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