空気読むのをやめよう 「女性が輝く社会を」なんて言われなくても、“先輩”は既にそれぞれの光を放っていた。連載「たのもー! フェミ女道場」(2015年4月~今年3月に大阪本社発行版で掲載)で、取材したフェミニストのことだ。 連載の目玉は、1970年代初めのウーマンリブからわき上がったフェミニズム(女性解放の運動と思想)の波をけん引した女性のインタビュー。セクハラやドメスティックバイオレンス(DV)の概念すらない時代に、身の回りで起きる不条理は社会の仕組みのせいと、「ノー」の声を上げてきた。彼女たちから学んだ「黙らないことの大切さ」を伝えたい。 37歳の私は、シングルで2人の子を育てる。結婚や離婚、出産を経て初めて「妻」「母」の役割を求められる息苦しさや、育児と仕事の両立の壁にぶつかり、性差別の問題に関心を持つようになった。だが、集会や女性団体に取材に行ってもパワフルな60代以上の世代ばかりが
見た目は美女でも心は男――。「カリスマ男の娘」として人気を博し、過去には男性なのに女優としてAVデビューを果たした大島薫。女性の格好をしたまま暮らす“彼”だからこそ覗ける、世の中のヘンテコな部分とは? 長らく続くAV強要問題について、政府が動きだそうとしている。 そもそもこの件の発端は、アダルトビデオ出演を拒否した女性に対して、所属プロダクションが違約金として2460万円の支払いを求めた裁判だ。結果的にそれが、アダルトビデオ業界に存在していた”慣例”を明らかにする形になった。 内閣府の最近の調査結果も注目を集めている。当初の勧誘や募集に沿って契約まで至った197人のなかで、契約の有無にかかわらず望まない性的撮影をされた女性は73人にものぼるという。 これに対して当のAV業界関係者の間では「撮影中そんな素振りも見せなかった子ばかりなのに、何を言ってるんだろう?」という反応が多い。 業界自体の
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