通常、私たちは使い終わったカトラリーや食器は、洗剤で洗ったあとに乾燥させてまた使います。食中毒を起こす病源体は乾燥に弱いものも多いので、食器類を洗浄して一度乾燥させてから使用することで、食器を介して食物に病源体が移ることをほとんど防げます。 しかし、使った後の哺乳瓶をしっかり洗っていなかったりすると、残っていたミルクを栄養として細菌などが増殖し、感染症を引き起こす可能性があります。 赤ちゃんの免疫の力が弱い時期には、これらの細菌が問題になる場合があります。 ですから、リスクを下げるために、授乳を終えた哺乳瓶を洗浄・乾燥後に、消毒するように指導されることがあるのです。 こうした心配があるので、WHOなどが作成した資料をもとに厚生労働省が公表したガイドラインにも、「乳児への哺乳と調乳に使用された全ての器具を次の使用前までに徹底的に洗浄及び滅菌することは非常に重要である」という記載があります[*
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