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ブックマーク / blog.tinect.jp (233)

  • 教育の目的は「感動」にあると思う。

    最近、仕事で感動したことがある。 といっても、仕事に感動したわけではない。 学問に感動したのである。 ☆★☆★☆ 仕事をしているとお客様からのクレームを受けることは、まずまず多い。 例えば、 現場に近い部署で働いていたときは社外のお客様から、クレームを受けた。 人事の仕事をしている今は社内の“お客様”(=社員)から、クレームを受けた。 中には「怒るポイントはそこなの?」と不思議な気持ちになるクレームもある。 といっても、よく話題になる“理不尽なクレーム”ではない。 【A】ある事象に対し、「これはダメだ!」と怒られる。 これはわかる。同調できるかどうかはともかく、怒るポイントが明確である。 【B】一方、ある事象に対し、「●●さんと違うからダメだ!」と怒られる。 これは事象への怒りではなく、他者と比較した結果への怒りである。気持ちはわかるけれど、怒るポイントがずれている気がする。 社内でも社外

    教育の目的は「感動」にあると思う。
  • 「良いものが売れる」は間違い。売るための努力をしなくては、何も売れない。

    こんにちは、ビルマテル株式会社、取締役の白井 龍史郎です。 前回、「熱中症を予防するスポーツ用の帽子」が5年の歳月をかけて製品になるまでのお話をさせて頂きました。 しかし、製品化の後には「売る」という、最も難しい仕事が待っています。 そして、それはAirpeakと名付け、アメリカのオーランドで行われていたPGA(全米ゴルフ協会主催)の展示会に出展した時に、露わになりました。 「いい製品だね」 と多くの人に言われるものの、受注には全く結びつかないのです。 「いい製品」であることは前提です。 しかし、買う側にとっては何かが足りないというでもあります。このギャップを埋めなければ、拡販は望めません。 穴の空いたヘルメット「ヘルメッシュ」(詳しくは第1回ご覧ください)を製品化した時も全く同様でした。 結局のところ、「ヘルメッシュ」が爆発的に売れたのは「製品を開発すること」と、「売れるように改良するこ

    「良いものが売れる」は間違い。売るための努力をしなくては、何も売れない。
  • 「こんなこと当たり前だ。いわなくてもわかるだろ?」と言われたけど、私は知らなかったこと。

    社会人になりたての頃、 「こんなこと当たり前だ。いわなくてもわかるだろ?」 と、先輩によく言われたものである。 しかし、その「当たり前」が意外と当たり前ではなかったりするから会社は怖い。 「そんなにあたりまえかなぁ?」と思うものもかなりあった。 だが、大事なことに限って、はっきり言う人はいないし、明示されることもあまりないので、「知らない人」は不利益を被る。 今回は、会社で聞かされた、そんな話を集めてみた。 1.他者の評価は、自己評価より遥かに重要 「他人がどう思うかなんて、関係ないんだよ!」 とマンガの主人公はカッコよく言うが、組織の中では現実はそれとは正反対である。 むしろ正反対だからこそ、主人公はそう叫ぶのだろう。 先輩は逆に、こう言った。 「お前がどう思うなんて、これっぽっちも意味が無いんだよ。」 組織で仕事をするにあたって最も重要な価値観は、「上司」と「客」がなんと思うかである。

    「こんなこと当たり前だ。いわなくてもわかるだろ?」と言われたけど、私は知らなかったこと。
  • SF小説「星を継ぐもの」が紛れもない史上最高傑作である理由。【GW推薦図書】

    世の中には「SF小説」というちょっと偏ったジャンルがありまして、およそ一般的な読書傾向の方々は、あまりこのジャンルに触れない傾向があるような気がしています。 「そのジャンルを別段偏愛していない人でも手にとる」 と 「そのジャンルを偏愛している人でないと手にとらない」 というのがありまして、SFというジャンルには後者の割合が著しく多いような肌感があります。 面白いんですけどね、SF小説。 しんざきは昔からのSF小説好きでして、国内SFも読めば海外SFも読みます。 どちらかというと海外の、ちょっと古めのタイトルが好きな傾向があるかも知れません。ブラッドベリとか、カードとか、ティプトリーとかが特に好きです。国内だと神林長平先生を偏愛しています。 が。これは恐らく、SF好きの人なら結構多くの方が同意してくださると思うんですが。どれか一作、ありとあらゆるSF小説の中での最高傑作を選べと言われれば

    SF小説「星を継ぐもの」が紛れもない史上最高傑作である理由。【GW推薦図書】
  • タスクをどんどん遅延させてしまう人に、何故遅延させてしまうのかヒアリングした時の話

    何度か書いていますが、しんざきはシステム関係の仕事をしており、今はそんな大きくないチームの責任者です。自分でも色々作業しますが、一応マネジメントもする立場です。 今とはまた違うチームにいた頃、チームの統合・再編成が行われたことが何回かありました。 チームメンバーは増えたり減ったりしますが、大体毎度、新しいメンバーを何人かは見ることになります。 当たり前のことですが、知らないメンバーと一緒にやっていく際には、まずその人にどんなタスクを振るか、どうタスクを振るかを考えないといけません。 何か新しい技術に触れていくならどのようにスキルのキャッチアップをしてもらうか考えないといけませんし、引き継ぎがあるなら引き継ぎの計画を立てなくてはいけません。 だからチームの再編成の時には、格的に仕事を始める前に、それぞれのメンバー、及びそれぞれのメンバーの以前の上司に必ず面談とヒアリングをします。いや、別に

    タスクをどんどん遅延させてしまう人に、何故遅延させてしまうのかヒアリングした時の話
  • 「給料が安いから、評価されないから」と言って仕事で手を抜くと、あとで困ったことになる。

    「給料上がらないし、評価されないから適当にやってるの。」と、知人は言った。 「こんなに安い給料で、真面目に仕事やってらんねーよ。」と、若手社員も飲み会で愚痴った。 —————- 友人はそれを聞いて言った。 「なあ、おれ、ああ言うセリフを聞くたびに、なんか違和感があるんだよな。」 「どんな?」 「待遇が悪いから、手を抜いたり、真面目にやらなかったり、って、言うことがさ。」 ふざけて言ってるのかと思ったが、彼は笑っていなかった。 「ふーん、なんで?そう言ってる人、多いと思うけど。」 私が切り返すと、彼は 「多分、そういうことをしていると、自尊心が失われていくというか……ますます「カネで買われている」という気持ちが強くなるんじゃないかな。」 「自尊心。」 「例えばさ、俺、小学校の時、絶対に勝てない勝負をさせられた。」 「何の?」 「リレーのアンカー。クラスの中ではおれが早かったけど、隣りのクラス

    「給料が安いから、評価されないから」と言って仕事で手を抜くと、あとで困ったことになる。
    ruinous
    ruinous 2017/04/24
  • なぜ「ヒアリング」をしただけで、その人の実力がある程度わかるのか?

    コンサルタントをしていた頃、仕事の一つに、「ヒアリング」があった。組織で働いている人に聞き取りを行い、その企業と業務をより深く理解するために行うものだ。 もう15年以上にわたり、何百、何千という人へこの「ヒアリング」を行ってきた。 そして先日、この「ヒアリング」に関して、ある方から 「コンサルタントは、ヒアリングをなんのためにやっているのか?」 と聞かれた。 別に隠すほどのものでもないので、「業務、人間関係、文化の理解」「課題の発見」など、一般的なことを答えたが、 「当にそれだけか」と改めて問われた。 どうやら、会社にコンサルタントが入ったらしく、色々と聞かれるとのこと。 意図がわからないので、どこまで正直に答えてよいのかわからないらしい。 「そのコンサルタントが同じ考え方でヒアリングしているかは、わからないよ」 とお伝えしたが、「それでもいい、参考に」というので、少し話をした。 実は、

    なぜ「ヒアリング」をしただけで、その人の実力がある程度わかるのか?
  • 結構な割合で、残業を好む人はそれをある種の「副業」だと思っている。

    電通の過労死問題を皮切りに残業規制が設けられることとなり、最終的に100時間を一応の上限とする事で残業規制が一応行われることとなった。 残業「100時間未満」規制、運送・建設業は5年間猶予へ 働き方改革実行計画を決定 政府は28日、働き方改革実現会議(議長・安倍晋三首相)の最終会合を開き、残業時間の罰則付き上限規制などを盛り込んだ「働き方改革実行計画」を決定した。政府は今秋の臨時国会で関連法の改正案を成立させ、2019年度の施行をめざす。 実行計画は、長時間労働の是正に向けた残業時間の上限規制と、非正社員の待遇改善を図る「同一労働同一賃金」が2柱。残業時間については、繁忙期も含めた年間の上限を「720時間(月平均60時間)」、きわめて忙しい1カ月の上限を「100時間未満」とすることなどを盛り込み、事実上青天井となっている残業時間に初めて法的な強制力がある規制を設ける。 (ハフィントン・ポ

    結構な割合で、残業を好む人はそれをある種の「副業」だと思っている。
    ruinous
    ruinous 2017/04/04
  • アフリカの村で70万円盗まれたら、いつの間にかあたり一帯がバブルにわいていた。

    こんにちは。日植物燃料株式会社、代表の合田です。 アフリカの呪術師との戦いには辛くも勝利したものの、もちろんアフリカは日の常識が通用するところではありません。 当たり前ではありますが、「郷に入っては郷に従え」という格言通り、私たちは「現地の常識」に従う必要がありました。 今回はそんな話です。 ————– すこし前、東大の研究員の方とモザンビークで共同研究をやっていた時の話です。 ある時、私は急遽日に戻らないといけなくなり、現地で同居していた東大の研究員Tくんに100万円ほどを預けて帰ることになりました。 まとまったお金が必要な時は、現金を手元に置くしかないのです。ちなみに、日円での100万円は現地のお金で4〜5千万円分に相当するほどの大金です。 (モザンビークの集合住宅) 普段はお金を金庫に入れていますが、翌日すぐに使う予定だった100万円だけは、金庫から出してTくんに預けました。

    アフリカの村で70万円盗まれたら、いつの間にかあたり一帯がバブルにわいていた。
  • モチベーションは成功体験によって、テクニックは失敗体験によって育つ。

    どうも、しんざきです。先日長男と人生初スキーに行きまして、死ぬほど転がってきました。危うく死ぬところでしたが面白かったです。 先日、「興味が連鎖する子」についての記事を書かせて頂きました。こちらです。 「こういう子はほぼ100%伸びた」というパターンの話 簡単に言うと、 ・何か一つのことが分かった時、それだけで満足しないで、次の疑問に発展させることが出来る子。 ・一つの興味が満たされた時、更にその次は、という興味を見つけられる子。 ・更に、それを大人に聞くことが出来る子。 は大体伸びる、そのバロメーターになるのが「じゃあこれはどうなの?」という質問だ、という感じの話でした。 で、上記の記事の最後の方でもちらっと書いたんですが、「こういう指向はどうやったら育つのか」についてもうちょっと詳しく書いて欲しい、というようなお声を複数頂きました。 ちょっと前提を置いておきたいんですが、私は小学三年生

    モチベーションは成功体験によって、テクニックは失敗体験によって育つ。
    ruinous
    ruinous 2017/03/24
  • 「橋やトンネル、建物の補修工事」をITで改善できないかと考えた、システムエンジニアの話。

    みなとみらいのシステム開発会社、オリエンタルインフォーメイションサービス、代表の大内です。 前回はエンジニアの地位向上を目指すのならば、「安定した下請けビジネス」を捨て、ピラミッドの上部、すなわち「エンドユーザー企業」と直接取引をすることを目指さなければならない、とお伝えしました。 そのために必要なのはマーケティング力、営業力、そしてプロジェクトマネジメント力の3つです。 そして、この中でもっとも重要なのはもちろん、マーケティング力です。 マーケティングこそ、中小企業に最も必要な施策です。 ただこの「マーケティング」という言葉、ありふれている割にはその中身はあまり知られていません。 「システム開発会社のマーケティングって何?」 と問われて、何を思い浮かべるでしょう。 一般的には「システムの引き合い」をもらうために、ホームページを拡充したり、ブログを作ったり、ときにセミナーを開催したり、メー

    「橋やトンネル、建物の補修工事」をITで改善できないかと考えた、システムエンジニアの話。
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    ruinous 2017/03/13
  • 映画・ララランドをみて、何が面白いのかよくわからなかった人達にむけて丁寧に解説する。

    話題作であるララランドをみてきた。 率直に言って、これはかなりとっつきにくい作品だ。正直作りは相当にマニアックだと思うし、これが一般向けにヒットしているってのはちょっと驚きである。 実際、あの映画をみても全然よくわからなかったって人も多いと思うので、今回はあの映画が何を描きたかったのかについて書いていこうかと思う。 古典は古臭くて見る気がおきない・・・を覆す ララランドはミュージカルとジャズというちょっと古い娯楽を題材とした作品だ。これらは昔の娯楽が少なかった頃は、一大ジャンルとして成功していたが、現代ではどちらかというと好事家が好むタイプの娯楽である。 僕たちはちょっと古くさい娯楽を楽しむのが苦手だ。 ゲームだって今更ファミコンをやろうと思うような人はかなり少数派だろう。選べるのならばみんな、ニンテンドースイッチのゲームで遊ぶ。ファミコンのゲームに最新のゲームにない素晴らしいエッセンスが

    映画・ララランドをみて、何が面白いのかよくわからなかった人達にむけて丁寧に解説する。
    ruinous
    ruinous 2017/03/06
  • 教師がクラスの「いじめ」への対処を誤ってしまう理由。

    書くつもりで忘れていたことを書きます。 あんまり一般的な話ではないです。そんな例もあるのか、という程度でご認識頂ければ。 小学校の先生をやっている知人が1人います。とあるアナログゲーム界隈でよく遊ぶ人で、たまに飲みに行ったりもします。以前、小学校の図書室でライトノベルが禁止になったという話が出た時、色々話を聞いたりしました。手前味噌ですが、この記事です。 (小学校図書室でラノベが禁止された件について、小学校教師に聞いてみた) で、また別の機会に、といっても何年か前ですが、彼と飲みの席で話したことがありました。 その時聞いた話が、自分としてはとても明快で、納得感も高かったのです。記事にする許可まで取ったのに、今の今まで忘れていました。 テーマは、「教師がクラスの「いじめ」への対処を誤ってしまう理由」。 最初はちょっと、webに上がってくるいじめ体験談やら、訴訟にまでこじれてしまったいじめ問題

    教師がクラスの「いじめ」への対処を誤ってしまう理由。
  • 「アフリカの呪術師」と全面対決するため、電子マネーを導入した話。

    こんにちは。日植物燃料株式会社、代表の合田です。 今回は、前回に引き続き、モザンビークで「バイオディーゼル事業」に着手したところからの話です。 バイオディーゼル燃料事業を成立させるためには「生産」と「販売」の2つが課題です。 ですから何よりもまず、私たちは「バイオディーゼル燃料」を安定して生産できなければなりませんでした。 そこで、前回も少し触れましたが、ヤトロファの種を現地の人に提供しました。 今利用している農地にヤトロファを植えてもらうことはできませんが、今ある畑の脇に「柵」としてヤトロファを植えてもらい、収穫したヤトロファは私たちが買い取り、加工して燃料とします。 「組合」と言う形態をとりながら、1万人の農民たちに協力してもらい、なんとか私たちはモザンビークでバイオディーゼル燃料の原料となるヤトロファを栽培し、燃料を作り出すことはできるようになりました。 ですが、もちろんそれだけで

    「アフリカの呪術師」と全面対決するため、電子マネーを導入した話。
  • 「会社に来なくても良く、仕事はどこでやっても良い」と、成功する人と落ちぶれる人がはっきり別れる。

    カルビーが、事実上「会社に来なくてもいい」という働き方に舵を切った。 在宅勤務、毎日でもOK カルビーが4月以降に新制度 カルビーは4月以降に、自宅など社外で勤務する「テレワーク」の上限日数(週2日)を撤廃する。制度上は毎日テレワークが可能になる。多様な働き方を認めることで、優秀な人材を確保するねらいだ。(朝日新聞) 一見すると、自由に働け、通勤ラッシュに巻き込まれることもなく、理想の働き方ができるように見える。 実際に肯定的意見も多いが、もちろんこれの裏は 「仕事の評価は、成果でのみ行いますよ」ということに他ならない。 上の記事中にもこうある。 対象はパートや工場勤務の人を除き、契約社員を含めた入社3年目以上の社員になる見通し。会社側が勤務時間をどう把握するかなど制度の詳細や実施時期は今後詰める。同社首脳は「会社が求めるのは成果。働き方改革をしないと会社はよくならない」と話す。 これによ

    「会社に来なくても良く、仕事はどこでやっても良い」と、成功する人と落ちぶれる人がはっきり別れる。
    ruinous
    ruinous 2017/02/06
  • 効果のある教育訓練と、ムダな教育訓練のちがいとは。

    前職の頃の話。 入社したのは2001年、新卒としてだった。 上司は社内でも「鬼」と恐れられていた上司で、「新卒にコンサルティングなんぞできるわけがない」と最初に言われた。 「新卒にコンサルティングなんかできるわけがない。上が新卒を採りたいと言ったので、仕方なく引き取っただけだ」と、はっきりと言われた。 今考えれば、そのとおりだったのかもしれない。 それでもその上司は悪い人ではなかった。 「コンサルタントとしてここにいる以上、一定のパフォーマンスを出せないやつは客のところには行かせない」と、新卒と中途の差別は一切、しなかった。 全ては実力次第。 お陰で、20名ほどのグループの中で一人、中途採用のコンサルタントたちに混ざって勉強会に出席していた。 そして、その上司が企画する勉強会は、当に素晴らしくよくできていた。 何よりすごいのは、システマチックに人を短期間で鍛え上げる、そのやり方だった。

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    ruinous
    ruinous 2017/01/18
  • コンサルタントをやっていた頃に実施していた「メールの下手な人」への対処法について。

    ここ数週間、立て続けに「メールのヘタな人」に遭遇した。 中身としては、以下のような具合だ。(実際のものとは異なります) 件名:Googleアナリティクスの件で、とても困っています。 見方がわかりません。左のメニューのどこをクリックすればいいのでしょうか。 読者のことを知りたいので「ユーザー」というところをクリックしたのですが、数字がたくさんありすぎて、どの数字を見たら良いのか、これもわかりません。 どうすればいいのでしょう? 差出人が困っていることはとてもよくわかるのだが、このメールには非常に返信しづらい。 なぜならば、以下の3つが不明、もしくは曖昧だからだ。 ・何に困っているのか ・現在の状況 ・こちらにしてほしいこと とはいえ、こう言ったケースは少なくはないのだろう。 コンサルティングをしているときは、このようなメールが1日にいくつも届いた。まさに、「何がわからないのかわからない人」か

    コンサルタントをやっていた頃に実施していた「メールの下手な人」への対処法について。
  • もう、だれもあなたを管理してくれない。

    多くの方がご存知のように、いま企業は「主体的に動く」従業員を求めている。そして、主体的に動くとは、おおむね以下のようなものである。 ・自分自身で「組織にどのように貢献すればよいか」を知る ・自分自身で仕事の目標を設定する ・自分自身で仕事のやり方を決定する ・自分自身で自己の能力開発を行う 要するに、「管理されなくても成果を出せる人」が、最も望ましい人材とされる。 「そんなこと当り前じゃないか」と思う方もいるかもしれない。だが実は、これはつい50年前まで当たり前ではなかった。 アルビン・トフラーは著書*1のなかで昔の状況を次のように述べる。 「組み立てライン」をフランス語で「鎖」というのも、肉体労働者から最高管理者まで全員が「命令の鎖」に従って仕事をしたのも、偶然ではない。 仕事は熟練や頭脳を必要とせず、標準化され、この上なく簡単な動作に分解された。そして、ホワイトカラー労働が広がるにつれ

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  • 「手が動かせない人」への処方箋

    ところで私は、かつて「手を動かさない人」でした。 仕事にせよ、勉強にせよ、創作にせよ、音楽にせよ、どんなことでも「ごちゃごちゃ考えているより、まずやってみて場数をこなした方がスキルは育つ」というのは、大体の場合で当てはまる普遍的なセオリーであると思います。 ゲーム開発、アプリ開発なんかでも、実績を残している人はみんな「いいからまずやってみろ」って言いますよね。 手を動かすこと、超大事です。手を動かすことによって、課題が生まれ、自信が生まれ、ノウハウが蓄積されていく。頭で考えているだけでは何も始まりません。考えたものは、出力しなくてはいけません。 ところが、世の中には「手を動かさない人」がいます。取り敢えずやってみろ、というアドバイスを受けつつも、なかなか「取り敢えずやってみる」という実施タームに移れない、もしくは移らない人ですね。先日、Books&Appsさん内でもそれについての記事が掲載

    「手が動かせない人」への処方箋
    ruinous
    ruinous 2016/12/02
  • 話のわかりやすい人と、わかりにくい人のちがいは何?

    漫画:眞蔵修平 website:http://www.matthewroom.com/ Twitter:https://twitter.com/makurashuhei Facebook:https://www.facebook.com/makurashuhei 出典:「話のわかりやすい人」と「わかりにくい人」のちがい 前職の時から、私は「話のわかりやすさ」にはかなり個人差があると感じていた。 何故話のわかりやすい人と、わかりにくい人がいるのか?最初はよくわからなかった。「生まれつき」なのか?「訓練」なのか?しかし、いろいろな人と話すと、要は「サービス精神」のちがいなのではと思うようになった。 したがって、以下の8項目が重要となる。 1. 「結論」から話すか、「過程」から話すか 2. 「具体的」に話すか、「抽象的」に話すか 3. 「聞かれたこと」を話すか、「自分が話したいこと」を話すか 4

    話のわかりやすい人と、わかりにくい人のちがいは何?
    ruinous
    ruinous 2016/11/19