タグ

2013年4月3日のブックマーク (4件)

  • 2010-01-28 - 死んだ目でダブルピース

    樋口毅宏「さらば雑司ヶ谷」をようやく読んだ。直木賞と大薮春彦賞を同時に受賞してほしいくらいの傑作。 以下、新潮社のサイトより。 醜い奴らは、ゲリラ豪雨で皆殺し。ひねりとバカ笑いに満ちた新世紀のH(ハードボイルド)&V(バイオレンス)小説。 俺はここで生まれ、育ち、歪んだ。東京の田舎、雑司ヶ谷。友人が殺され、女が消えた。この町に別れを告げる前に〈大掃除〉をしておく。町を支配する宗教団体、中国人と耳のない男、俺の危機……豪雨を降らせ、霊園からあの世へ送りだしてやる。原りょう、馳星周ら偉大なる先達の傑作に肩を並べる暗黒小説が、ここに降臨! とにかく隅から隅まで面白い。人の命をクソみたいに粗末に扱う登場人物の行動にシビれまくる。 ストーリーの筋と関係ない会話もカッコよすぎる。 雑司ヶ谷の甘味処「よしの」で、常連客が「人類史上最高の音楽家は誰か」という死ぬほどくだらない議論に花を咲かせる場面。ジョ

    2010-01-28 - 死んだ目でダブルピース
    rumbaba
    rumbaba 2013/04/03
  • WEB本の雑誌

    【今週はこれを読め! ミステリー編】60年の時を超える犯人当て小説〜クリスティン・ペリン『白薔薇殺人事件』 犯人当て小説は作者の、読者の心理を読むセンスが問われる形式だ。  最もらしからぬ登場人物を犯人にするだけでは不十分で、...

    WEB本の雑誌
  • Matogrosso

    高見奈緒 『さらば、漫画よ』 温暖化が進んだ東京を舞台に描かれる近未来ストーリー。母急死の連絡を受け、風太のもとに駆け付けたみなぞうたち。彼らは行動を共にするが──? 最終話直前の第11話!

    Matogrosso
    rumbaba
    rumbaba 2013/04/03
    こんなのあったのか/あれ?いつのまにか直リンできるようになってる?
  • 性教育は、この一択。『ぼくどこからきたの』

    これは家で教えなきゃ、と実践しているのがと性。家庭科や保健体育では遅いし足りぬ。学校任せにしないおかげで家族の昼ぐらいは作れるようになった(ただし麺類に限る)。 では性は?探し回ったあげく、この一冊にした。 男と女の違いから始まって、セックスとは?赤ちゃんができるとは?に真正面から答えている。親子で読めて、きちんと話し合える。生々しすぎる描写ではなく、かといって抽象的すぎでもない(「プリキュアで性教育」といっても、おしべとめしべは、ほとんとメタファー)。『南仏プロヴァンスの12か月』のピーター・メイルの文を、谷川俊太郎が訳している。率直で、ごまかしのない言葉で伝えている。 一通り読み聞かせた後、性感染症の話を補足する。お風呂のとき、そこを綺麗に洗いなさいというのは、これが理由だったのか、と納得してもらう。あとは質問コーナー。山ほど出てくる問いかけに、適切な言葉を選び、分かりやすく伝え

    性教育は、この一択。『ぼくどこからきたの』