オプション愛好家としまして、最近IV(インプライドボラティリティ)や日経VIが話題になることは大変うれしいことではあります。 ただ、そこにひとつちょっとした誤解があるようです。 IVは 「オプション市場参加者が考える将来変動予測」 「オプション市場が考える将来変動についてのコンセンサス」 というふうにいわれておりますが、ある面正しいのですが、本当に予測可能性があるかというとそれはちょっと違うと前から気になっていました。 競技人口の少ないオプション市場が現物市場の変動性を予言するなど、光栄ですが荷が重すぎます。 IVが市場のなにかを予測することは一切ありません。 ここに多大な勘違いがあります。 オプションプレーヤーはこの史上最低水準になってしまったIVのレベルを前に、毎日オプションを買うべきか売るべきか迷っているわけです。その時点その時点では、買い手がいれば売り手がいます。 ぶっちゃけた話、