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ブックマーク / blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa (36)

  • これだけは読みたい金融と経済、ビジネスの本20冊+3(八重洲ブックセンター藤沢数希フェア)

    先日まで、八重洲ブックセンターで、僕の推薦図書のフェアをやっていました。 訪ねてくれた皆様ありがとうございます。 今日は推薦したのリストをアップしたいと思います。 資主義と自由 、ミルトン・フリードマン (著)、村井 章子 (翻訳) ノーベル賞学者による自由主義のバイブル的な。はじめて出版されたのは50年も前だが今でもおどろくほど新しい。自由な市場経済こそ人類を豊かにできるのであり、政府による裁量的な介入はなるべく排さなければいけない。棚に一冊置いておきたい古典。 セイヴィング キャピタリズム、ラグラム・ラジャン (著)、ルイジ・ジンガレス (著)、堀内昭義 (翻訳)、有岡 律子 (翻訳)、アブレウ 聖子 (翻訳), 関村 正悟 (翻訳) 原著のタイトルは"Saving Capitalism From The Capitalists." 資主義は資家に脅かされているのだ。フェア

    これだけは読みたい金融と経済、ビジネスの本20冊+3(八重洲ブックセンター藤沢数希フェア)
  • ヘッジファンド ―投資家たちの野望と興亡、セバスチャン・マラビー(著)、三木俊哉(翻訳) : 金融日記

    ヘッジファンド ―投資家たちの野望と興亡〈1〉、セバスチャン・マラビー(著)、三木俊哉(翻訳) ヘッジファンド ―投資家たちの野望と興亡〈2〉、セバスチャン・マラビー(著)、三木俊哉(翻訳) (More Money Than God: Hedge Funds and the Making of a New Elite, Sebastian Mallaby) アメリカやイギリスの一流のジャーナリストが書くは、時に驚くべきほどのクオリティなのだが、このもそうしたの中の一冊だろう。著者はイギリスの高級経済誌である「エコノミスト」の記者をしていたジャーナリストで、3年間にも渡り150人以上の関係者にインタビューを行い、情報が少ないトップクラスのヘッジファンドについてのすばらしいノンフィクションを書き上げている。 現在のトップクラスのヘッジファンドの創設者たち―マクロ経済の方向に賭けるジョージ

    ヘッジファンド ―投資家たちの野望と興亡、セバスチャン・マラビー(著)、三木俊哉(翻訳) : 金融日記
  • こういう時に政府のリーダーができること : 金融日記

    東北沖大地震でダメージを受けた東京電力福島第一原子力発電所が爆発しました。これに関して一連の政府の発表は後手後手に回り、マスコミやネットで批判されています。僕はツイッターを見ていましたが、政府の発表やそれを受けてのNHKの解説に比べて、hayano氏やikedanob氏の方がより速く正確であったと思います。 枝野官房長官は政府が情報収集とその分析に尽力しているといっていますが、正直いって正確に情報を収集してそれを正確に分析するなんてことは絶対にできないので無駄です。菅首相は自衛隊のヘリで現場に駆けつけたといいますが、菅首相が現場に駆けつけてもいいことは何もありません。むしろ現場は、菅首相みたいな非常に偉い人が来ると、その対応に追われ、迷惑この上ありません。 仕事ができない上司ほど、いろいろ指示を出してリーダーシップを取ろうとします。自分の専門分野の政治・経済でたっぷり時間があってもリーダー

    こういう時に政府のリーダーができること : 金融日記
  • 世紀の空売り―世界経済の破綻に賭けた男たち、マイケル・ルイス、東江一紀(翻訳) : 金融日記

    世紀の空売り―世界経済の破綻に賭けた男たち、マイケル・ルイス、東江一紀(翻訳) (The Big Short: Inside the Doomsday Machine, Michael Lewis) ちょっと前に出版されて話題になっていたでしたが、僕はAmazonで買ってそのまま机に積んでありました。今回の金融危機に関するはそれこそ山のように出版されていて傷気味だったからです。それでクリスマス・シーズンでちょっと仕事も暇になってきたのでしょうがないので読んでみることにしました。しばらく読み進むと、僕はひどく後悔することになりました。なんでもっとはやくこのを読まなかったのだろうかと思ったからです。それほどこのは傑出したノンフィクションです。世間的には全く無名で、どちらかというと住宅ローン債券に関しては最初は素人だったみっつの小さなヘッジファンドを通して物語は進行していきます。彼ら無

    世紀の空売り―世界経済の破綻に賭けた男たち、マイケル・ルイス、東江一紀(翻訳) : 金融日記
  • 図解いちばん面白い日本国債入門、永野学 : 金融日記

    図解いちばん面白い日国債入門、永野学 このは日国債のですが、一章と二章に世界の通貨の歴史がとてもよくまとまっています。 この前に紹介した「通貨で読み解く世界経済」は格調高い文章と内容だったのですが、正直ふつうのビジネスマンはこっちのの方がはるかにわかりやすくて時間の節約になりますね。 現代のお金は信用貨幣といって人々の信用だけが頼りです。 つまりそのお金がなぜ価値があるかというと、他の人が価値があると思って受け取ってくれるからという、それだけの存在なのです。 そしてこの紙切れのお金とは、中央銀行のバランスシートで政府の発行する国債とつながっていますから、その国の国債の信用とお金の信用はほぼ同義です。 このはそんな国債がどのように発行され、どのように取引されているか、誰がどれだけ持っているのかなどの国債の基礎知識を非常にわかりやすくまとめています。 また、莫大な政府債務が積み上が

    図解いちばん面白い日本国債入門、永野学 : 金融日記
  • セイヴィング・キャピタリズム、ラグラム・ラジャン(著)、ルイジ・ジンガレス(著)、堀内昭義(翻訳)、有岡律子(翻訳)、アブレウ聖子(翻訳)、関村正悟(翻訳) : 金融日記

    セイヴィング・キャピタリズム、ラグラム・ラジャン(著)、ルイジ・ジンガレス(著)、堀内昭義(翻訳)、有岡律子(翻訳)、アブレウ聖子(翻訳)、関村正悟(翻訳) (Saving Capitalism From The Capitalists: Unleashing The Power Of Financial Markets To Create Wealth And Spread Opportunity) 僕は常日頃から、資主義社会で成功した人たちや鳩山前首相のような莫大な財産を引き継いだ資産家たちが、どうして時に社会主義者になるのか奇妙に思っていた。 ロシアのスターリンやカンボジアのポル・ポト、中国の毛沢東など、社会主義国家の指導者は何百万人(諸説によれば何千万人)という自国民を処刑したし、その非効率な計画経済のために餓死してしまった国民を含めれば被害者の数は1億人に達するといわれている。

    セイヴィング・キャピタリズム、ラグラム・ラジャン(著)、ルイジ・ジンガレス(著)、堀内昭義(翻訳)、有岡律子(翻訳)、アブレウ聖子(翻訳)、関村正悟(翻訳) : 金融日記
  • 最近の円高ドル安について・・・ : 金融日記

    こんにちは。藤沢Kazuです。 最近、株価は上がったり下がったり、そして、もっと下がったりでなかなか面白いですね。 アメリカの大きな証券会社が潰れたりして、この業界も戦国時代の様相を呈して来ました。 さて、今日は最近の円高ドル安に関してちょいとばかりコメントしたいと思います。 と言うのも、経済の勉強のとてもいい材料だと思ったからです。 エコノミストの為替予測はほとんど当たらないことが知られています。 (こうやって書くとアナリストの株価予測は当たるような気がしますが、もちろん、こっちも全然当たりません) また、為替は経済の合理性と言うよりも、むしろ政治的な要因で動いたり固定されたりするものでこれも予測をなかなか難しいものにしています。 (つまり、政治的に知らぬ間に毟り取られる一般庶民と、利益を搾取する既得権益層がいるわけですが) さて、最近の円高ドル安でみんな騒いでいますが、僕みたいな理屈が

    最近の円高ドル安について・・・ : 金融日記
  • ファイナンスを勉強するためのいい本5冊 : 金融日記

    今日はファイナンスを勉強するためのいいを各分野からピックアップしたいと思います。 ファイナンスは直訳すると金融ですけど、英語でFinanceというと資産運用や保険や金融工学などまで含むかなり広い意味で使われています。 狭い意味でいうと文字通り「金融」で、お金を融通する、つまりお金を貸すことです。 経済というのは、お金があまっている人や企業が、お金をより有効に使えるけどお金が手元にない企業や国などに貸し出すことにより、より効率的になり、より豊かになっていきます。 日政治や経済を考える上でファイナンスを勉強する意味は大いにあるのですが、個人レベルではむしろ買った株や不動産が上がるのかどうかとか、どんな保険に入ればいいのかといった問題になります。 こちらも立派なファイナンスです。 さて、今日はそんなファイナンスを勉強するためのとっておきのを5冊紹介しましょう。 ところでファイナンスの

    ファイナンスを勉強するためのいい本5冊 : 金融日記
  • マーケティング的なるものは人々をインスパイアしない―民主党の支持率低迷から考えたこと : 金融日記

    民主党政権の支持率が下げ止まらない。 最近の多くの調査で30%を切る危険水準に陥っている。 出所:時事ドットコム、時事通信社 しかし、これは見方によっては非常に皮肉なことではないか。 民主党政権は人気につながることなら何でもいうし、何でもやろうとする超ポピュリズム政権だ。 そこには長期的な日の国益のビジョンはまったくなく、つねに世論に阿り、マスコミに媚び、大きな票田を持つ利権団体には平身低頭で接する、徹底した大衆迎合だけが存在するのだ。 たとえばAとBという政策があったとき、民主党政権が気にすることは、どちらを選べばより支持率が上がり、より選挙に有利になるかということだけである。 しかし、今、国民からそっぽを向かれているのが、その民主党政権なのである。 このようなポピュリズム政権が、その意図とは裏腹に、どんどん人気を失っていくことはなんだかとても不思議だ。 しかし、実はこれは不思議でもな

    マーケティング的なるものは人々をインスパイアしない―民主党の支持率低迷から考えたこと : 金融日記
  • 金融日記:グローバル資本主義だけが世界を平和にし、世界の貧困問題を解決できる ―米軍ヘリによる民間人誤射殺の映像から考えた事

    欧米のメディアではこの最新鋭の米軍ヘリによる民間人誤射殺の映像が話題になっている。 被害者がたまたま欧米の金融・経済情報のトップ・メディアであるロイターのイラク人記者だったことから、このような映像の入手が可能になっとものと推測される。 そこに映し出されるのは、高度に組織された指揮系統の中、最新鋭の兵器でターゲットを淡々と殺戮していく米軍の様子だ。 まるでひとりひとりが歯車となり高度な分業体制で業務を行う現代の企業活動のようである。 米兵はそれが自分に与えられた仕事だから、さまざまな法令や軍のルールに則り、彼らの任務、つまり殺人を実行しているのだ。 彼らもまた善良な市民であり、秩序を重んじる組織人なのである。 また、こういった兵器の開発をしているのも、みな善良な市民であり、善良なエンジニアである。 アメリカの理系の大学院は莫大な研究費を軍の予算から提供されている。 そういった予算が奨学金の原

    金融日記:グローバル資本主義だけが世界を平和にし、世界の貧困問題を解決できる ―米軍ヘリによる民間人誤射殺の映像から考えた事
  • 非正規社員とか派遣社員とかってみんなコンサルタントって呼べばいいんじゃない? : 金融日記

    「もっと早くしてくれないと仕事に遅れちゃうじゃないか!」 失業給付の申請窓口に並ぶスペイン人労働者 僕も若かったころはマクロな観点から「今の日経済の問題点は労働市場があまりにも硬直化しているせいで、企業も、これから日の将来を担っていく若者も来の実力を発揮できないでいるから、大企業の正社員や公務員の過剰な解雇規制を大幅に緩和するべきだ」などと随分と立派なことをブログに書いてきたんだけど、公務員と労働組合が支持母体の民主党にそんなことをいっても労働市場の流動化が行われることなど万に一つもないことに気がつき無駄な努力をするのを随分昔にやめることにした。 そして、民主党は、案の定、派遣労働のさらなる規制(今派遣社員の人の職はどうなる?)、日郵政のアルバイトの正社員化(その給料誰が払うんだ?)、官僚の天下りを禁止して定年までの終身雇用を半強制(よけい金かかるしやる気でないんじゃない?)などな

    非正規社員とか派遣社員とかってみんなコンサルタントって呼べばいいんじゃない? : 金融日記
  • 日本は優秀な政策立案者のサラリーが安すぎるんじゃないか? : 金融日記

    昨日、田原総一郎氏のコラムの中にでてくる経産省のレポートのドラフトに関してツイッターで言及したら、すぐさまフォロワーの方がレポートを見つけてくれた。 このレポートは非常によくできていたので、瞬く間にツイッターの世界で広がっていった。 日の産業を巡る現状と課題、経済産業省、平成22年2月 詳細は各自読んでいただきたいのだが、僕はこのレポートは日の現状を非常に的確に分析していると思う。 経産省の調査能力に大いに感心した。 しかしこういった的確な現状認識に基づく提言が、あまりにも残念なので考え込んでしまった。 結局のところ経産省主導の産業政策のプロパガンダであり、そういった発想では日の閉塞感を打ち破れないのはあまりにも明白だからだ。 とはいえ高級官僚のキャリアを考えると、こういう結論になるのもいたしかたない気がしてくる。 彼らの現役時代の給料は非常に安い。 年収1000万円いかない程度だ。

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  • 金融工学と経済学を勉強するためのベスト教科書セレクション(βバージョン) : 金融日記

    将来、金融業界で働きたい学生や、すでに働いている真面目な人々もこのブログを読んでくれているようなので、今日はお勧めの教科書をいろいろ紹介したいと思います。 デリバティブ・プライシング理論 Derivatives Pricing Theory このハルはこの分野のバイブルといわれており、デリバティブ関連の仕事をしている人やオプション理論を使っている人は、みんな一冊持っています。 デリバティブの分野では世界の標準テキストとしてNo.1の地位をゆるぎないものにしていますね。 確かに幅広い分野を網羅しているし、版を重ねるごとにクレジット・デリバティブやエネルギー・デリバティブなどの新しい話題を取り込み、どんどん洗練されていっています。 非常に丁寧な解説で間違いなくお勧めの一冊ですね。 しかし、この教授はこので一体いくら稼いだのでしょうか? 印税だけで億単位のお金を稼いでいることは間違いなさそう

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  • 今後は普通のサラリーマンが一番増税される : 金融日記

    このまま日の政府債務が膨張していくと、政府は(1)国債をデフォルトさせる、(2)日銀に国債を直接買わせる、(3)重税を課して債務の発散をい止めるというみっつの選択肢しかなくなります。 日国債はほとんどが日人が持っているので、(1)と(2)だったら、(1)のデフォルト、つまり政府が借金を返しませんと宣言するよりも、政治的にも外交的にもはるかにやりやすい(2)の日銀によるファイナンスが行われる可能性が高いと思われます。 その場合は通貨価値が激しく変動しながら信用が崩壊していくインフレが起こるでしょう。 (3)の増税の可能性はどうでしょうか? 僕はこの可能性はかなり高いと思っています。 ロシアやアルゼンチンのような財政破綻した国をみると、公教育を担う教師や政府の公務員に支払う給料がストップしたりしています。 また、財政が破綻してしまえば、年金生活者などは一番困るでしょう。 公務員や日教組

    今後は普通のサラリーマンが一番増税される : 金融日記
  • 政府の規制や補助金はなぜ醜悪なのか? ―レントシーキングの罠― : 金融日記

    JALは更生法申請をして法的整理を経て、再生への道を歩み始めました。 会社更生法とか私的整理とかいろいろむずかしい法律用語がでてきましたが、要するにJALが借りたお金をどうやって踏み倒すかというだけの話で、実はとても簡単な話です。 いちばん踏み倒されたのはいうまでもなく日の銀行ですね。 ご愁傷様です。 (日の銀行にお金を預けているのは日の国民なので、この踏み倒されたお金は、僕の、そしてあなたの預金金利がまたちょっと下がることによって、僕が、そしてあなたが負担します) そして、借金がなくなって、さらに政府の手厚い支援のもと(つまり僕の、あなたの、我々の税金を使って)、JALは再建されるのです。 しかし、これではもともとまじめにやっていたANAの方はたまったものではありません。 ANAの社員はJALの社員よりも給料が安いと聞きます。 おそらくいったんつぶれても、JALの社員はそんなに給料

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  • 独立とか起業とか考えるのに面白かった本もう5冊(技術編) : 金融日記

    正直いうと前回のエントリーはいつもよりかなり適当に書いたんですけど、500近いはてなブックマークがついて大変驚きました。 しかし、このことは実は今の日社会の大きな歪みを浮き彫りにしたように思います。 僕のブログの読者層でいちばん多いのは20代から40代ぐらいのちょっとばかり優秀でちょっとばかりがんばっているサラリーマンではないでしょうか。 そして、その人たちの多くが実は会社を辞めて自分でビジネスを持ちたいとかなり切実に思っているのではないかということです。 考えてみれば彼ら(日の大企業に勤めている働き盛りのサラリーマン)の閉塞感は相当のものでしょう。 自分たちより上の世代では全然働いていないのに高給取りのノンワーキング・リッチがどっさりいますし、気前のよすぎた退職者への企業年金の支払いが会社の収益に重くのしかかってきます。 かといって経営者は調整型の人ばかりで抜的な改革をできるとは思

    独立とか起業とか考えるのに面白かった本もう5冊(技術編) : 金融日記
  • 金融日記:独立とか起業とか考えるのに面白かった本5冊

    今日は、脱サラして自分でビジネスを持ちたいと考えている人が読むととてもためになって面白いを5冊紹介します。 1.やりがいある仕事を市場原理のなかで実現する! 渡邉正裕 MyNewsJapanを創業した渡邉正裕さんのです。 渡邊さんは日経新聞の記者のあとIBMのビジネスコンサルタントを経て、完全に独立したニュースサイトを起ち上げました。 やはり日経の記者とコンサルタントをやっていただけあって、勝算がどれぐらいあってどういう動機で起業したかが具体的にとても分かりやすく書いてあって面白いです。 出版された時点での売り上げやアクセス数なども全部生々しく公表してあります。 ちなみに著者は日経の記者時代に自身のホームページを持っていたらしく、そこで記者クラブの利権や、取材先から賄賂づけにされている実態などを書いていて、会社とケンカして裁判にまでなっています。 いやー、いいですね。ファイターです。

    金融日記:独立とか起業とか考えるのに面白かった本5冊
  • スーパーコンピュータと核兵器と私 : 金融日記

    民主党の事業仕分けによって、理研と富士通の共同開発による世界一速いスーパーコンピュータ(スパコン)を作る国家プロジェクトが中止に追い込まれそうで、方々で話題になっているようです。 その議論は「日は資源のない国だから科学技術投資をしなくてどうするのか」といったものから「これは一種の公共事業で競争力のない特定の業界や特殊法人との癒着による談合だ」といったものまでいろいろあるようです。 しかし、こういう議論をしている評論家も民主党の議員や急にいろんなことをいいだした大物学者もスパコンを実際に使ったことがある人はいないのではないでしょうか。 ということで、だいぶ昔に基礎科学の研究をしていたころ僕はスパコンを毎日のように使っていたのですが、なんとか昔の記憶を思い出してスパコンというものを解説してみたいと思います。 1.スパコンはどうやって使うのか? おそらく科学者がなんか複雑な計算をスパコンで実

    スーパーコンピュータと核兵器と私 : 金融日記
  • 東京と言う街の魅力 : 金融日記

    僕は東京と言う街が好きだ。 夜、丸の内でタクシーを拾って西麻布に向かう時、いつも決まってインペリアル・パークの横の内堀通りを抜けて行くのだが、この時の右手一面に広がる皇居前広場の松の木、その奥のお堀と欝蒼と茂る緑の木々、そして、左手にはまたお堀があってその向こう側に悠然と建ち並ぶ近代的な高層ビル群が見渡せる。 何度見ても、この二重橋前のあたりから一望できる、皇居の深遠な緑とスカイスクレイパーのコントラストは息を飲むほど美しい。 世界の他の都市と比べてみても、東京はかなりすごいと思う。 香港やシンガポールは人工的に作られたビジネス都市で無機質な感じがしてしまうし、ニューヨークはタクシーやレストランやホテルで働いている普通の人たちのサービスが最低だし、ロンドンは想像を絶するほどの飯のまずさだし、パリは実際に歩いてみると排気ガスで薄汚れた結構汚いところだ。 ヨーロッパには、プラハやストックホルム

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  • 日本人が英語をしゃべるときに気をつけるべき7つのポイント その1 : 金融日記

    前回は英単語や英文法を学ぶ良書を紹介しました。 英単語と英文法は、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの全ての土台となるものです。 紹介したはどれもめちゃくちゃロングセラーのすばらしいものばかりなので、ぜひ読んでみてください。 さて、今日は日人が英語を話す時に覚えておくとものすごく役立つポイントを紹介したいと思います。 僕は英語のスピーキングに関しては、何かいいや教材をみつけて急にできるようになったと言うわけではありません。 少しずつ試行錯誤しながら身につけました。 言うまでもなくコミュニケーションの基は、相手の言うことを正しく理解して自分の言いたいことを正しく伝えることです。 気のきいた表現を覚えたりしても、この基ができていないと全く意味がありません。 それでは僕がとても大切だと思う日人のスピーキングのポイントを説明します。 1.YesとNoは言わない これは

    日本人が英語をしゃべるときに気をつけるべき7つのポイント その1 : 金融日記
    ryskosn
    ryskosn 2009/09/06
    こういうエントリは大変助かります。