連載目次 前回は、ユーザー独自の処理を行うSubプロシージャについて解説した。これは一連の手続きをまとめて名前を付けたものであり、同じ処理を何度も繰り返す場合に簡単に呼び出すことができる。また引数を使うと、同じプロシージャでも、呼び出すたびに異なる処理を行わせることができる。今回はSubプロシージャと対をなす、Functionプロシージャについて解説する。 Functionプロシージャとは Functionプロシージャとは、Functionステートメントを用いて定義されるユーザー独自の関数のことである(“Function”は「関数」を意味する英単語である)。Subプロシージャが呼び出し元に値を返さなかったのに対し、Functionプロシージャは呼び出し元に値を返すのが特徴である。つまり、VBScriptの関数と同様、戻り値を参照したり、式の「=」記号の右側に記述することで、変数に代入したり