スマートフォン上で動作するアプリケーション(アプリ)と、それを配信するアプリマーケット。iOS向けのアプリマーケット「App Store」が誕生してから約4年が経過した現在、フィーチャーフォンからスマートフォンへの急速な移行を背景に、主要プラットフォームのアプリダウンロード数が100億を次々と突破するなど、アプリ人気は現在も継続している。 一方で、ビジネス面では有料のアプリ配信が未だ軌道に乗っているとは言い難い。新たにウイルスや、個人情報を抜き取るアプリが配信されてしまうなど、さまざまな問題が表面化している。まずは個別のアプリマーケットの解説に入る前に、第1回ではアプリマーケットの現況を押さえておこう。 高い人気を維持し、改善に向かうアプリマーケット スマートフォンに向けてアプリを配信するアプリマーケットの仕組みが整備されてから約4年が経過した。その先駆けであるiOS向けの「App Sto
![スマートフォン向けアプリマーケットの現在](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)