子どもたちが肥満になってしまうケースが増加しています。以前とは生活習慣が大きく変わり、糖尿病、高血圧、動脈硬化といったいわゆる生活習慣病になる一歩手前のような子どもたちが増えてきているのです。肥満が子どもたちにどんな影響を与えているのかについてみていきましょう。 カロリー摂取過剰と運動不足が肥満を招く 生活習慣の変化によって、子どもたちの実に10%が健康に影響するほどの肥満を抱えてきています。昭和30年代と比較すると、肥満を抱える子どもたちの数は約2倍から3倍に達しています。(日本の子どもの肥満は、ここ10年は横ばいもしくは減少傾向ですが、中長期的に見ると増加傾向にあります) 手軽に食べることができるファーストフードの広がりや、コンビニの拡大などでペットボトルやお菓子などが手に入りやすくなったため、最近の子どもたちは昔に比べてカロリーを取り過ぎている傾向があります。 また、最近の子どもたち