今年の新成人の77%には恋人がおらず、恋愛には受け身−。結婚情報サービス会社オーネット(東京)が新成人の男女800人に実施したアンケートで8日、そんな実態が浮かび上がった。恋人がいない比率は50%だった15年前の調査開始時と比べて大幅に増えた。 楽天リサーチ(東京)に登録した平成2年4月2日〜3年4月1日生まれを対象に調査した。 交際相手がいないと答えた男性は84%で、初めて8割を超えた。女性は70%。このうち交際相手が欲しいと答えたのは男性68%、女性61%。いずれも昨年から低下した。 恋愛については、66%が「恋愛は重要」としたが、68%が「異性との交際に積極的ではない」と自覚している。男性の60%は「自分は植物的」と認める一方、「異性にもてたい」は女性より11ポイント高い65%。微妙な男心をのぞかせた。