アカハライモリの養殖に挑む「いもりの里協議会」(蛯原孝夫代表)が21日、取手市貝塚のいもりの里で「イモリ放流祭」を開いた。 準絶滅危惧(きぐ)種に登録されている日本固有のアカハライモリを、絶滅した場所に再び連れ戻す国内初の試み。この日放流したアカハライモリは、今年4月に千葉県鴨川市で採取したもので、孵化(ふか)から3〜5年経過している。これまで筑波大で飼育し、現在は13センチ程度に成長している。 放流祭には同協議会のメンバーらが親子で参加。イモリを手のひらに乗せた子供たちは「フニャフニャしている」「柔らかくて気持ちがいい」などと話していた。この後、約1千匹のイモリを水田に放流した。 【関連記事】 土浦カレーフェス、味自慢31店に行列 茨城 茨城県警科捜研、新技術を開発 活字書体10分で識別 北茨城沖で漁船転覆、「このままでは危ない」潜って脱出 水戸地裁で異例の「結審やり直し