育成者権の確保に関連した話題は一休み。今日はDuPontの開発した新しいF1品種の採種システムについて。 F1品種の採種効率は種苗会社の収益を向上する上で非常に重要な問題であるばかりではなく、自殖種子の混入を避け製品の品質を維持する上でも重要である。 Seed Production Technologyと呼ばれるこの新技術は、仕組みがちょっと入り組んでいるので、以下のPDFの参考資料を見て欲しい。 http://phx.corporate-ir.net/External.File?item=UGFyZW50SUQ9MTYxMDd8Q2hpbGRJRD0tMXxUeXBlPTM=&t=1 核支配の雄性不稔系統に遺伝子組換え技術で稔性回復遺伝子を導入。 同じ発現カセットに35S-DsRedと、花粉特異的に発現するデンプン粒移行ペプチド融合アミラーゼ発現カセットを持たせる。 この発現カセットを持