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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/osato512 (15)

  • 「評定サイト」に望む事 - 杜の里から

    明治大学科学コミュニケーション研究所という所が、「疑似科学とされるものの科学性評定サイト」というユニークなサイトを立ち上げました。 (こちら→)http://www.sciencecomlabo.jp/index.html その〔活動概要〕を見てみますと、このサイトの目的は 疑似科学と疑われるものについて、これまで判明している知見から、その効果の主張に伴う科学性の程度をおしはかる試みを行っています。とあり、要するに「これは疑似科学では?」と思われるものの「疑似科学度」を評定してみようという取り組みであると思われます。 また別な見方をするならば、「なぜこれが疑似科学と呼ばれるのか」という理由を、所定の基準に照らし合わせながら明らかにしていく試みとも言えます。 大学という学術機関がこの様な取り組みを行う事については、個人的には大きく評価をする所ではありますが、実際にその中身を見てみますと項目に

    「評定サイト」に望む事 - 杜の里から
    salmo
    salmo 2015/02/09
    あそこの有機農業のおかしいところを指摘したら対応されないどころか取り巻きが印象操作してきたので、早晩アカンことになるでしょう。よりにもよってニセ科学を広める手法を踏襲しやがった。
  • なぜEMが効かないのか?(後編) - 杜の里から

    (「はてなブログ」に引っ越しました。該当エントリーはこちらです。) サン興産業のメッセージを詳しく読んでいく内、私の中に数多くの疑問が湧いてきました。 このメッセージによりますと、世間一般で広く「EM」と呼ばれている微生物資材は実は「サン興EM」と「比嘉EM」の2種類が存在し、その内容もどうやら違うらしいという事です。 ではその資材の中身は一体どう違うのか? なぜサン興産業は、比嘉照夫否定ともとれるこの様な内容をあえて披露したのか? 後編ではこの事について考えてみたいと思います。 そもそも「サン興EM」と「比嘉EM」は一体どこが違うのでしょう? 色々探してみた所、こちらのEM製品販売サイトの中で注目すべき資料が紹介されていました(魚拓)。 (キャプチャ画面) ↓ なんと、1ml中の菌数を比べてみると、「比嘉EM」は「サン興EM」より文字通りケタ違いに少なかったのです。 さらにこちらのサイト

    なぜEMが効かないのか?(後編) - 杜の里から
    salmo
    salmo 2012/08/21
    何があっても手柄は俺のものということか。
  • なぜEMが効かないのか?(前編) - 杜の里から

    はてなブログに引っ越しました。該当エントリーはこちらです。) 前回エントリーで私は、「批判する人が行うのは「EMの全否定」ではありません。 」と述べました。 その舌の根も乾かぬ内に、いきなりこんな「釣り」の様なタイトルを掲げるとは、おまえは何を考えているのだ? とお思いでしょう。 でもこう言っているのは、私ではないのです。 EMという微生物資材は、「EM研究所」、「EM研究機構」、そして沖縄県那覇市に拠を持つ「サン興産業」の三社が製造・販売しています。 実はこのタイトルは、この「サン興産業」のHPにある、「サン興産業メッセージ」という項目のタイトルなのです。 ではEM製造メーカーである「サン興産業」がわざわざ自社のサイト中に、なぜこんなEM否定ともとれるメッセージを敢えて書かなくてはならなかったのか、今回はこの事について考えてみる事にします。 サン興産業のこのメッセージ内容を詳細に見てみ

    なぜEMが効かないのか?(前編) - 杜の里から
    salmo
    salmo 2012/08/18
    アゾラの例を考えれば本当は田んぼだって自粛してもらいたいんだけどね。田んぼだって水系ネットワークでつながってるわけだし、完全に外と切り離された場所ではない。
  • 中央メディアが伝えない事 - 杜の里から

    7月19日の河北新報に思わず注目した記事がありました。 通常この手の記事は東北エリアの所に掲載されるのが常なのですが、今回は他の三面記事と同様な扱いをされていたので、つい目を引く形となったのです。↓ (クリックで拡大) この記事はWEB版にもありましたので、以下そこから文記事を引用します(強調は引用者によります)。福島県訪れた観光客 旅行会社アンケートで9割が「良かった」 東日大震災後に福島県へ観光に訪れた旅行者の91.0%が「訪れて良かった」と感じていることが、クラブツーリズム(東京)の旅行者アンケートで分かった。 同社は「福島第1原発事故で不安を抱いた旅行者が、実際に訪ねてみて福島県の自然や温泉など観光地としての魅力に引かれ、認識を改めたようだ」とみている。「どちらともいえない」は5.1%、「そう思わない」は0.7%だった。 福島県を訪れた目的(複数回答)は「復興支援の思いから」が

    中央メディアが伝えない事 - 杜の里から
    salmo
    salmo 2012/07/23
    ほかの情報が貧弱なのに比べ圧倒的に多いという意味ではガラパゴスもあながち間違いではないかも。貧弱な情報に踊らされた連中に侵略されるという意味も含めて。
  • 放射線は危険です。でも… - 杜の里から

    群馬県桐生市の庭山由紀議員のツイッター発言を継起とした騒動がこの所話題になっていますが、その彼女のブログで気になるエントリーを見つけました。 それは「むらさきつゆくさの会のおしらせ」というタイトルの記事で、そこに紹介されている講演会のチラシがかなり問題ありと感じましたので、今回は議員さんについてはひとまず置いておきまして、このチラシの件について考えてみたいと思います。 このチラシには太字も使用されて以下のような文言が並べられています。 (以下引用 ↓) 普通「青色」の花を咲かせるムラサキツユクサが、微量の放射線の影響で突然変異を起こし「ピンク色」の花になります。 微量なら安全・無視できると科学的根拠もなしに世間を支配していた放射線の危険性が明らかになりました。 桐生市内の各地でピンクのムラサキツユクサが観察されています。 (引用終わり ↑) これを見てムラサキツユクサの突然変異について調べ

    放射線は危険です。でも… - 杜の里から
    salmo
    salmo 2012/06/22
    全体的に良記事だけど、ウィキじゃなくニュートンとかの特集を参考文献にした方が確からしさは増すと思った。まぁ進化やってる人間なら「突然変異!」なんて言われたところで「だから何が言いたい?」と返すだろうな
  • 週刊文春のトホホな見出し - 杜の里から

    週刊文春3月1日号において、「郡山4歳児と7歳児に「甲状腺がん」の疑い!」という刺激的な見出しが付けられた記事が載りました。 そしてその記事について誌発売前の先週23日、検査をした医師側からの抗議の会見が行われ、それに対して今度は文春側から再反論の会見が行われるというちょっとした騒動があり、おかげで週末はずっとその件を追いかけるはめになってしまいました。 そして私は、「伝え方」という事についてしみじみ考えさせられてしまったのです。 そもそものあらましについては、北海道新聞の以下の記事がもっとも簡潔に著しています。 (以下引用 ↓)札幌避難の309人、甲状腺に問題なし 内科医らが子どもら検査(02/23 12:00) 札幌市内の内科医らが22日までに、福島第1原発事故に伴う放射能の影響を懸念して同市に避難している18歳以下の170人を対象に無償で甲状腺検査を実施、全員に問題がなかった。 さ

    週刊文春のトホホな見出し - 杜の里から
    salmo
    salmo 2012/02/29
    もうマスコミの下劣さを織り込み済みで各人ができることをするしかないわなと。たぶん変えるには10年単位で時間がかかる。でもやるしか僕には道が見えない。
  • 武田教授は1ミリシーベルトは危険ではないと言っていた - 杜の里から

    (「はてなブログ」に引っ越しました。該当エントリーはこちらです。) 冬休みの間、「たかじんのそこまで言って委員会 超原発論」というDVDをずっと見ておりました。 このDVDは、以前放映された原発を題材にした回のノーカット版が収録されているのですが、DVD特典として、『【DVD特別企画】超・放射線論(中村仁信 vs. 武田邦彦/司会:宮崎哲弥)』と題した、いわゆる「安全派」の中村氏と「危険派」の武田邦彦氏とのガチバトル討論が収録されており、これが中々興味ある内容でした。 原発事故後盛んに放射線の危険を訴え続け、子を持つ親達から絶大なる支持を得てきた武田教授ですが、ここではそれまでの彼の主張が実は大きく誤解されていたという事がはっきりしましたので、これはやはり広く紹介しておいた方が良いのではと考えた次第です。 この中で武田教授は何を語ったのか、取り合えずここではDVDの内容をできるだけ再現して

    武田教授は1ミリシーベルトは危険ではないと言っていた - 杜の里から
    salmo
    salmo 2012/01/10
    お疲れ様でした。この人は検証するのがむちゃくちゃ疲れるので、大変だったと思います。
  • EMだんごを投下する前に考えて欲しい事 - 杜の里から

    (「はてなブログ」に引っ越しました。該当エントリーはこちらです。) EMだんごによる環境浄化運動について以前このようなエントリーを挙げたのですが、今も相変わらずあちこちでEMだんご作りは行われているようです(→例えばこれなど)。 こういう子供を巻き込んだ環境運動というのは、そもそもそれを子供に教える大人の存在というものがある訳ですが、それを考えた時、私はいつもこういう疑問を抱くのです。 ここの学校では、いったいどのような環境学習が行われているのだろう、と。 EMだんごについては、COP10で配布された〔株式会社EM生活〕発行の資料(pdf)の中のp.20に以下のような説明がなされています。 【EM団子が川底に沈み、水の中でゆっくりと崩れてゆくと、団子の中のEMが水の中に飛び出し、微生物環境のバランスを整えながら安定した浄化作用を発揮します。】 浄化活動を行っている人達は多分ほとんどの人がこ

    EMだんごを投下する前に考えて欲しい事 - 杜の里から
    salmo
    salmo 2010/12/05
    これくらいきちんとしていれば、胸を張って環境教育していますと言えるな。ただ、こういうことをするところは稀。
  • 口蹄疫でのEMとその呆れた宣伝(前編) - 杜の里から

    猛威を振るった口蹄疫がようやく収まり、世間ではまるで何事もなかったかのような落ち着きを取り戻しています。今日このように平穏な日々となったのは、これはひとえに地元宮崎の畜産農家の方々のご苦労と、それに携わった多くの人達の協力のおかげだと思います。 この口蹄疫の対策には様々な方策が用いられましたが、その中ではEMを活用したものもあり、そのボランティア活動に9月、山田正彦農林水産大臣(現在は農林水産委員会委員長)から感謝状が送られた旨が比嘉さんから報告されています。 しかしその報告がまた、EMの万能性・神秘性をより一層強調する様な宣伝となっており、たとえ実際にEMが役立ったとしても、やはりこの報告には一言言及せざるを得ません。 今回の口蹄疫でEMが果たした役割について、「新・夢に生きる〔40〕」にてこのような説明がなされております。 その中で思わず目が点になってしまったのが次の記述です(強調は引

    口蹄疫でのEMとその呆れた宣伝(前編) - 杜の里から
    salmo
    salmo 2010/11/07
    いや、さすがに結界は信じる人間いないと思いたい(願望)。そして後半のコメ欄に異常にまともに見える大先生が。いつもと違う。
  • 考察:環境運動にはなぜEMがまかり通るのか(1) - 杜の里から

    どこかで聞いた事があるいささか過激なタイトルですが、最近目にする運動を見るにつけ、ついこんな思いを抱いてしまいます。 各地の環境浄化運動を調べていましたら、こんな記事を見つけてしまいました。 「COP10支援実行委員会:パートナーシップ事業」 【EMで海・河川の浄化 全国EM団子・EM活性液投入】(詳細はこちら) 主催は「地球環境共生ネットワーク」、ここは去年の9月に「第1回伊勢湾・三河湾浄化大作戦」という大規模なEM投入イベントを行い、今年はより全国的にEM投入活動を行おうとしています。 つい先頃、このようなエントリーを上げたばかりなのに、よりによってCOP10のパートナーシップ事業に認定されてしまったという事にちょっとショックを受けてしまいましたが、ここの事務局は具体的な計画の概要を理解していたのか、はなはだ疑問を感じてしまいます。 ここ数年、住民参加の河川浄化運動が盛り上がりを見せて

    考察:環境運動にはなぜEMがまかり通るのか(1) - 杜の里から
    salmo
    salmo 2010/07/19
    善意の不法投棄みたいなもんですよね。どうすれば上手く伝わるかときどき悩む。
  • 生物多様性の見地からEM浄化活動を考えてみる - 杜の里から

    以前、外来生物問題を扱っているブログ「ならなしとり」でホタル放流の話題が登り、そこで管理人の梨さんとちょっとやり取りを致しました(→こちら)。 その後色々考えていた所、4月13日の河北新報に気になる記事が掲載されました。 里にホタル再び 角田・高蔵寺周辺 住民ら推進母体旗揚げ  幼虫放流、環境整備へ 記事の取り扱い方としては写真のように結構大きめでしたので、この事からもこの事業がかなり注目されているのがよく分かります(クリックで拡大)。 詳しい記事内容はこのようなものです(強調は引用者)。 宮城県角田市高倉の高蔵寺周辺をホタルが舞う名所にしようと、「高蔵寺ホタルの里づくり事業推進委員会」が発足し、設立総会が6日、同市の西根自治センターで開かれた。 ホタルの里づくりは、県内最古の木造建築で国重要文化財の阿弥陀(あみだ)堂がある高蔵寺周辺で実施する。近くに高倉川が流れ、上流ではかつてホタルが乱

    生物多様性の見地からEM浄化活動を考えてみる - 杜の里から
    salmo
    salmo 2010/04/23
    きちんと関係者に裏をとっておられるのは見習わなければ。外来生物ではないかという理屈はその通りだと僕も考えます
  • SSFSさんの誤解を解くために - 杜の里から

    随分時間が経ってしまいましたが、「Yahoo掲示板」の方でSSFSさんがようやく「SSFSさんのコメントへの返事(2/2)」について語ってくれました。 ただそれを読んでみますと、どうもSSFSさんは大きな誤解をしているようですね。 私としては今更わざわざ自分から蒸し返すつもりはなかったのですが、それをそのままにしておくという事は前回エントリーでも言ったように私の主義にも反する事であり、また、その原因が私にあるとするならば、やはり自分自身の言動に対する責任上、その誤解を解いておくのは私自身の義務でもあると思いましたので、ここにまた新たにエントリーを上げる事としました(対象とするSSFSさんのコメントはこちら)。 ここの冒頭でSSFSさんはこう仰ってます。 突然語調が変わり、超「上から目線」の傲慢なエントリになってしまいました。どうしてこうなった?う~ん、【超「上から目線」】と来ましたか。どう

    SSFSさんの誤解を解くために - 杜の里から
    salmo
    salmo 2010/03/25
    彼のあまりの態度に業を煮やして“君”づけをしていたと勘違いしていました。すみません。思いやりにあふれてますね。↓オルソンはまだ自覚的だったけど彼はね・・・。
  • SSFSさんのコメントへの返事(2/2) - 杜の里から

    (1/2)では「Yahoo掲示板/マイナスイオン監視室」に対するものでしたが、ここからはSSFSさんへの直接の返事となりますので、以下文体を変えます。 SSFSくん、君は僕に一目置いてくれているようだから、それについては僕も敬意を払う意味で、ここでは君の事をこう呼ばせてもらうよ。 SSFSくん、君は「慇懃無礼」という言葉を知っているかい?試しにちょっと辞書を引いてごらん。何て書いてあるかな? 君は「Yahoo掲示板」の方で僕のエントリーに対してこのような批判を行い、それが的外れな指摘であると僕が答えたのに対してこのような返事を送って来た訳だね。 2010-02-10 00:55:18 > osatoさんはEMではせっかく丁寧な調査をしているのに、マイナスイオンとなると、メーカーの説明不足程度で問題意識が尽きてしまっているようです。シャープのサイトにある情報ですから、同社で回答できることです

    SSFSさんのコメントへの返事(2/2) - 杜の里から
    salmo
    salmo 2010/02/15
    すごいのはOSATOさんの対応。ひどいのはひたすら逃げ回っているSSFS。
  • SSFSさんのコメントへの返事(1/2) - 杜の里から

    前回記事のコメント欄にいらっしゃったSSFSさんが、「Yahoo掲示板/マイナスイオン監視室」の中で、レジュメに対してダメ出しをなされておりました。 しかしその内容を読んでみると、かなり偏向的な視点から批判なされているように感じます。 コメントへの返事の前に、ここではまずSSFSさんのその指摘について考えてみたいと思います(「マイナスイオン監視室」へのリンクはこちら)。 SSFSさんはまず、(~前略)マイナスイオンについて長嶋(注:「長島」の記述ミス)氏の2008年度版を読んだときに、粗雑なプロパガンダだなぁ、とげんなりした記憶があります。2009年度版も大して変わりはありません。こんなお粗末な代物を学校教育の現場で取り上げるとはとんでもないことです。このレジュメを褒める人は、ニセ科学に対する見識を持っていないといえます。と批判を始めます。そしてここでは、 >粗雑なプロパガンダ >お粗末な

    SSFSさんのコメントへの返事(1/2) - 杜の里から
    salmo
    salmo 2010/02/13
    がんばってください。件の人を見てクモのところに突っ込む蛾のイメージが浮かんだ。自然界と違うのはこの蛾は誘引物質もないのに向こうからやってくるということ。よくよく餌と天敵の区別ができないと見える。
  • 「ニセ科学」の授業をやろう! - 杜の里から

    長崎大学教育学部で昨年度と今年度、「情報社会と科学」と銘打った授業が行われていました。 これ何と、「ニセ科学」そのものズバリの授業です。 そこで使用されていたレジュメがとても分かりやすく良い出来なので、ここで改めてご紹介致します。 「情報社会と科学」(2009年度授業分) ・血液型性格判断と「信じる心」 ・もっと勉強するために ・マイナスイオンと健康 ・もっと勉強するために ・水からの伝言 ・もっと勉強するために ・「UFO・宇宙人」「波動」 ・もっと勉強するために 作成したのは長崎大学教育学部数理情報講座の長島雅裕さん、いや素晴らしいお仕事です。 この「ニセ科学」というもの、今でこそネット内で盛んに議論されたり各地でフォーラムも行われたりしているのですが、そろそろ格的に学校教育の現場で取り上げてもいいのではないかと常々思っておりました。 ここで取り上げられているのは「ニセ科学」の代表選

    「ニセ科学」の授業をやろう! - 杜の里から
    salmo
    salmo 2010/02/05
    これはいいまとめ。繰り返し読んでおこう。
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