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ブックマーク / locust0138.hatenablog.com (5)

  • 日本農薬学会大会特別講演「ネオニコチノイド系農薬の使用規制でミツバチを救えるか」レビュー - バッタもん日記

    昨日(3/20)、玉川大学にて開催された、日農薬学会第40回大会に参加しました。目的は、同大学ミツバチ科学研究センター所属の中村純教授によるネオニコチノイド系農薬の規制に関する講演です。非常に重要な内容だと思いますので、レビュー記事を書く次第です。 東京都と神奈川県の間で帰属を巡って紛争が絶えないとの噂がある地、町田市。 この大学はミツバチの研究に関して日一です。今回の講演の会場としては最適でしょう。 日全国から農薬メーカーと農水省の御用学者が集結する呪われた学会です(大嘘)。 発表の内容を私が勝手にまとめると、以下のようになります。 ミツバチの農薬に起因すると考えられる異常は最近初めて起こったことではない。数十年前から断続的に起こっている。 送粉者(花粉媒介者)としての能力はミツバチより野生のハナバチ類の方が重要であり、野生のハナバチが減少している。 野生のハナバチには農地周辺の餌

    日本農薬学会大会特別講演「ネオニコチノイド系農薬の使用規制でミツバチを救えるか」レビュー - バッタもん日記
    salmo
    salmo 2015/03/22
    食える農業はハードル高いのに無駄に農薬バッシングして農地を耕作放棄地化させることは自然保護にとってもマイナスと考える。下手に無農薬しても安全、生産、流通etcと農家側の負担増えるしそれは消費者に跳ね返る。
  • 難産という人間の宿命 −自然出産に隠れたマゾヒズムと優生思想− - バッタもん日記

    1.はじめに 「自然出産」と呼ばれる出産方法が良くも悪くも話題になっております。自然出産の定義は難しく、様々な方が様々な意味で用いています。敢えて私が定義するとすれば、曖昧な表現ではありますが、「医療を排除した出産」となりましょうか。よくある反近代、反科学、反医療、反理性の一環だと思います。 この自然出産の教祖、親玉とでもいうべき産科医で、吉村医院院長の吉村正氏が引退したと報道されています。自然出産や吉村医師の主張の問題点は、医療関係者を中心に多数指摘されています。 努力すれば安産できるのでしょうか?(新聞記事にツッコミ)(宋美玄オフィシャルブログ) 死は悪いことではない!?「自然出産」に違和感(宋美玄のママライフ実況中継) 「真実のお産」で当の女に!?私はごめんです(宋美玄のママライフ実況中継) 「自然分娩」と努力至上主義(The Huffington Post Japan) 出産の「

    難産という人間の宿命 −自然出産に隠れたマゾヒズムと優生思想− - バッタもん日記
    salmo
    salmo 2014/03/30
    お産に関してはコウノドリ読もうぜ!と思う。そのうちホメオパシーや水中出産なんかも取り上げるのかな。
  • 「奇跡のリンゴ」という幻想 −無肥料農法は長続きしない− - バッタもん日記

    引き続き、「奇跡のリンゴ」に対する批判を行います。我ながらよく飽きもせずに書き続けられるなぁ、と思いますが、一年以上温め続けたネタなので、いくらでも書けそうです。もう少し続けます。このシリーズの執筆は、私自身の農学のいい勉強になっております。 1.はじめに 「奇跡のリンゴ」は、農薬を使わないことに加えて、肥料を使わないことも売り文句となっております。厳密にはマメ科作物を植えて土壌に窒素を供給していることを明言しているのですから、これを「無肥料」と表現していいのかは大いに疑問です。もっとも、法的にも学術的にも「肥料」の定義は非常に難しいので、言った者勝ちの面はありますが。 今回は、肥料を使わない農業は可能なのか、ということを考えてみたいと思います。いきなり結論を述べてしまうと、「できない」に尽きます。肥料がなくても農業ができるのならば、なぜそもそもこの世に肥料という物が存在しているのでしょう

    「奇跡のリンゴ」という幻想 −無肥料農法は長続きしない− - バッタもん日記
    salmo
    salmo 2013/07/27
    肥料無しで水耕栽培()でひょろんとした人参と大根の葉っぱを食べて(´・ω・`)となった経験からは、肥料Σ(゚Д゚)スゲェ!なんだけどね。無論、塩類の集積等のデメリットもありえるけど、天秤にかけて使えるといいね
  • 疑似科学における「個人の自由」「自己責任」という欺瞞 - バッタもん日記

    以前にも書きましたが、疑似科学信奉者は批判されると、「個人の自由」「自己責任」という言葉を持ち出して自分の行為を正当化し、批判を無視します。これは正しい態度なのでしょうか。 私は全くそうは思いません。なぜならば、疑似科学に傾倒した人間は必ず他人を巻き込むからです。他人を巻き込んだ時点で、「個人の自由」「自己責任」という言い訳は全く成立しなくなります。 よく問題になるのが、いわゆる「自然出産」です。簡単に説明すると、出産の際に病院(もしくは病院と密に連携している助産所)以外の場所で出産することです。よくある「天然志向」「医療忌避」の一種であり、何ら自慢できる物ではありません。そして、医療が介入しないのですから、病院で出産する場合に比べて事故のリスクは大幅に上昇します。 この「自然出産」を推進・擁護する連中は、口を揃えて「人(母親や家族)がリスクが上がることを承知の上でやっているのならば問題

    疑似科学における「個人の自由」「自己責任」という欺瞞 - バッタもん日記
    salmo
    salmo 2012/10/04
    EMみたいに自然環境などの公共財に関わるニセ科学は被害者が加害者に容易になるんだよね。ニセ科学に嵌る人ってある意味現実との折り合いの付け方が非常に悪い。
  • 疑似科学が教育現場に入り込む理由 - バッタもん日記

    EMが全国各地で教育現場に導入され、定着していることが大いに懸念されています。これに関連して、タイトルに記した「疑似科学が教育現場に入り込む理由」について実感したことを述べます。 先日、とある学会の大会に参加しました。よくある名前ばかりのインチキ学会ではなく、日学術会議に登録し、数千人の会員を有する歴史と権威を持つ学会です。英語と日語2種類の学会誌を発行しており、インパクトファクターも取得しています。 早い話がまともな学会です。 その大会で、疑似科学に傾倒していると思われる研究者の講演がありました。 事前に大会の公式サイトではタイトルしかわからなかったのですが、タイトルだけでも私の脳内の「トンデモセンサー」が反応したので、是非とも聞きに行こうと思っていました。 実際に聞いてみると、予想より酷い内容でした。仮にも学会の大会という場でこのような講演が行われたことは極めて残念です。 私ならび

    疑似科学が教育現場に入り込む理由 - バッタもん日記
    salmo
    salmo 2012/09/26
    善意は免罪符にならない。場合によっては燃えないゴミの日に出しとけってのも学校で教えた方がいいかもしれない。
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