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ブックマーク / www.ffpri.affrc.go.jp (3)

  • 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所/ツキノワグマが木の皮を剥いで枯らしてしまう行動は特定の家系に限った「動物の文化」だった!

    ツキノワグマがスギやヒノキなどの針葉樹の樹皮を剥ぎ、その内側の形成層を歯で削り取って採する“クマハギ”と呼ばれる被害が州や四国のツキノワグマの生息域で問題となっています。クマハギは生育が良好な立木に被害が発生する傾向があるため、被害額が大きくなり林業経営を圧迫しています。こうした被害を防ぐためには、まずどのようなクマがクマハギ被害を起こすのか、を知る必要があります。そこで、クマハギ被害木に付着した体毛から遺伝子を抽出し、加害個体の特定を行いました。その結果、その地域に生息している全てのクマが被害を起こしているのではなく、特定の家系が被害を起こしていることが明らかになりました。子グマは生後約1年半を母グマと一緒に生活します。その間に子グマは母グマからクマハギ行動を学習していると考えられます。一方、クマは森林内で単独生活をしているため、クマハギをしない母グマから生まれたクマは、成長してもク

    salmo
    salmo 2011/08/23
    これはホントなのか。なんにせよ、僕が軽々に判断できるレベルを超えているのは確か。
  • 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所/ナラ枯れは「地元」のカシノナガキクイムシが起こしている -遺伝子解析が示すナラ枯れ被害拡大の要因-

    平成23年1月31日 独立行政法人森林総合研究所 ナラ枯れは「地元」のカシノナガキクイムシが起こしている -遺伝子解析が示すナラ枯れ被害拡大の要因- ポイント ナラ枯れを媒介する「カシノナガキクイムシ」の遺伝的変異を解析したところ、被害を受けるナラ類と同様に、州の北東と南西で遺伝子の組成が明瞭に異なっていることが明らかになりました。 このことから、カシノナガキクイムシは近年になって気候変動によって北方に分布を広げたのではなく、以前から各地に生息しており、昨今の森林環境の変化にともなって被害が顕在化したと推定されました。 概要 最近、ミズナラなどが集団で枯れる被害が顕著になっています。その原因は病原菌で、「カシノナガキクイムシ」という昆虫に運ばれて、寄主であるナラ類に被害をもたらしていることが分かっています。今回、「カシノナガキクイムシ」の遺伝的変異を解析したところ、州中部を境にして遺伝

    salmo
    salmo 2011/01/31
    カシノナガキクイムシは在来種ではないかという研究報告。となると、カシ類が一様に高齢化したことでカシナガに都合のいい環境になった可能性が高いわけか。
  • 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所/九州で最後に捕獲されたツキノワグマは本州由来であった

    ポイント 九州では、ツキノワグマは1987年に捕獲されて以降、絶滅したと考えられています。 九州最後の個体とされている1987年に捕獲されたツキノワグマの遺伝子の塩基配列を調べたところ、福井県~岐阜県に分布しているツキノワグマの特徴をもっていました。 この結果、この個体は九州産ではなくて、州から持ち込まれたもの、もしくはその子孫だと考えられます。 以上の結果から、九州産のツキノワグマが最後に捕獲されたのは1941年、確実な目撃は1957年となります。 概要 九州のツキノワグマは、1987年に大分県で捕獲されて以降、確実な目撃情報もなく、現在では絶滅してしまったと考えられています。しかし、その1987年に捕獲されたクマは、飼育されたり、他地域から持ち込まれたりした可能性が指摘されてきました。そこで森林総合研究所は、このクマの標の遺伝子を調べ、その由来を推定しました。その結果、このクマは福

    salmo
    salmo 2010/09/06
    ほう。そうだったのか。
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