2022年の2月22日が「スーパー猫の日」なのだそうで、ああそうそう、もちろん誰かがそんなこと言い出すと思っておりましたとも。 私が言うのもなんだが、みんなちょっと猫が好きすぎなのではないか。 なにかと言えばすぐに猫に癒やしを求めてばかりいると、そのうち猫に人類社会をのっとられる日が来ますよ、と思ったりするが、想像してみるとわりとやぶさかではない。 我が家はすでに乗っ取られてるし。 さて寝ようか、とパソコンの電源を落とした私を待ちかねて部屋の敷居のところから猫がランランと目を輝かせてこちらを見ている。 黒い顔の中でひときわ光る瞳孔の開きっぷりが可愛くて、ちょっとサービスする気にもなるのだ。 猫の顔をみつめながらそーっと四つん這いになってヒタ、ヒタ、ヒタと近づいていく。 猫の方は「お、なんだ?なんだ?やるのか?」と全身これ好奇心となって見つめ返してくる。 ヒタ、ヒタ、ヒタ。 さてもう手を伸ば