タグ

ブックマーク / gendai.media (91)

  • 人間爆弾・桜花を発案した男の「あまりに過酷なその後の人生」(神立 尚紀) @gendai_biz

    「桜花」――まもなく満開となる桜のことではない。戦時中の日軍の非常さを象徴する、生還不能の特攻兵器につけられた名である。大型爆弾に操縦席と翼、ロケットをつけ、母機から放された瞬間に搭乗員の死が約束されるこの兵器は、敵の米軍にとって理解不能だったようで、彼らは「Baka Bomb(馬鹿爆弾)」と呼んでいた。 この兵器を発案した男は、終戦直後に死亡したとされたが、生存説もささやかれ、長らくその消息は謎に包まれていた。だが、5年前、遺族から神立さんへ一報があり、戦後、別人として生きてきた詳細な軌跡が判明する。 「特攻兵器『桜花』の生みの親」という過去を消し去って生きた男は、どのような後半生を送っていたのか? 特攻兵器「桜花」の初陣は全機撃墜された いまから74年前、昭和20(1945)年3月21日午前11時20分。鹿児島県の鹿屋海軍航空基地から、「神雷(じんらい)部隊」の異名をもつ第七二一海軍

    人間爆弾・桜花を発案した男の「あまりに過酷なその後の人生」(神立 尚紀) @gendai_biz
  • 羽生善治「棋士になって30年、まさかこんなことになるとは…」(NTT) @gendai_biz

    提供:NTT 2017年夏、棋聖タイトルの防衛を果たしたばかりのプロ棋士・羽生善治は、東京・三鷹にやってきた。目的地はNTTの叡智が集結している研究所・武蔵野研究開発センタ。ここでは知る人ぞ知るユニークなAI研究がたくさん行われているという。 案内役兼対談相手は研究部門のトップ、篠原弘道NTT副社長。将棋人工知能、そして人類の未来をめぐる知的刺激に満ちた対談をお楽しみください。 コンピュータと「温故知新」 篠原弘道 タイトル防衛、おめでとうございます。 羽生善治 ありがとうございます。 篠原 将棋界はコンピュータとの関わりがとても深い世界ですね。コンピュータ将棋は劇的に強くなりました。当事者として、羽生さんは今の状況をどうご覧になっていますか? 羽生 近年、将棋界でAIの開発が非常に早いスピードで進んだ理由は、いくつかあります。 ひとつは、開発がオープンになっているということ。開発者の皆

    羽生善治「棋士になって30年、まさかこんなことになるとは…」(NTT) @gendai_biz
  • ゼロからわかる南スーダン「国づくり大失敗」の真相(栗本 英世) @gendai_biz

    南スーダンで何が起きているのか? そもそもなぜ未曾有の人道危機となったのか? 大反響となった論考「日では議論されない『絶望的な現状』」「政治問題を民族問題に変換した『悪魔の選択』」につづき、民族・政治歴史的背景から南スーダン問題を読み解く――。 夢と希望が託された独立 2011年7月9日に独立した南スーダン共和国は、世界でいちばん新しい国家である。独立後数日以内に、この国は、国連の193番目の、アフリカ連合の54番目の加盟国として承認された。 首都ジュバで執行された独立記念式典は、祝祭の雰囲気にあふれていた。それは、スーダンの国旗が降ろされ、新しい南スーダンの国旗が高く掲げられたときに最高潮に達した。 祝祭は、同年1月に実施された、南部スーダンの運命を決定する住民投票のときにすでに始まっていた。私は、日政府が国際平和協力法に基づいて派遣した監視団の一員として、投票の過程をつぶさに観察

    ゼロからわかる南スーダン「国づくり大失敗」の真相(栗本 英世) @gendai_biz
  • グリ森事件の「真犯人」を追い続けた作家が辿り着いた、ひとつの「答え」(塩田 武士) @gendai_biz

    経済が絶頂期に向かいつつあった80年代半ば、ひとつの「事件」が列島に激震をもたらした。 ――警察庁広域重要指定114号事件、通称「グリコ・森永事件」―― 1984年3月18日の江崎勝久・江崎グリコ社長誘拐に端を発する同事件では、「かい人21面相」を名乗る犯行グループが品会社6社を次々に脅迫。「どくいり きけん たべたら しぬで」との脅し文句とともに、青酸ソーダ入り菓子をばら撒くという手口で国民をパニックに陥らせ、被害企業は株価暴落など経営に大きな打撃を受けた。 一方で犯行グループは「けいさつのうそはごう盗のはじまり」「あほあほと ゆわれてためいき おまわりさん」など、警察を揶揄する〝挑戦状〟をマスコミ各社に送付。凶悪犯であると知りつつも、どこか憎めない軽妙さを伴った彼らの一挙手一投足に、国民の目は釘づけとなった。 しかし一連の事件は突如として幕を下ろす。1985年8月12日、かい人2

    グリ森事件の「真犯人」を追い続けた作家が辿り着いた、ひとつの「答え」(塩田 武士) @gendai_biz
  • それでも日本人はまた戦艦「大和」をつくるだろう〜この国が抱える根本的な宿痾(三田紀房,戸高一成) @gendai_biz

    時は1933年。日海軍の中枢・海軍省で立ち上がった超巨大戦艦「大和」建造計画。これに対し、1人の天才数学者が"頭脳"で立ち向かう――!! 『ドラゴン桜』や『インベスターZ』の作者・三田紀房氏が描く日海軍エンターテイメント『アルキメデスの大戦』。現在、週刊ヤングマガジンにて人気連載中だ。 単行第3巻発売に際して、著者の三田紀房氏と戦艦「大和」の模型(全長26.3メートル)が展示されていることで有名な呉市海軍歴史科学館(通称:大和ミュージアム)の館長・戸高一成氏とのスペシャル対談を公開する。 戦艦「大和」は必要だったのか 三田紀房(以下、三田) まず、以前から『アルキメデスの大戦』を読んでいただいていたと聞きまして、ありがとうございます。 戸高一成「大和ミュージアム」館長(以下、戸高) うちの若い職員が「館長、面白いありますよ」と持ってきたのが『アルキメデスの大戦』でした。読んでみて確

    それでも日本人はまた戦艦「大和」をつくるだろう〜この国が抱える根本的な宿痾(三田紀房,戸高一成) @gendai_biz
  • 偏差値78のAV男優が語る「セックス幸福論」~ブサメンがモテ男になるための「5段階」とは?(森林原人,二村ヒトシ) @gendai_biz

    偏差値78のAV男優が語る「セックス幸福論」~ブサメンがモテ男になるための「5段階」とは? 森林原人×二村ヒトシ【第1回】 「好きな人ができました」――。そこにあるのは愛でしょうか、それとも欲望でしょうか? 超売れっ子AV男優・森林原人さん初の著作『セックス幸福論』が刊行された。職業柄、これまでに8000人と10000回以上セックスをしてきた彼は、その“行為”にいったい何を見出したのか。 現代ビジネスの人気連載「女社長とAV監督のスナック人生相談」を書籍化した『モテと非モテの境界線』(川崎貴子・共著)の著者で現役AV監督の二村ヒトシさんとともに、セックスの「価値」と「かけがえのなさ」について語り合う。(構成/布川剛、撮影/村田克己) 神童はなぜAV男優に「墜ちた」のか 二村: このたびは出版おめでとうございます。現代ビジネスには初登場ということで、まずは森林原人君を紹介します。 森林君は3

    偏差値78のAV男優が語る「セックス幸福論」~ブサメンがモテ男になるための「5段階」とは?(森林原人,二村ヒトシ) @gendai_biz
  • すしざんまい社長が、あの「海賊壊滅作戦」の真相を語った!() @gendai_biz

    マシンガンなんていらない! 最近、インターネットなどで、私がソマリアの海賊を撲滅した、という話が広まっているということを聞きました。 たしかに我が社は近年、紅海、アデン湾に面したアフリカのジブチ共和国とのビジネスに力を注いでいます。ジブチは、ソマリアに隣接する国で、マグロをはじめ水揚げした多くの種類の魚の加工、冷凍、流通に、これまで得た技術を提供しています。 ソマリアではこれまで、せっかく魚を獲っても加工技術がないため、一日1トンくらいしか売ることができませんでした。それを加工することで、輸出が可能になりました。中には海賊行為に手を染めていた人もいましたが、もともと漁民であったため、今では多くが漁師に戻っています。 これについて、お話ししておきたいと思います。 「すしざんまい」の社長・木村清氏が、同店を日イチ有名な寿司チェーンにまで育てた過程を明かした『マグロ大王 木村清』が発売された。

    すしざんまい社長が、あの「海賊壊滅作戦」の真相を語った!() @gendai_biz
  • ドイツがついに中国を見捨てた!? 激変したメディア報道が伝える独中「蜜月時代の終焉」(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    ドイツ中国の蜜月関係 ドイツにおける中国報道が、ここのところ面白いほど変化してきた。 去年の半ばぐらいまで、ドイツメディアはとにかく中国贔屓で、聞こえてくるのは中国経済が力強く伸びていく話ばかりだった。「中国はあれも買ってくれる、これも買ってくれる」、「それも千個ではなく十万個」といった竜宮城のような話だ。 日で報道される中国の姿とのあまりの差に、私はしばしばビックリし、どちらが当だろうかと考え込むことさえあった。 中国詣でを熱心にやり始めたのはシュレーダー前首相で、十年以上も前のことだが、その後を継いだメルケル首相は、最初の2年ほどはダライ・ラマに会うなどして中国側の機嫌を損ねたものの、それ以後はシュレーダー首相を超えるほどの蜜月外交に徹し始めた。 毎年、大勢の財界のボス達を伴って北京を訪問しては、自動車を売り、エアバスを売り、ヨーロッパでは放棄した超高速鉄道も売って、「中国はドイ

    ドイツがついに中国を見捨てた!? 激変したメディア報道が伝える独中「蜜月時代の終焉」(川口 マーン 惠美) @gendai_biz
  • 「日本の借金1000兆円」はやっぱりウソでした~それどころか…(髙橋 洋一) | マネー現代 | 講談社(1/6)

    鳥越俊太郎氏もダマされていた 先週26日(土曜日)、大阪朝日放送の番組「正義のミカタ」に出た。大阪のニュース情報番組だが、東京とは違って、自由な面白さがある。そこで、「日経済の諸悪の根源はZ」というコーナーをやった。Zとは財務省である。 その中で筆者が強調したのは「借金1000兆円のウソ」である。借金が1000兆円もあるので、増税しないと財政破綻になるという、ほとんどのマスコミが信じている財務省の言い分が正しくないと指摘したのだ。 借金1000兆円、国民一人当たりに直すと800万円になる。みなさん、こんな借金を自分の子や孫に背負わせていいのか。借金を返すためには増税が必要だ。……こんなセリフは誰でも聞いたことがあるだろう。財務省が1980年代の頃から、繰り返してきたものだ。 テレビ番組は時間も少ないので、簡単に話した。「借金1000兆円というが、政府内にある資産を考慮すれば500兆円。政

    「日本の借金1000兆円」はやっぱりウソでした~それどころか…(髙橋 洋一) | マネー現代 | 講談社(1/6)
  • ココイチ創業者

    カレーのココイチがハウス品に買収される—身を削って同社を育て上げた、苦労人の創業者・宗次德二氏は、この買収に何を思うのか。誌の独占インタビューに、宗次氏が口を開いた。 大胆に手放す 朝6時30分、白のポロシャツを着て、名古屋市街の道路を掃除していた男性は、サッパリとした顔でこう言った。 「(会社の株を手放すことに)寂しいという感情はないですね。もう現役を退いてから13年も経つんですよ。その間、経営にくちばしを入れたことは、まったくない。アドバイスを求められたことはありましたが、『もう任せたのだから、好きにやればいい』と私が言ってからは、それもなくなりました」 カレーハウスCoCo壱番屋(以下、ココイチ)の創業者である宗次德二氏(67歳)は、誌にこう話す。店舗数1412、売上高約899億円、世界最大のカレーチェーンの創業者らしからぬ飄々とした口調だった。 現在、ココイチは転機を迎えてい

    ココイチ創業者
  • あなたはご存知でしたか最低額でも年間58万円 がんでも、実はもらえる意外な「公的年金」(週刊現代) @gendai_biz

    ——骨折、腰痛うつ、糖尿、緑内障でももらえます! もしもある日突然、大ケガをしたり、大病に罹ったりしたら—。そんな時、あなたがこれまで納付してきた「年金」が、助けになるかもしれない。まだ認知度が低い「障害年金」の活用法を紹介しよう。 国はあえてPRしないけど 3年前に肺がんを患った、元家電メーカー社員の望月孝さん(53歳、仮名)は、自身の体験をこう語る。 「'12年の4月、会社の健康診断で撮ったレントゲンで胸に影が見つかったんです。詳しく調べてみたところ、肺がんだと診断されました。 検査入院の後、左肺の摘出手術をしました。手術後は抗がん剤治療の副作用で、欲がひどく落ち、全身が気だるく、手足も痺れ、とても以前のように仕事はできなかった。結局、会社を辞めることになりました」 手術費用などはがん保険でまかない、蓄えも少々はあるものの、一人息子はまだ高校生。たとえ繰り上げ受給をしたとしても、年

    あなたはご存知でしたか最低額でも年間58万円 がんでも、実はもらえる意外な「公的年金」(週刊現代) @gendai_biz
  • ロシアの脅威を口実に軍拡に余念がないNATO加盟国の謎(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    「21世紀のアメリカ竜騎兵団」の目的とは 3月22日、米軍の戦車軍団がエストニアを出発した。このあと、ラトビア、リトアニア、ポーランド、チェコを通って、最終目的地であるドイツのバイエルン州まで、NATOの最東リミットに沿って南下。延々1800キロ、ロシアウクライナの鼻先を、何台もの装輪装甲車が進行したわけだ。この作戦は、「Dragoon Ride」と名付けられた。 Dragoonとは竜騎兵のことだ。竜騎兵は、近世ヨーロッパの兵科の一つ。現在は、戦車部隊や空挺部隊などに勇ましさを演出するため、Dragoonと命名することが多い。今回の作戦もそうだろう。 さて、この21世紀のアメリカ竜騎兵団は、ときどき主だった町の広場などで停止しては、地域の住人に、兵士と語らう機会を作り、戦車に親しんでもらったそうだ。子供は戦車に乗ったり、操縦席に座ったりできたという。たぶん感動して、是非、いつかこの戦車に

    ロシアの脅威を口実に軍拡に余念がないNATO加盟国の謎(川口 マーン 惠美) @gendai_biz
  • 世界シェア7割を誇る中小企業 「驚きの秘密」を特別公開! 間接部門の肥大化が開発者の創造性の芽を摘む(黒崎 誠)

    世界シェア7割を誇る中小企業 「驚きの秘密」を特別公開! 間接部門の肥大化が開発者の創造性の芽を摘む メールで物事を決めるのは禁止!? 69歳を過ぎても現役で厚遇!? ほか 日ごろ、私たちが何気なく使っているエレベータ。そのエレベータが目的の階で数ミリのズレもなくピタリと止まるのを「当たり前」だと思っていませんか? 実はこれ、都内のある中小企業が手掛ける「機械式精密位置決めスイッチ」のおかげなのですが、同社はこの分野で世界シェア7割を占めているといいます。従業員100人程度ながら、世界シェアトップを維持し続ける秘訣とは何か――好評発売中の講談社現代新書『世界に冠たる中小企業』(黒崎誠著)第4章より、以下、その一部を特別公開します。 中小企業の得意分野は、大企業の参入してこないようなニッチ市場とされる。だが、その多くは最初から存在していたものではない。ほとんどは、中小企業が自らの手で新たにつ

    世界シェア7割を誇る中小企業 「驚きの秘密」を特別公開! 間接部門の肥大化が開発者の創造性の芽を摘む(黒崎 誠)
  • 【第73回】デフォルトに向かって進むロシアとそのマーケットリスク(安達 誠司) @moneygendai

    ロシアの外貨獲得能力を低下させる原油安と通貨安 1月10日、大手格付機関のフィッチは、ロシアの長期信用格付けを投資適格としては最低の「トリプルBマイナス」とした。さらに、今後の経済状況についても「ネガティブウォッチ」とし、悲観的な見通しを示した。もし、ロシアが次に格下げされた場合、ロシア国債は「ジャンク債(投資不適格)」となり、事実上、国際債券市場での(つまり海外投資家からの)資金調達が不可能となる。 また、今後、ロシア国債の格付けの低下の影響は、ロシアの民間企業が発行する社債の格下げにも波及していくことは想像に難くない。そうすると、ロシア向け債権は債券だけではなく融資も含めて評価替えをする必要が出てくるため、場合によってはロシアに対するエクスポージャーの高い金融機関(特に欧州金融機関)で不良債権が拡大する懸念がある。最悪の場合、これは欧州の金融危機に波及する懸念もある。 ところで、今回の

    【第73回】デフォルトに向かって進むロシアとそのマーケットリスク(安達 誠司) @moneygendai
  • [自転車競技]白戸太朗「しまなみ海道サイクリングの人気を探る」(スポーツコミュニケーションズ) @gendai_biz

    の中だけではそこまで価値を見出されないが、海外から絶賛されると国内でも、というケースは意外に多い。日人がシャイで自信を持てないのか、足元にあるいいものに気が付かないのか。芸術、音楽の世界はもちろん、工業製品からコンビニの便利さ、治安の良さなどなど……。国内にいると当たり前と思っていることが、海外から見ると「Cool!」となるわけだ。つい先日も、海外から絶賛を受けて急激に人が増えているというところに行ってきた。それは「西瀬戸自動車道」、通称「しまなみ海道」。ここは建設当初、「こんなにお金をかけてどうするんだ」と非難の声が多かった場所だが、今では国内外から沢山の人を呼び寄せている。 建設計画から全線開通まで26年かかり出来上がったルートは、10の橋で愛媛県の今治と広島県の尾道を結ぶ全長約60㎞、約7400億円の建設費がかかった。当初から州四国連絡道路の中でも、経済基盤では兵庫県と徳島

    [自転車競技]白戸太朗「しまなみ海道サイクリングの人気を探る」(スポーツコミュニケーションズ) @gendai_biz
  • 縄文時代の東日本は世界最高の大混雑地帯だった!() @gendai_biz

    東京大学大気海洋研究所教授 川幡穂高先生 1955年生まれ。東京大学理学部化学科卒業。東京大学大学院博士課程、地質学専攻を修了し、理学博士号を取得。さまざまな組織を経て、2005年から東京大学大気海洋研究所教授。古環境、古気候などの専門家 日最大級の縄文集落跡・三内丸山遺跡、衰退の理由とは? 松尾貴史(以下、松尾) 川幡穂高先生は古環境や古気候がご専門ということですが、大まかにいうと、かつての地球環境を研究しているということでしょうか? 川幡穂高(以下、川幡) そうです。私どもは、地球の歴史を研究しています。なかでも、調べているのは昔の環境や気候。具体的には、海底の堆積物を化学的に分析して、昔、その地域がどのような環境、気候であったかを調査しています。 松尾 そうですか。そんな川幡先生は、青森県にある三内丸山遺跡の歴史を解明されたとうかがいました。まずは、岡村さんにこの遺跡について簡単に

    縄文時代の東日本は世界最高の大混雑地帯だった!() @gendai_biz
  • 「パチンコ税」が急浮上してきた本当のワケ(ドクターZ) @gendai_biz

    現代ビジネスプレミアム倶楽部については、 近日中のサービス終了を予定しています。 詳しくは、こちらの記事をご参照ください。

    「パチンコ税」が急浮上してきた本当のワケ(ドクターZ) @gendai_biz
  • ウクライナ危機が日本に突きつける「集団的自衛権の行使容認」の核心(長谷川 幸洋) @gendai_biz

    先週に続いて、今週もウクライナ危機について書く。先週のコラム「ロシアのクリミア侵攻は『ヒトラーのズデーテン侵攻』の繰り返し!? 国連が機能しない"規律なき世界"はどこへ向かうのか」で指摘したポイントは次の通りだ。 つまり(1)今回の危機で国連は機能しない(2)中国が尖閣諸島に両手を伸ばす誘惑にかられる可能性がある(3)日は当面、集団的自衛権の下で日米同盟の強化が必要だが、将来的にはアジア太平洋地域の集団安保体制を視野に入れるべきだーーの3点である。 「戦争反対」の読者からの思わぬ反響 同じ論点は「クリミア侵攻の意味」と題して、東京新聞のコラムでも指摘した。 ちなみに、この新聞コラムは「私説」という欄であり、社説ではない。文中でも「社説の論調とは違って」とわざわざ断ったのだが、読者からは「東京新聞の社説とは真逆で許されない」といった意見をいくつもいただいた。 そこでこの欄を借りて、ひと言

    ウクライナ危機が日本に突きつける「集団的自衛権の行使容認」の核心(長谷川 幸洋) @gendai_biz
  • 「地球温暖化を食い止めるためには、原発を無くしてはいけない」---映画『パンドラの約束』の真摯な警告(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    『パンドラの約束』というアメリカ映画を見た。一言でいうなら、原子力発電に関する誤解を解き、その長所を見直そうという映画だ。いや、違う。この映画の主張はもっと緊迫している。「地球の温暖化を今、い止めるためには、原発を無くしてはいけない」という真摯な警告であるといったほうが正しいだろう。 脱原発を決めて2年半、CO2排出量は増える一方 2月26日、ドイツ。EFI(Expertenkommission Forschung und Innovation=研究・開発専門家委員会)という政府の調査機関が、衝撃的な調査結果を提出した。「再生可能エネルギー法は、気候変動防止にも技術の刷新にも役に立たない」というのだ。脱原発を高らかに掲げ、再生可能エネルギー法を伝家の宝刀として誇りにしてきたドイツ国民は、大きなショックを受けた。じゃあ、脱原発は今後どうなるのか、と。 再生可能エネルギー法は、自然エネルギー

    「地球温暖化を食い止めるためには、原発を無くしてはいけない」---映画『パンドラの約束』の真摯な警告(川口 マーン 惠美) @gendai_biz
  • 官々愕々 電力業界と「モンスター・システム」(古賀 茂明) @gendai_biz

    『原発ホワイトアウト』(講談社)というをご存知だろうか。発売から2ヵ月で10万部という、無名の新人作家としては異例の売れ行きを見せている。著者は覆面作家で、東大卒の霞が関の現役官僚。霞が関では、作者は誰かという犯人探しが始まっていると話題だ。 しかし、このが話題になっている最大の理由はその内容のすごさだ。私のような元官僚から見ると、それぞれの逸話が実話に基づくものだということはおおよそ推測がつくが、一般の人から見ればいずれも「驚愕の真実」と受け止められるだろう。 中でも特筆すべきなのが、書で「モンスター・システム」と名付けられた電力会社が社会を支配するための資金還流システムだ。 書の例では、「関東電力」が市場価格の2割増しで取引先に発注し、受注企業は超過利潤の中から、取引額の4%を「東栄会」(取引先企業の集まり)に預託する。その総額は年間800億円だ。それが政治家のパーティー券購入

    官々愕々 電力業界と「モンスター・システム」(古賀 茂明) @gendai_biz