いつものことながら殆ど報道されないが、わずか東京都の半分ほどのガザ地区に、イスラエルが激しい空爆をかけて数百人を殺し、更に、地上軍を侵攻させようとしている。 原因とか理由とか経緯とかより何より、子供を含む大量の民間人を無惨に殺す軍事行動が許されてよいわけがない。ろくでもない論説はいらない。先ず事実を報道すべきである。 事実を知って、すぐ何ができるわけではない。だが、何もできない、という思いを噛みしめることはできる。
お正月のおめでたい時期なので控えてましたが、お伝えしたいことがあります。 まだ松の内ですが、急を要することなので、ご容赦ねがいます。 ................................................................... ▼エヴァ・バートレット「連中はもうどんなことをしてもいいと思っている」 (2009年1月3日) *抜粋 [訳] 山田和子 「直前のF16の爆撃で煙と土埃がもうもうと舞い上がる中、必死に避難する一家がいる。ジャバリヤのパレスチナ赤新月社の救急車受付には、恐怖におののきながら家から避難する住民たちからの電話が殺到している。新しい年。新たなナクバ(=大災厄)。でも、この光景は目新しいものではない。イスラエルは今またガザを爆撃し、世界はその横で、ガザをぐるりと囲んでいる電流の通ったフェンスや西岸地区を分断しゲットー化している壁とは無
水曜日(5月14日)の朝日新聞(私が見たのは神奈川版)の9面には、「パレスチナ難民 苦境60年」という大きな特集がある。これは「トリポリ〈レバノン北部〉=井上道夫」と「カイロ=平田篤央」の記名記事。 一方、11面にある小さな無記名記事は、あいかわらずこんな感じ。 ガザから攻撃 高齢女性死亡 イスラエルも パレスチナ自治区ガザの過激派「イスラム聖戦」が12日、イスラエル南部の住宅地に向けてロケット弾を撃ち込み、帰宅途中だった70歳のイスラエル人女性が死亡した。 これに対し、イスラエル軍は13日、空からのミサイル攻撃でガザの過激派戦闘員1人を殺害した。 9日にはガザを支配するイスラム過激派ハマスが放った迫撃砲壇で、農場で働いていたイスラエル人男性が死亡。この攻撃に対し、イスラエル軍はガザ南部を空爆、5人のハマス戦闘員を殺害していた。(エルサレム) ※強調引用者 ちょっと調べたところ、朝日新聞は
http://mainichi.jp/select/today/news/20090105k0000m030062000c.html イスラエル軍は3日夜(日本時間4日未明)、イスラム原理主義組織ハマスが支配するパレスチナ自治区ガザ地区に地上侵攻し、ハマス戦闘員と交戦した。先月27日に空爆が始まったイスラエル軍のガザ攻撃は地上戦という新段階に入り、一般市民の被害拡大と、イスラエルとハマスの「報復の連鎖」悪化が懸念される情勢となった。 「懸念されること」(そして、起きていること)は、「報復の連鎖」などではなく、イスラエル軍による虐殺行為だ。いつまでこんな、欺瞞的な報道を続けるんだろう。 それにしても、「戦闘員」という言い方はなんとかならんのかと思う*1。 イスラエル側がこういう表現を使うのは、「殺害が正当化できる者たち」(危険な非市民)という意味合いと、国際条約で認められるような正式の軍人・
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