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ブックマーク / saluton.asablo.jp (12)

  • 原発で最重要課題は「福島を救え」ではないのか: おさきまっくろ

    友人、知人の皆さん お元気ですか。かしまです。 このところ、気になっていることがあり、多くの皆さんと共有できれば、と考え、思いつく限りの人に、BBCでメールしました。失礼お許しください。 最初に断っておけば、ぼくは反原発運動はやっていましたが、放射線などについては素人です。そのうえでの考えです。 今、原発の問題で大事な課題はなにか。 浜岡原発を止めろと叫ぶことでしょうか。代替エネルギーの開発を要求することでしょうか。どちらも大事でしょう。しかし運動の当面の、第一に緊急の課題は 「福島を救え」 であるべきだと思います。 福島で現在進行中の放射性物質の拡散から、現地の人々をできるだけ守るよう、対策をとることを政府に要求する。具体的には、避難地域の拡大や、緊急時の避難を可能にする支援の強化です。「未来の世代に原発を残すな」とか言ってる場合ではなくて、この瞬間に、放射能にさらされている福島の子ども

    sarutora
    sarutora 2011/04/15
    第一に緊急の課題は「福島を救え」であるべき…5年後10年後に、ガンや白血病になる人が出てくることは、 もはや避けられないのかもしれません。しかしそれをどれほど「減らせるか」という勝負はまだ終わっていません
  • 向井孝『暴力論ノート──非暴力直接行動とは何か』増補版刊行のお知らせ: おさきまっくろ

    みなさま、 お元気でしたか? 向井孝『暴力論ノート──非暴力直接行動とは何か』増補版を刊行します。 刊行にあわせて、おさきまっくろを暫定的に「解凍」することにしました。 ノートは今日、刷り上がってきました。大きな字で美しく新しく組み直したので、前版の倍ほどのヴォリューム(176頁)。(ねだんは1,500円+税。) 『Anarchist independent Review』最終号掲載、「〈やり方〉としてのアナキズム」を増補しました。「増補版刊行の弁」は水田ふうより。 向井さん最晩年の、暴力論をめぐる論考をすべてまとめた一冊です。 いま、直販、書店さん、ディストロ向けの販売方法など、書面でととのえています。週末にはここでご案内するつもりです。 次の予定(『墓標のないアナキスト群像』)を早く実現するためにも、紙印刷製代とできるだけトントンに近づけたい! 品切れで買えなかった方も、また、前版を

    sarutora
    sarutora 2011/04/15
    おおお!増補版刊行!必読!
  • 死に神たち: おさきまっくろ

    前法相鳩山邦夫が、「死に神」とよばれ、憤ってみせたことは記憶に新しい。 13人の執行命令を出しながら、これは「殺人などということは断じてありえない」という記事も読んだ(「死刑は粛々と執行するのが大切」『週刊朝日』5/2号)。彼にとって、処刑は、殺人を意味しない。この倒錯こそ、「死に神」とよばれるにふさわしい。 彼は、処刑時、刑務官がとざしていた青いカーテンを開けさせた。その理由を問われて、こう説明する。 「『ちゃんと見ろ』ということです」(「週刊朝日」同) バタンコの落ちたあと、およそ20分といわれる吊された体のふるえ。その下で、誰が、何を見るのか。まだあたたかい体をどうして受け止めるのか。 「斎戒沐浴」した彼がそこにいたとしても、おそらく何も見えない。見えてはならない。 現法相保岡興治が昨日、靖国神社に参拝したという。 「死に神」ということばが思い起こされてならなかった。 戦争は、敵国民

    sarutora
    sarutora 2008/08/18
    >「殺し」を「殺し」といわせないのが、「死に神」たちの巧まれたやり方だ。
  • 入国拒否: おさきまっくろ

    3月6日成田空港で、10日小樽港で、ふたりが相次いで入国を拒否された。 G8洞爺湖サミット抗議行動への事前弾圧がはじまっている。 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080315k0000m040040000c.html 以下転載。(MN) * 要請文 法務省入国管理局 札幌支局 殿 2008年3月10日、ドイツの農学博士マルティン・クライメル氏は、サハリンー小樽間を結ぶ船に乗って来日しました。しかし入国管理局小樽出張所はマルティン氏の入国を拒否しました。マルティン氏は入国管理局に異議申し立てを行いました。そして、日友人と日の弁護士と協力しながら、入国の交渉を行なっています。私たちは、マルティン氏を日に招聘した人々を中心に、救援会「SAVE MARTIN」を結成しました。 「SAVE MARTIN」は、日政府に対して、次の3点を要請します

    sarutora
    sarutora 2008/03/17
    3月6日成田空港で、10日小樽港で、ふたりが相次いで入国を拒否された。
  • 人民のようなる貌したれども 人民にアラザル也: おさきまっくろ

    調べ物をしようと、棚をさがしてたら、ほこりまみれのへんな辞書をみつけた。表紙には、〈当用和漢語彙〉保省司内(号用仙)著とある。パラパラとめくってたら、こんな文句に出会った。以下その抄出…… 【半選虚】「生半可ナ選挙ハ虚シ」とよみたまうべし。えらぶによきひとのなくて、なおえらべとや、しきりにことあげするは、ただ代議士てふ支配の仕組みを維持して、うぬがためにせんとするやからのためにこそ。 さらば最善なくば次善を、それなくてもなお三善をと云う心読めたり。などてか、しかすがにまでして選挙せざらんことのあるべしや。 〈半選虚〉とは、そのように中途半端の投票をなすことつよくいましむる也。 【叛戦挙】「コゾリ 戦ニ叛ス」、とよみ給うべし。いくさに反対せざるものは、天皇・領主・それにつらなる支配の手先のみにて、人民にあらじ。それいくさは、他国との戦いといえども支配者自ら剣をとりてたたかうにあらず。われら

    sarutora
    sarutora 2008/01/29
    >えらぶによきひとのなくて、なおえらべとや、しきりにことあげするは、ただ代議士てふ支配の仕組みを維持して、うぬがためにせんとするやからのためにこそ/いくさに反対せざるものは…支配の手先のみにて
  • 「人の命を守るのにお金ではかえられません」なんて云ってみたりして…: おさきまっくろ

    イージス艦からの迎撃ミサイル実験に成功したいうて、艦内の自衛官たちが「ワーッ、やったぁー」いうて歓声をあげてる様子がテレビで放映されてた。 石破茂いう防衛庁官は、お金がずいぶんかかるでしょうという記者の質問に「人の命を守るのにお金ではかえられません」って答えてた。 ほんまによういうわ。アフガンで、イラクで毎日ひとの命を奪ってることに平気なくせに、そして、この日で生活苦で餓死するひとがおるというのに、いったい、このひとにとって人の命いうのは誰の命のことをいうてるんやろな。 いよいよ戦時体制や。(風)

    sarutora
    sarutora 2007/12/21
    まったく
  • 一年に一度くる日: おさきまっくろ

    橘宗一墓前祭が毎年おこなわれるようになって、今年で三十三年になる。橘宗一といってもその名を知る人はほとんどいない—— 一九二三年(大正十二年)九月、関東大震災のどさくさに軍閥は流言を放って、何百人とも何千人ともいわれる朝鮮人が民衆によって殺され、平沢計七、河合義虎など九名もの南葛飾の労働者や主義者が習志野騎兵隊に殺された。この不穏な状況下の十六日、大杉栄は、ようやく消息のわかった弟勇一一家とそこへアメリカから来ていた妹あやめの息子宗一の様子を気づかって鶴見へ野枝さんとでかけたんやった。そして、家にくれば魔子とも遊べるしと、連れて帰る途中、大杉、野枝と共に憲兵隊に連行され、三人ともそのまま虐殺されてしまったんや。 宗一は当時、まだ七歳の少年やった。 「宗一ハ再渡日中東京大震災ノサイ大正十二年九月十六日ノ夜大杉野枝ト共に犬共に虐殺サル」と碑文に刻みこまねばならなかった父惣三郎の怒りと嘆きはどれ

    sarutora
    sarutora 2007/09/17
    >しかし、この墓の存在は関係者のあいだにも知られていなかった
  • 死刑と冤罪: おさきまっくろ

    23日、長勢甚遠法務大臣が死刑を執行させた日が、サッコとバンゼッティの処刑からちょうど80年目の日やった——ということをあわせて中島くんがblogに記事をよせた。でも、このふたつはどう結びつくの? と、きっときかれるやろ、とも思ったんや。 死刑制度賛成のひとでも、冤罪でひとを死刑にしていいとはいわんやろ。そやから、めったにない冤罪で死刑になったサッコ&バンゼッティたちの死を悼み、その死刑執行に抗議することに、誰も反対せえへん。でも、今回死刑執行されたひとたちは冤罪とちがうんやろ、いうて……。 さっきまでおしゃべりしていった近所の大工さん夫婦(2年まえに屋根をなおしてもろた)は、光市事件の犯人は絶対許せない、今度の新しい弁護士は事実をねじまげてまで弁護してる、おかしい……と云うてた。そやから、わたしもつい長話になってしもたんやけど、カレー事件にしてもなんにしても、わたしらは手もなくマスコミの

    sarutora
    sarutora 2007/08/27
    >なんで犯罪がおきるのか?…わたしらもその一端を担ってるこの社会全体がつくりだしてるものや。/どうしても死刑存続というなら冤罪死刑を作りだした裁判官や捜査官、ハンコ押した大臣も死刑に
  • 小田実さんの死: おさきまっくろ

    今朝、選挙の結果はどないなったか思て、テレビをつけたらいきなり「小田実氏、癌で死亡」いう報せ。外はどしゃぶりの雨やんか。 小田さんが癌で入院してはるいうのは知ってた……。 小田さんは、痛みをこらえながら、夜中の選挙速報をきいてはったんやろか。民主党の圧倒的な勝利は夕べのうちにわかってたから、それをどんな思いで聞いてはったやろ。 それにしても小田さんの今朝未明の死いうのは、なんとも暗い先行きのまえぶれような気がする。 * わたしは小田さんと個人的な付き合いは全くなかったけど、小田実と聞くと、思い出せばいろんなことがあった……。 高校一年のときや。学校のかえり、屋で「何でも見てやろう」を偶然手にして、買ったんやった。それ以来小田実の熱烈なファンになった。雑誌でもなんでも、小田実という名を見つけると、まるで恋人の名をみつけたように胸がキューンとした。も雑誌もみな買った。 高校を卒業した夏、小

    sarutora
    sarutora 2007/07/31
    >そんな個々のおもいおもいのばらばらではとても敵に勝つなんてことはでけへんいう考え方も依然として強くあるわけやけど、わたしが最初にであったこの多様でアナーキーな個別の運動の方向の先にしか未来はない
  • わたしが「電気料金指定日払い」をするわけ: おさきまっくろ

    この前ちょこっと電気料金指定日払いのこと書いたけど、今日はその指定日。毎月遅集料金をとられるぎりぎりの前日に指定して、とりにきてもらうんや。1分前でも1分過ぎでもなく5時きっかり、ピンポーンがなる。 柏崎原発が事故でえらいことになってるけど、日中の原発は、どこでも、いつこの地震に襲われても不思議ではないところにみんな建ってるんや。ようこんなに地震が頻発してる国に原発を建てるなあ——いうのは、もうまえまえから云われてるこっちゃ。そんな危険な原発をなんで建てるか。 経済性にしたって、バカバカしいくらい明白に割りにあわんのやで。第一建設費がべら棒に高くつく。しかも年数がたつにつれて事故が多発するし、修繕費はかさむし(1回の事故で600億とかいう数字やで)それで耐用年数はせいぜい30年やから、みなそろそろ寿命や。(寿命がきた原発を解体するのにどれだけの費用がかかるか!!)それに何万年も放射能を出

    sarutora
    sarutora 2007/07/24
    なぜ原発作るか>絶対に赤字にならない「総括原価方式」=まず総費用(燃料人件費修繕費etc.)を計上しそれに利益分を加えたものを電気代として徴収できる。利益は「総額×利益率」なので総額が増えるほど利益増
  • こんなくらし、誰が頼んだ?: おさきまっくろ

    先週、土曜やったかな、松のTくんから「いまからちょっと寄っていいっすか」という電話。 夕方から名古屋で(パンクの)ライブがあるので、それに行く途中やという。T君とは3年まえ名古屋でやったサウンドデモが縁で付き合いがはじまったんやけど、地元でも仲間といっしょにいろんな活動をやってるようや。 「このまえ、六ヶ所村の映画会をやったんっすよ。でも、あとの話し合いで、反原発を言うからには、今の、じゃんじゃん電気を使うひとりひとりのくらしをまず見直すことから、みたいな話になったんだけど、オレ、ちょっと違和感があったんっすよ」「ふうさんは、どうおもいます?」っていうから、わたしは「じゃんじゃん電気つこて、反原発いうたらええんや」と答えた。 だいたい、わたしらは、じゃんじゃん電気つこてるんやなくて、つかわせられてるんやんか。わたしらに何の相談もなく、ある日駅に行ったら、自動改札になってるし、アパートを立

    sarutora
    sarutora 2007/06/29
    >だいたい、わたしらは、じゃんじゃん電気つこてるんやなくて、つかわせられてるんやんか。わたしらに何の相談もなく、ある日駅に行ったら、自動改札になってるし(…)こんなくらし、誰が頼んだ?
  • 良い抗議者と悪い抗議者: おさきまっくろ

    けさ、ロストックの反G8サミット・デモのニュースを知った。多数のケガ人と拘束者がでたらしい。さっそく新聞社系のニュースをいくつか探して読んだ。 「黒装束の連中が、デモで暴れる機会をうかがっていた……」いかにもまことしやかな警察情報をそのまま翻訳して記事がつくられていた。「赤旗」は、「主催者は暴力を非難」と、ぬけめなく付け加えている。 G8になぜかれらが抗議するのか。「衝突」以外に、かれらがそこで何日もの間、どんなことを行っているのか。また、「衝突」にいたるまで、どのような規制と挑発が不当に行われていたのか。そんな背景は、全く無視されたままなのだ。 「良い抗議者と悪い抗議者」ということばを思い出した。それは、ジェノバでカルロ・ジュリアーニが殺されたあと、たまたま見つけたニュース・サイトで交わされていたコメントにあったことばだ。 死の出来事の後で、やや感情的なコメントがつけられていて、下の方に

    sarutora
    sarutora 2007/06/06
    >G8になぜかれらが抗議するのか。「衝突」以外にかれらがそこで何日もの間、どんなことを行っているのか。また「衝突」にいたるまでどのような規制と挑発が不当に行われていたのか。そんな背景は全く無視されたまま
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