雇い止めを言われたら 5年問題とは? ストライキの映像(YouTube) 組合員募集 「5年でくび」ビラ くびくびパンフレット pdf版 連絡先: 070-5506-7365 または unionextasy(a)gmail.com ※(a)を@にして下さい カンパ振込先: 京都中央信用金庫 百万遍支店 0955268 ユニオンエクスタシー 「わしら、スターダストや」 「そもそも女性労働の搾取の問題だった」 ユニオン・エクスタシーとは 設立趣意書 組合規約 細則
期待権というのは不思議なものです。非正規労働者の勝ち取った権利のはずなのに、使用者側がそれにとらわれ、無用の解雇が行われている。 5年条項もそうなら、今度の公募→再雇用制度で本部が再雇用するなと圧力をかけているのも期待権に対するとらわれかもしれない。 説明します。 5年条項は「非常勤の業務は臨時的だから」というのは建前で、「期待権を発生させずにいつでも首を切れるようにしたい」が本音でした。私たちはそれをくびのためのくびと批判しました、つまり誰でもいつでもくびを切れるようにするためにあなたをくびにするというのです。(本当に人を馬鹿にしています。) 今回の見直しで、 5年条項(一旦、全員くび)を残したのは、期待権をそこでなくそうという意図です。そうはいっても、再雇用される可能性があるわけで、期待権がないとはいえないと私たちは思っている。ただその期待には程度があり、実際誰も再雇用されなかったら、
この座り込みをしながら、非正規の問題が差別の問題であるとはっきり感じられてきたと書きました。その差別の根底には幾重にも入り組んだ女性差別の問題がある。(差別と労働問題、これはよくくっついてでてきます) チラリ、チラリと触れることでそこに問題群があることを知ってきた。少しは書いてきました、でもまだまだ書けていないと思うことはある。 「婚活よりストライキ!」 を訴えたい。 その前に、この一年ビラを配りながら考えてきたこと、この前職組の人からもコメントしていただいたこと、 「誰もが座り込みや裁判闘争できるわけではない」 このことについて考えてみます。生活と闘争について。 国際すわりこみ映画祭のシンポジュームでの「ぬか床」のこと。 ストライキを始めて失われたものはたくさんある。そのうち生活の話として私はぬか床について話をしました。それを受けて、井上昌哉の「ぬか床とストライキの両立の問題ですね」とい
一言でいえば、「悔しい」です。 最近気付いたことは、理屈の大事さ。理屈で語弊があれば、すじだっていることの強さ。私たちは、小さな組合で、また立場も弱く、要するにあまり力はない。そういう時、意外と筋が通っているということが力になる。とくに交渉の場では。 今回、改めて5年条項はおかしい、筋が通っていないということ感じた。私たちの主張の方が100倍くらい筋が通っている。なので、丁寧に論を追っていけば、理事が自分たちの言っていることはおかしいのでは、という感じになってもおかしくなかった。そのくらいほころびはあった。しかし、それを十分にしつこく追及していくことができなかった。大学の考えをある程度知り、5年条項の不当性を伝えることはできたが、撤廃を勝ち取ることはできなかった。大学の課す厳しい条件下でも参加した9名でがんばりましたが、 期待してくださっていた人たちに応じきれなかったという思いが残ります。
この5年条項の見直し案(中間案)について、私たちはいろいろ考え、またいろいろ意見をもらいました。 その中で、はっきり感じるのは、これが「教授にやさしい案」だということです。 雇われるほうにしたら不安定このうえないのですが、雇う側の教授にとっては、残したい人は残せて、首を切りたい人は切れるような制度が好都合なわけです。 雇う側の立場からしたらあまり文句のでない案なのかな、とも思います。 5年条項そのものには多くの教授も反対しています。それは、上からまたは文科省から押し付けられた現場無視の条項だからでしょう。 今回の案は、文部官僚の大西理事を座長から外し、教授主導で「部局自治」に立ち戻ったものという面もありそうです。 文科省や、大学本部のトップダウンではなく、各部局の教授会で物事を決めるとする(人事権は教授会にありという)いわゆる「部局自治」「大学自治」へのゆり戻しでもある感じがします。 この
上映作品の紹介については、チラシ画像をクリックしてください。 京大11月祭・文学部中間実企画「国際すわりこみ映画祭」 ~立ち上がれ、そして座り込め!Stand up, and sit in!~ 11月22日(日)京大文学部新館第1講義室 http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/sogo/access.html (↑文学部へのアクセス) 入場料カンパ500円(1日出入り自由) 1:00~ ドキュメンタリー「くびくび」(30分) 京大時計台前で非常勤職員「5年でくび」に反対して座り込み。 1:45~ キム・ミレ監督「Weabak:外泊」(73分) 【日本語字幕制作:FAV連連影展】 韓国の大型スーパーで女性労働者500人がカウンターに座り込み。 3:15~ 早川由美子監督「ブライアンと仲間たち」(97分) イギリス国会前で反戦を訴え、テントを張って8年間座り込み。 5:00~
一昨日は、傍聴に来ていただいた皆さん、ありがとうございました(おかげで満席でした)。 結果は残念でしたが、いわゆる「5年問題」をめぐってはまだ全く何の進展もありませんし、今も当局の団交拒否は続いています。判決は「クスノキの下を明け渡せ」というだけで、現在いる土地については大学から何も言われていませんので、座り込みとカフェの営業はこれからも変わらずに続けていきます。 今回の裁判についてですが、弁護士さんにも相談した結果、大学に土地の所有権がある以上、今回のようなケースを「これは職場占拠である」と主張して占有権原の有無を争っても、まず勝てないことは分かっていました。(まことに不当極まりないとは思いますが、最高裁の判例がそうなっているので仕方ありません。)そこでいったん大学の請求を任意に履行して土地を明け渡してしまい、その上で「訴えの利益がない」と争うことにしました。 それでも大学側が、訴訟の取
クスノキの下を明け渡せ、と大学から訴えられた裁判の、いよいよ判決が出ます。 風のうわさでは、大学側代理人である中田昭孝弁護士(京大ロースクール教授)が、ご自身の民事訴訟法の授業の中で、この裁判について取り上げたそうです。大学が勝つと思うか、くびくびが勝つと思うか、学生に挙手をさせたところ、結果は半々だったとか。それでも中田先生は、自信満々に「大学が勝つ」と予言されたようです。 請求が認容されれば原告(大学)の勝ち。 「訴えの利益」が喪失したとして、請求が棄却されるか、門前払いで却下されれば、被告(くびくび)の勝ちです。 みなさん、10月29日は京都地裁へ! ■■くびくびの判決まつり!■■ 10月29日(木) 12:00~京都地裁前で情宣、ビラ配り 1:10~判決(208法廷にて) 判決後、地裁一周無届けデモ、 裁判所前でニョッキ(イタリアの貧乏食)鍋を囲んで報告集会をします! (追記)これ
裁判所に、自転車で走りながら、私も井上さんも、最後にどういうことを述べようか、相談していたわけですが、 開廷したと思ったらすぐ、裁判長の三言目くらいが、結審します、判決はいついつみたいな感じだったので、あっけにとられてしまいました。(相手側からの反論もなく、こちらの証拠はすべて認められたためです) それでも、裁判長に私はしどろもどろになりながら、準備書面を誠実に書いた、みたいなことをいい、井上さんがはっきりと、正規と非正規の差別をなくしたいと思って立ち上がったので、簡単に不法占拠とかたずけられたくはない、と述べました。 多くの人が傍聴に来てくださいました。ありがとうございました。 判決は、10月29日(木)1時10分からです!
6月に大阪であった、フリーターズ・フリーのイベントは、私たちにとってとても刺激的でした。運動の話、労働の話、結論みたいなものは無かったけれど、考えるきっかけになるような話題が豊富だったと思います。 どうつながっていくか、とくに近くの人とどうつながっていくか、という話が中心だったように思います。遠くの連帯より近くの団結の方が難しい、 という話。 団結。 そう、ストライキしてみてはじめて、団結の意味がわかりました。ストライキとは団結なのに、それを知らずにストライキを始めてしまいました。 事を起こしてから、連帯はどんどんしていけます。しかし、いったん事を起こすと団結をするのは難しい。 前インターネットをぱらぱらみていたら、昔のストライキのマニュアルみたいなものを見つけたことがありました。 はじめは雇用者にばれないようにこっそりこっそり一人一人、同調者を見つけていく(オルグする)、そして、あるとき
今日はくびくびカフェの目の前にある時計台で、講演会が開かれました。演者は竹中平蔵さん。演題は「世界経済の構造変化と日本」ということで、興味津々で話をうかがいに行きました。 拍手と共に竹中さんが現れたので、さっそく大声で「小泉改革ナンセンス!」と叫びました。すると後ろの方でも「Fuck You!」と誰かが叫んでいます。 その後もいろいろ言っていたら、あえなく引きずり出されました。羽交い締めにされながら、竹中さんに目がけて、履いていた下駄を投げたのですが、全然届かなかったのは残念で仕方ありません。 それにしても、ヤジは国会でも認められた大切な権利。守っていきたいものです。(unagi) unagiさんが引きずり出されたあと、外からどなりあいが中まで聞こえてきます、そんな中、再開された講演会でしたが、(私ももう一回、声を出したら、つまみ出せ!、と周りからも言われましたが、いすにしがみつき、話を聴
今日は、龍谷大学法学部教授で、労働法がご専門の脇田滋先生に会いにいきました。脇田先生は、派遣や有期雇用など、日本の非正規雇用問題の第一人者です。 待ち合わせは四条河原町の喫茶フランソア。約束の10分前に着くと、脇田先生はすでにいらしていて、熱心に韓国語の勉強をなさっていました。聞くと、フランソアは学生時代からよく利用しているとのこと。 話はついつい2時間半にも及び、5年条項について、パート労働について、正規と非正規の賃金格差について、など多岐にわたりました。また先生は、イタリアのボローニャに1年間、研究で滞在なさったことがあり、イタリア文学専攻だった私たちと、たちまち意気投合しました。 女性のパート労働(=扶養制度)を前提とした日本の雇用システムは、世界に類のない差別である。これは、私たちがストライキ当初から言ってきたことと同じ主張で、とても心強く思いました。以下、矢継ぎ早に放たれた先生の
■6月30日(火)ボーナス要求行動 12:00~13:00 本部棟前(時計台から西へ行った奥です) 支給日にあわせて、非常勤にもボーナスを支給するよう、決死の要求を行います。 棒とナスをご用意ください。 ■7月2日(木)裁判の第2回口頭弁論期日 10:40~京都地裁208法廷です。 民事訴訟では、書面を交換することで法廷で陳述したことにするのが通例ですから、傍聴してもあまり面白くないかもしれません。でも、kyoheさんの「裁判長!」がまた聞けるかも。 ※前回は「原告の請求を却下せよ」と書いた答弁書を提出しただけですが、書きかけの準備書面についても6月末には公開したいと思います。 おまけ:今後の(ありうるかもしれない)予定 ■7月上旬、イタリアまで行って反G8サミットの運動に参加し、コタツを引きつつ京大の5年条項撤廃を世界に訴える(2人分の旅費30万円が必要)。 ※kyohe、unagiの2
当局が、司法手続きをとるに至った意思形成のプロセスについて、ずっと疑問に思ってきました。この前代未聞の裁判沙汰を、いつ誰がどのようにして決定したのか。 それを理事会で決めたことは明らかです。そして、理事会としての意思決定を行う前提となる「情報」を提供したのが――理事補として会に出席する権限を持った――岸本佳典総務部長であることも、ほぼ確実でしょう。しかし、その情報がウソに満ちていたらどうなるか。正しい情報に基づかなければ、正しい決定など下せるはずがありません。 これまでずっと不思議に思ってきたのですが、いろんな人の話が、なぜか食い違うのです。5月3日付の毎日新聞に、私たちがあたかも「クスノキ前で15時間」の団交を要求しているように書かれたこともそうですが、話を総合すると、どうも岸本氏はかなりデタラメな情報を上に上げているようです。これまでの交渉経緯、私たちの主張、要求内容などについて、およ
今日は裁判所に行ってきました。 一回目の口頭弁論です。一回目は相手の訴えを認めないというだけでいいようです。次回から、丁寧に反論をしていこうと思っています。(次回以降はきちんと告知しますので、たくさんの傍聴お待ちしてます!) いすは、黒くて背が高かった。裁判長は意外と気さくな感じでした。 終わりそうになったので、 裁判長! といいました。(これはやりたかった。) 裁判長、この裁判はおかしい、それだけは伝えました。 裁判とは立場が弱いものが困って、法というものを盾に、強いものを訴えるものでしょう。雇い止めをさせられた私たちが大学を訴えるのならわかる。大学が雇い止めをした上にその失業者を裁判にまで訴えるとはどう考えてもおかしい。その裁判費用(印紙代17万円)まで要求するとは。だいたい大学みたいな大きな組織はいろいろ訴えられることはあるだろう、でも逆に訴える方にまわるなんて転倒している。京大にお
毎日新聞に、以下のような記事が出ました(いちばん下に引用します)。その中に、とても看過しがたい記述がありましたので、ここに反論しておきます。まず、 >団交開催条件について「クスノキ前で15時間」などと要求。大学当局は「そんな条件は受け入れられない」と拒否し、座り込みは不法占拠だとしてテントの撤去を強く求めた。 とありますが、私たちはそんなことを全く要求していません。当ブログ3月24日付の記事に、「3~4時間を目安とした時間調整を設けてもいい、日時や場所についてもさらに交渉に応じる」「3~4時間、イヤなことを我慢するぐらい、なんですか」と書いていることからも分かるように、交渉は3~4時間で要求し続けています。場所も教室でいい、と何度も伝えているはずです。交渉で対立しているのは「参加人数」のはずです。当局は、なぜこんなウソをつくのでしょうか?燃え立つような、激しい怒りを覚えます。 松本総長は、
小川:裁判所でコピーしてきてもらった、京大が提出したという申立書、見てびっくりしました。その厚さ。こんなことまで調べられているんだ、と。住民票まで勝手に取られてとは。 井上:いや、A4、140枚なんてふつうでしょ。むしろ薄いほうですよ。しかしドラム缶風呂のいちばん際どい画像だけ、証拠として提出されてましたね。甲13号証ですか。 小川:こんなとこで自分の半裸の写真みるなんて、びっくりです。あの職員課の課長さん、おだやかそうな顔をして、かなりうそのまざった陳述書書いていますね、読んでいると、われわれが極悪に感じられてしまいます。ストライキ2日目、課長さんがいいっていうから、クスノキのとこにあがったのに、勝手にあがったとか。 井上:岸本さんに言われて無理やり書かされたんでしょ。 小川:しかし、松本総長の考えてることはまったくわからん。(一任とかいうて、) 井上:いや、だんだんわかってきたよ。 小
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く