NHKドラマ「坂の上の雲」をつけていたが、つまらなくてほとんど見ていなかった。だから、ストーリーもほとんど頭に入らなかった。 ただ、番組中に出てきた滝廉太郎の「荒城の月」がピアノで演奏されたくだりに注意を惹かれた。 というのは、歌詞でいうと「はるこうろうの はなのえん」の「え」に当たる部分の音が、普段歌われるより半音高く弾かれていたからだ。その後の部分でも、普段聞き慣れているのとは違う和声が使われていた。 そういえば、滝廉太郎の原曲がその後改変されたと、大昔にどこかで読んだ記憶があったので、ネットで調べてみた。 すると、あのド右翼の戦争愛好家というか国粋主義者の山田耕筰*1が犯人であることがわかった。吉元恵子さんという、プロの歌い手さんが書いた記事がネットで見つかったのである。 不朽の名曲「荒城の月」 (前略) 「荒城の月」(土井晩翠:詩.滝廉太郎:作曲)は、明治時代に作られてから、今もな