先月、3週に渡り、チャンネル4「ディスパッチ」が移民の話を特集した。元BBC記者でソマリア出身ラゲー・オマールがプレゼンターになった。全国各地を回り、移民が増えた場所で衝突が起きたり、「もう自分の国じゃないみたい」という人(その人自身が移民であったりもする)の声を拾った。 その中で、まず、英国では移民というとネガティブな見方をする人もいるのだが(仕事が奪われる、あるいは習慣が違うなど)、それはインド亜大陸(インド、パキスタン、バングラデシュなど)から50年ほど前に来て移民になり、家族を自国から呼んでどんどん増えてゆく、という過去があったためではないか?という指摘があった。こうした認識をもとにして、「外から来た人はそのままい続ける」という見方が圧倒的になったけれども、実は、最近はそうではなく、「働きに来て、2,3年いて、去ってゆく人」つまり、「グローバルな働き手」が多いのではないか、と。自分