かつて青函連絡船として活躍し、現在は博物館になっている「摩周丸」のふだん立ち入れない場所にカメラが設置され、内部の様子が一般に公開されることになりました。 昭和63年まで活躍した青函連絡船の「摩周丸」は、現在、係留されている函館港で博物館として活用されていますが、船内の一部にはアスベストが使われているため見学者が立ち入れない場所もあります。 今回、3台のカメラが取り付けられ、歴史的価値のある船内が新たに公開されることになったもので、きのう、関係者らを集めた内覧会が開かれました。 カメラの映像からは、船の中央部分にある「車両甲板」と呼ばれるスペースに、貨物列車の車両を引き込むためのレールが敷かれているのが確認できます。 またエンジンの出力を調整する部屋には当時としては最新式の制御盤が残されています。 船内の様子は、札幌市中央区の「JRタワープラニスホール」で開かれている特別展で11月1日から