少し前にエンジニア採用に携わっていた頃は、XのDMなどでスカウトを送っていた。丁寧に文面を考えていたので、一通に大体15~30分かかっていた。それもあって、スカウト返信率は70%を超えていた。そういう僕のスカウト文を見て「これはAIでは書けない文章だ」と誉めてくれる同僚もいた。 実際、僕はスカウト文を作るときに最近の生成AIは使っていなかった。ただ、生成AIでスカウト文をいい感じに書いてもらうことも全然できるだろう。やっている人もいるだろうし、それを全然否定しない。単に、僕の個人的なポリシーとして、文章を書くときには「まだ」生成AIを使わないようにしているというだけだ。 別に、未来永劫使いたくないという話ではない。今はこの新しい道具を自分に馴染ませていくフェーズなのだ。実際、文章を書く以外のリサーチや、ちょっとしたコードや画像の生成に生成AIを使うことはもはや日常になった。 それでもなお、
