岩手県は東日本大震災の風化を防ぎ、復興する被災地の姿を全国に発信するため、2019年に「三陸防災復興プロジェクト2019」を開催する。23日、実行委員会を設立した。計68日間にわたり、震災・津波を教訓にした防災の取り組みのほか、三陸の多様な食文化や観光資源を紹介し、復興後を見据えた地域経済の活性化を図る。基本計画によると、開催期間は19年6月1日~8月7日。会場は沿岸13市町村を中心に、近隣の
みの印章堂が開発 七曲市場の老舗はんこ店、みの印章堂は2月14日、介護される人の似顔絵を印刷したベストを発表した。イラストと共に、連絡先や「一人で歩いていたらこちらにご連絡ください」といったメッセージを添え、徘徊(はいかい)時に役立てる。淺井隆一常務は「笑顔になる似顔絵で、おじいちゃん、おばあちゃんの身を守りたい」と話している。 同社は2016年、似顔絵をあしらったメッセージ付きはんこが和歌山市のチャレンジ新商品に認定され、イラスト付き名刺やLINEスタンプなど、似顔絵を生かした商品を多数展開する。 箕尾光芳社長が現在85歳の母親を介護する中、似顔絵を介護に活用できないか思案。何度か行方が分からなくなった際、警察から「どんな服を着ていたか」と聞かれたことから、似顔絵が目印になると考えた。 ベストは、反射材の付いた目立つ蛍光色で、胸元と背中にイラストをあしらう。家族が就寝後に徘徊した際でも探
東日本大震災発生直後より被災地を訪問したり、義援金を募集したり、復興支援活動を継続的に行ってきたAKB48グループのメンバーたち。今回のイベントには計24名のメンバーが参加し、3手に分かれてイベントを実施。ライブでは「ヘビーローテーション」「恋するフォーチュンクッキー」「365日の紙飛行機」などのヒット曲、震災復興応援ソング「掌が語ること」などを披露した。また各会場を電話でつなぎメンバー同士がそれぞれの様子を報告したり、じゃんけん大会やハイタッチ会などを行ったり、楽しい時間を参加者たちと過ごした。さらにイベント開催前後にメンバーは被災で犠牲になった人たちへ献花を行い、黙祷を捧げた。 峯岸みなみ(AKB48)はイベントについて「この活動は、私の中で7年前のことを忘れないでいられるきっかけになっていますので、大切な活動だと思って毎回足を運ばせて頂いています」と述べ、宮脇咲良(HKT48)も「こ
福祉のイメージを「くるり」と変えてほしい-。多くの若者に福祉を就職先の一つに考えてもらうと、京都府は府文化観光大使のロックバンド・くるりを起用するなどした短編映像「福祉の星WEBムービー」を制作した。府が運営する京都福祉情報サイトでみることができる。 ムービーには、人材育成に積極的に取り組んだとして府が認証した福祉事業所のうち、上位の認証法人に所属する20〜30代の職員が、現場で働く映像の中でメッセージを送っている。 例えば「街全体をつくっていけるような仕事」「福祉イコール日常」など4人が職場の魅力を伝えている。 またナレーションの中でも「関わる人、地域、社会を幸せにできる力がある」と紹介している。 3分30秒の短編ながら、監督は数々のCMやテレビ番組を手がけた大道省一さんが担当。撮影は太秦の松竹京都撮影所(京都市右京区)でも行い、音楽はくるりを起用するなど本格的な仕上がりになっている。
県内の児童養護施設の子供たちを支援している「短足おじさんの会」が結成3周年を記念し、同会代表、ん太郎さん(65)=本名・荒川憲司=の100壺展を3月3日〜4月4日、宇都宮市内3会場で開く。ん太郎さんは、プロボクサーから美容師に転身、「2丁はさみ」のカット技法の考案者として活躍が知られているが、一方で陶芸家としても長年活動してきた。今回は初めて、作品の展示販売に取り組む。(松沢真美) ◇ ん太郎さんは、陶芸家として全国陶芸展や新日本美術院展などに多数入選。また、青少年育成活動にも20年以上、取り組んできた。 同会発足3周年に、2年がかりで制作した壺(花器)100点を美容室「ん・やまの店」(宇都宮市富士見が丘)など3会場で展示。入札形式で販売し、収益金を子供たちへの応援資金とする。会の活動を知ってもらう狙いもあり、多くの協力を呼びかけている。 同会は、さくら市の児童養護施設「養徳園」の児童にボ
1973年、岡山県生まれ。早稲田大学政治経済学卒業。時事通信社、東京財団研究員を経て、2017年10月から現職。関心分野は医療・介護。論文に「日本の医療保険における保険料賦課の現状と課題」「介護報酬複雑化の過程と問題点」(いずれも『社会政策』)。雑誌『医薬経済』に「現場が望む社会保障制度」を連載中。 「映画を見れば社会保障が丸わかり!」 映画は20世紀に生まれた大衆娯楽の一つ。そこに描かれているシーンやセリフは社会情勢を反映しており、社会の関心事や意識などを知る上で重要なツールだ。そこで、映画を題材に分かりにくい医療や介護など社会保障制度の根底にある考え方や、課題を論じていくことにする。 バックナンバー一覧 古今東西の映画を通じて、社会保障制度の根底にある考え方や、課題などを論じていく連載「映画を見れば社会保障が丸わかり!」。第5回は、介護保険制度を考える原点として、1985年製作の『花い
そのとき、背後の公園からひどく酩酊した中学生程度の男子が千鳥足で出てきて、隣にある公団住宅の駐車場に倒れ込んだ。そこではもう2人、同世代の男子が寝転び、焦点の合わない目で宙を見つめ、その周りをいずれかの弟とおぼしき幼い男児がケラケラと笑いながら走り回っている―― 多くの人がイメージする工業地帯・川崎を象徴する写真がカバーとなった『ルポ 川崎』。しかし、その内容は我々の予想を軽く凌駕する過酷な貧困の実態を伝えている これは『ルポ 川崎』(サイゾー刊)で描かれた川崎区日進町の光景だ。 不良勢力の頂点は暴力団で、劣悪な環境から抜け出す手段は、ヤクザになるか、職人になるか、捕まるか。中学時代に強盗で逮捕された経験を持つラッパーが登場し、彼らの口からは「日本刀持った友達の親に追いかけられた」「親戚のヤクザの指詰めを手伝った」という子供時代の思い出が語られる。「産業道路の向こう側なんて、中学生のポン中
「100年後の街つくり」をミッションに掲げるNENGOと相楽ホームはこのほど、簡易宿所をアートとリノベーションで再生した宿「日進月歩」をオープンした。この取り組みは、川崎市内の簡易宿所街では初の試みで、両社では日進町の新たなビジョンをもとに取り組んで行くことで、簡易宿所街として知られる川崎日進町の活性化を目指す。 簡易宿所をアートとリノベーションで再生した宿「日進月歩」がオープン 日進月歩は、JR川崎駅東口から徒歩12分、京急・JR八丁畷駅から徒歩5分という立地であり、成田空港から約1時間半、羽田空港から約30分というアクセスの良さとなっている。空港のほか、東京・横浜にも出やすいアクセスの良さを生かし、訪日外国人と若者を主な顧客層として想定している。 日進月歩は、JR川崎駅東口から徒歩12分、京急・JR八丁畷駅から徒歩5分 全15部屋で1部屋2~3畳の広さであり、共用部や各部屋に表現された
障がい者の認知や啓発活動に取り組む「父親」を応援できるチャリティーアイテムを2月5日(月)から1週間限定販売 ファッション・ビューティー 京都発のチャリティー専門ファッションブランド『JAMMIN(ジャミン)』(京都)は、知的障がいのある子どもを持つパパ達が集まり、障がい啓発活動を行う一般社団法人『福岡おやじたい』(福岡)と提携し、オリジナルデザインを製作。チャリティー付きのアイテムとして、2月5日(月)から2月11日(日)まで、JAMMIN ECサイト(jammin.co.jp)で1週間限定にて販売いたします。 < 本リリースのポイント > 1)ファッションアイテムとして「街で着られる」をコンセプトにデザインを製作しています。デザインのテーマは「親子の関係」。「父」の漢字をオマージュし、子どもの将来のため道を切り拓くお父さんと、そんなお父さんに勇気をくれる子どもとの関係をクロスハンマーで
改正障害者雇用促進法に基づき4月から身体障害者と知的障害者に加えて精神障害者が雇用義務の対象に含められるのを前に、企業向けに大阪府が無料配布している「雇用管理のための対話シート」が注目を集めている。障害者の支援機関などで使われる日誌や専門家の意見を参考に作成したもので、見えづらい障害による気分や体調の変化を的確に把握し、対応に役立てられるのが特徴だ。ほかの障害より平均勤続年数が短い精神障害者の就労をいかに支援するか、企業側も模索している。(地主明世) シートは、体調管理や目標管理、業務日誌(基本編と疲労確認編)など計6種類。既存の業務日誌などに組み込みやすいようエクセル形式で作成されている。 精神障害がある従業員は日々、睡眠時間や体調などを記入し、上司や人事担当者がコメントを記入する。交換日記のようなものだが、状態をグラフ化できるため、把握が難しい「気分・体調の波」を双方が的確に把握。コミ
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