三菱京都病院(京都市西京区)が芸術作品で院内を彩る「ホスピタルアート」を導入した。地元の京都市立芸大と協力し、緩和ケア病棟の廊下や病室に、抽象画約30点を配置。終末期の患者や家族をさりげなく勇気づける空間に仕上げており、評判を呼んでいる。 ホスピタルアートは、無機質になりがちな病院を、芸術によって快適な癒やしの空間に変える取り組み。患者や家族、医療者の心を和らげたり、病気以外の話題でコミュニケーションを促したりする狙いがある。 三菱京都病院は平成27年12月に14室の緩和ケア病棟を開設。京都市立芸大のビジュアルデザイン研究室に協力を依頼し、画家の大森翠(みどり)さんと渡辺智子さんが絵筆を握った。配置や構想を綿密に検討し、約1年かけて空間を完成させた。 小野晋司院長(57)は「抽象画を飾ることで、治療や延命という価値観とは異なる世界を作りたかった」。コーディネートを担当した楠田雅史教授(55
民生委員制度が始まり今年で100周年を迎えたのに合わせ、和光市の県立和光国際高演劇部(部員15人)が、同制度をテーマとした演劇を、17日に狭山市民会館で開かれる「地域のつながりと支え合いを考える集い」で披露する。 狭山市の民生委員は定数244人だが欠員5人。高齢化が進み、60歳以上が約87%を占める。一方、市内の65歳以上の高齢者世帯は昨年度5232世帯で、5年間で約1100世帯増えた。行政や自治会などと連携した地域福祉の体制づくりが求められていることから、昨年、市側が同部に演劇の制作を依頼した。 タイトルは「スーパー民生委員X」。主人公のXが、職を辞そうとする新米民生委員の悩みを解消しながら、民生委員の仕事や課題について観客に伝える内容だ。母親が民生委員だった顧問の萩原康節(やすたか)教諭(50)が実際に民生委員の体験談を聞き、自身の経験も踏まえて脚本を作った。
ー障がい者自立支援機構【パラリンアート】と集客支援会社【イプラ】が初共催、6月20日(火)よりシステム連携 ー 一般社団法人 障がい者自立推進機構パラリンアート(東京都港区、代表理事:野田聖子(衆議院議員、2020年パラリンピック東京大会成功WT座長))と、集客支援SPを運営する株式会社イプラ(愛媛県松山市、代表取締役:小田泰平)は、2017年6月20日(火)にクラウドサービス「エアプラ」を活用した自動車業界向け集客支援とCSR活用における取り組みを実施いたします。 [画像1: リンク ] [画像2: リンク ] 取り組み内容 このたび、自動車展示場における新しい集客プロモーションの取り組みとしてプライスボード作成サービス【エアプラ】にて障がい者が描いたアート絵画を採用、それをモチーフにした季節を彩るプライスボードを実装します。利用に応じてパラリンアートへ寄付を行い、その金額の一部もライセ
年1回、名古屋に集結、スキル向上に取り組む コミカルなパフォーマンスを披露して病院や施設で闘病中の子どもたちの心を癒やす全国の「ホスピタル・クラウン(道化師)」たちは年1回、名古屋市に集まり、交流を重ねている。医療現場に配慮しながら活動を続けるクラウンたちは「押しつけではなく、本物の笑顔を引き出したい」とスキル向上に取り組んでいる。【森本弘美】 2日、同市中村区のNPO法人「日本ホスピタル・クラウン協会」(大棟耕介理事長)本部のスタジオに、北海道から沖縄まで43人のクラウンが集まった。カラフルな衣装に、赤い大きな鼻をつけたクラウンたちは、六つのグループに分かれ、障害児への関わり方や乳児、中高生など、訪問相手によって異なるパフォーマンス方法などを話し合った。
毎年、初夏に開催される野外音楽フェスティバル『夏びらき MUSIC FESTIVAL』が、所沢航空記念公園で初めて開催されたのは2007年。昨年で10周年の節目を迎え、今年で4年目の大阪に加えて、福岡でも開催されることが決定した。都心から1時間で行ける「都市型近郊フェス」であり、12歳以下は入場無料という「子連れフレンドリー」なシステムをいち早く導入したイベントだ。SOIL&"PIMP"SESSIONSやSCOOBIE DO、RHYMESTERといったベテラン勢をはじめ、七尾旅人やハンバート ハンバート、SANABAGUN.、iriなど脂の乗り切った中堅勢から次世代を担う新人まで、今年も豪華なラインナップが発表されている。 今でこそ多くのフェスが、積極的に導入している託児所や児童向けのワークショップ。それを、まだまだ一般的ではなかった時期から『夏びらき MUSIC FESTIVAL』は積極
右から難病「AADC欠損症」と闘う松林佳汰さん、亜美さん兄妹。治療に光が差したことを喜ぶ長女紗希さん(左)=タキオンジャパン提供 「AADC欠損症」 記録映画「奇跡の子どもたち」 生まれつき運動神経をつかさどる酵素を持たない難病「AADC欠損症」の患者と、日本初の遺伝子治療に挑む医師の姿を追った記録映画「奇跡の子どもたち」の上映が6月から始まる。映像プロデューサーの稲塚秀孝さんが「難病に苦しむ子に希望を見いだしてほしい」と約10年間追いかけた作品だ。同症は4月に国の難病指定を受けた。 稲塚さんはこれまで広島と長崎の被爆者を描いた「二重被爆~語り部 山口彊(つとむ)」などのドキュメンタリー映画を手掛けてきた。本作のきっかけは10年前、知人で東京在住のライター、山田直樹さん(60)から「息子の病名がようやく分かったよ」と連絡を受けたことだ。長男慧さん(20)は寝たきりで、病名も治療法も不明だっ
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