「表現とは、コミュニケーションとは」。県立大学の学生たちが、障害のある人のアートに出会い、考えた――。その成果を紹介する展覧会「わたしのアトリエ」が22日、奈良市船橋町の県立大学で始まった。31日まで。 障害のある人の絵を、どのように見せれば、より楽しんで味わってもらえるか。そんなテーマで、2年生38人が現代美術家の西尾美也(よしなり)講師(33)による授業で取り組んだ。アートを切り口に企画や広報、社会の中でのコミュニケーションなどを探究する演習だ。地域交流棟の2室を会場に展示した。 色鮮やかなクラゲの絵は水槽に。猿はおりに。犬の絵は移動用のペットキャリーの中へ。カボチャのような植物を描いた絵は、土を入れたプランターと組み合わせた。生き物や植物を題材にした作品を壁に並べるのではなく、より生き生きと見せる方法を考えた。 … この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます
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