タイラー・コーエン「ゲイリー・ジョンソン,リバタリアニズム,環境汚染:クルーグマンによる批判の問題点」 [Tyler Cowen, “Paul Krugman on Gary Johnson, libertarianism, and pollution,” Marginal Revolution, September 20, 2016] 多くのミレニアル世代がヒラリー・クリントンではなくゲイリー・ジョンソンに投票しよっかなーと軽く考えている件でポール・クルーグマンがお怒りだ.彼はいくつも論点を出して述べている.そのうちの1つを引こう: ただ,ほんとにびっくりするのは,環境について[リバタリアン政党の]綱領が述べていることだ.綱領をみると,いかなる種類の規制にも反対すると言っている.そのかわりに綱領は法廷に訴えればいいのだと主張している.みんながすってる空気や飲んでる水を巨大企業が汚染するこ