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ブックマーク / wofwof.blog60.fc2.com (5)

  • 自動運転で日本勢が米国勢に絶対勝てない理由 - Willyの脳内日記

    1997年にトヨタがわずか215万円でプリウスを発売し、世界の度肝を抜いた時のことを僕は今でも覚えている。当時の多くの日企業の技術力は世界を圧倒しており、例え金融市場で日のプレゼンスが多少下がったとしても、その栄華は永遠に続くようにも思われた。 それから20年、日技術力に陰りが見られるようにはなったものの、今でもトヨタをはじめとした日系自動車メーカーは総合力で世界のトップに立っている。 しかし、これから時代は急速に動いていく。運転が機械学習モデルによって自動化され、自動車の利用方法や所有形態までが大きく変わることのインパクトは、自動車の動力源がガソリンから電気などに変わることよりも何倍も大きい。 現在、自動車メーカーやIT企業は自動運転技術にしのぎを削っているが、私が確信していることは、トヨタや日産のような日の大手がフォードやGMのような米系大手、テスラなどの新興メーカー、Way

  • 若者が草食化した本当の理由 - Willyの脳内日記

    近年、日では草化男子なんてキーワードが一般的になった。最初の頃こそ「モテない肉系女子の言い訳」などと揶揄されていたが、下のグラフを見て欲しい。ほんとうに最近の大学生は草化しているようだ。 (出所:中日新聞) かつて理系大学生のマジョリティーであった「肉系コミュ障非モテ」に属していた僕としては(彼女がいないという結果は同じなわけだが)驚きを禁じ得ない。なぜ若者はこんな風になってしまったのだろう。中日新聞はこれについて「相手に束縛されるのを嫌がったり、勉強を優先したいからとの理由」などと何だかほんわりと耳あたりの良い理由でまとめている。 しかし、当の理由はそんな生易しいものではない。断言しよう。「大学生は恋愛できないほど経済的に貧しくなってしまった」のだと。次のグラフはその状況を如実に表している。 (出所:不動産ジャパン) 大学生が受け取る仕送り額から家賃を引いた、いわば「可処分所

    若者が草食化した本当の理由 - Willyの脳内日記
  • オンライン授業は教育を変えるか - Willyの脳内日記

    1.オンライン教育の現状 先日、ミシガン州内の別の大学の教員が数学科を訪れて、 オンライン授業を行うことの論点について簡単な講演を行った。 米国の大学でも教室を使う従来型の授業が大半を占めるが、 一部の講義をオンラインで行うことは、 実質的に学科単位の末端レベルの意思決定によって一般的になってきている。 数学科でも、いわゆる教養科目の中にオンライン化された授業がある。 実験を伴う分野ではオンライン授業は難しいだろうが、 人文系、社会科学系、数学系などの分野は オンライン授業に向いていると言えるだろう。 オンライン授業というと録画された講義を見るだけ、 というようなイメージが先行しがちであるが、 実際には様々なタイプの授業がある。 双方向のコミュニケーションを重視するアメリカでは、 全ての学生が自宅でヘッドセットをつけて、学生が質問したり、 教員が学生に意見を求めたりすることができる状態で

  • 数学のできない大学生を見て思うこと - Willyの脳内日記

    先日、「大数の法則と中心極限定理を恋愛小説風に語ってみる」 というおちゃらけ記事を書いたが、それにはきっかけがあった。 それは、数学のできない大学生のことだ。 私がいるWS大(学部)は入学が易しい。 出願者の母集団は米国のごく平均的な高校生だと思われるが、 その約80%に入学許可を与えている。 大学は入学した全ての学生に対して 数学を最低1科目履修する事を義務付けているので、 かなり数学が苦手な学生も何らかの科目を履修することになる。 私は昨年、そうした数学が苦手な学生向けのコースを受け持った。 学生の数学的知識は、日の公立中学3年生と同じくらいであったように思う。 公立中学と同じように、できる子は結構できるし、 できない子は平面上の直線の式も覚束ないという感じで、バラツキも結構大きい。 ちなみに、日では「分数ができない大学生」というのが昔話題になったことがあったが、 アメリカの簡単な

  • 日本と異なる米国のテレビ・DVD事情(1)米国のテレビ事情 - Willyの脳内日記

    今まで、実家から子供用の番組をDVDに録画して送ってもらっていたのだが うちにあるDVDレコーダーがCPRMに対応しておらず不便であることや、 フルハイビジョンの16:9の画面で写すと画質の低さや縦横比が問題となることから、 新しくブルーレイ・プレーヤーを買ってみた。 購入を検討すると、日米でテレビやブルーレイ・DVD機器を取り巻く状況はは随分違う事に気付く。 そこで、まずは米国人のテレビ環境についてまとめておく。 1.米国人は無料テレビ番組をあまり見ない 米国人は、そもそも地上波で配信されているテレビをあまり見ないように感じる。 米国のテレビ番組は、日のような、視聴者との一体感を煽るようなワイドショー的な番組が少なく、 映画、ドラマ、スポーツ番組、子供向け番組、ニュース、議会の中継などが淡々と続く。 日で言えば、NHK教育のような雰囲気の放送が多い。 その結果、米国人は「人気放送局の

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