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ブックマーク / ja.astahblog.com (16)

  • 拡大してもぼやけない図を貼ろう

    こんにちは、astah*開発チームのりりぃです。 皆さんは作成されたクラス図等をドキュメントに貼って、拡大したらぼやけてしまった経験はありませんか? 画像ファイルは主にラスタ画像とベクタ画像に分けられます。ラスタ画像はドットを集めて絵を表現したもので、ベクタ画像は座標の計算によって線や面を表現したものです。繊細な色合いを大切にしたい「写真」はラスタ画像が向いていますが、直線や曲線を中心として構成される「モデル図」は、ベクタ画像が向いています。 astah*は図の画像出力と、他のアプリケーションに直接ペーストするための、図要素をクリップボードにコピーする機能を提供しています。 ベクタ形式で画像出力するには 図を画像として保存する 複数の図をまとめて保存する コマンドラインから画像出力する ベクタ形式で図を画像出力する場合はSVGEMF(Mac版未対応)を選択しましょう。 ラスタ形式では P

    拡大してもぼやけない図を貼ろう
  • astah*の次バージョン

    astah*プロダクトオーナーの山です。 いつもastah*をご利用いただきありがとうございます。 さてastah*は次バージョンのリリースを2018年9月26日に予定しています。 今回はその次バージョンについて主な内容を紹介させていただきます。 まず、新エディションViewerをリリースします。その名の通りビューワです。図の編集やAPI、ブラグインの利用、ならびに印刷を始めとする出力系の操作は使用できませんが、図やモデルのプロパティの閲覧、検索を行うことが可能です。ライセンスフリーです。 また、フローティングライセンスに対応します。ライセンス数内であれば複数の不特定ユーザが同時利用可能となるライセンスです。現在のところ1から販売予定です。 それから、professional, UMLについては以下のようなエンハンスを行いました。 編集操作性の改善 編集の操作性がモデリングツールの

    astah*の次バージョン
  • 自動保存モードのすゝめ

    astah*プロダクトオーナーの山です。 いつもastahをご利用いただきありがとうございます。 現在、我が家にはイギリス(ウェールズ)からのホームステイの女性が滞在しています。受け入れ自体は昨年に続き2回目になりますが、昨年よりはホストとしてレベルアップできているような気がします。こういう機会を得ると、非日常の新鮮な体験をできて良い半面、何かと気疲れもしてしまいます。まぁとにかく私も含め家族はみんな楽しんでいるようです。 さて今回は、自動保存モードについて説明したいと思います。 ファイルを編集しながら、”そろそろ保存しなければ” などとどこかで気にしているのが普通だと思います。もしかするとこれが思考の妨げになっているかもしれません。そんなことから解放するための機能が自動保存モードです。また、意図せず保存するのを忘れた、できなかったということを防ぐためにもご利用をおすすめします。 ast

    自動保存モードのすゝめ
  • ハイパーリンク機能のご紹介

    astah*ではURLのほか、エクセル等の各種ファイル、そして同じプロジェクト内のモデルや図要素をハイパーリンクで設定することが可能です。 例えば作成した図要素に関する追加情報として、ノートでの注釈に加えエクセルで作成した表にリンクを貼る等、知っておくと便利な機能です。是非ご活用下さい。 ■ハイパーリンク機能の利用範囲 -リンクの追加、削除、編集が可能:astah*professional,SysML,GSN -リンクの参照のみ可能:astah*UML、community ■リンク対象 -URL -プロジェクト内のモデル、図要素 -ファイル(*.txt,*.asta,*.xls,*.doc等) ■リンクの追加方法 4つの方法でハイパーリンクを設定可能です。 1.構造ツリー上のポップアップメニュー経由 2.図上の図要素のポップアップメニュー経由 3.プロパティビュー[ハイパーリンク]タブ経由

    ハイパーリンク機能のご紹介
  • ConML: ソフトウェア技術者以外の人々のための概念モデリング(翻訳記事)

    こんにちは。今回は概念モデリングの興味深い記事「Conceptual modelling for the rest of us with ConML」について、著者のCésar González-Pérezさんに許可をいただき(Gracias!)翻訳しました。エンジニアリングではない分野でもモデリングが活躍していることが紹介できればと思います。 ソフトウェア技術者以外の人々のためのConMLによる概念モデリング 概念モデリングはふつうソフトウェア工学の文脈で語られる。しかし、実際にはソフトウェアに限らず、様々な種類のアーティファクト(人工物)に関する形式化や調査、文書化、理解、コミュニケーションにおいて概念モデリングは有用な技術である。事実、および20年にわたる文化遺産の領域における我々の経験から確実にいえることは、人文科学や社会科学の分野でも多くの概念モデリングが行われていることである。

    ConML: ソフトウェア技術者以外の人々のための概念モデリング(翻訳記事)
  • GSN/D-Caseによる二つの説明の確からしさの比較検討例

    最近ある方から興味深い論文を紹介して頂きました。議論学に関係する論文ですが、GSN/D-Caseの特徴や役割を説明するのにも適していそうな例題がありましたので、少しメモしておきます。 その論文には、ある刑事事件が取り上げられていました。 とある国のお話しです。23歳になるダニー(Danny Rijkblom)は、15歳からはじまる多くの犯罪歴がある人物でした。ニコール(Nicole Lammers)は20歳になるパン屋の娘で、ダニーと交際していました。あるとき、ニコールは、両親からの反対もあり、ダニーとの関係を解消しようと決心しました。ダニーに別れを伝えた数日後、ニコールはダニーのアパートに、自分のものを取りに行くため(二人は同棲していました)、両親とともに訪問しました。訪問時にダニーとニコールの父親がけんかを始めました。そのあとからが、二人の女性(ニコールとその母親です)とダニーとの証言

    GSN/D-Caseによる二つの説明の確からしさの比較検討例
  • STAMP/STPA向けモデリングツール「STAMP Workbench」リリース

    3月30日、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は、大規模・複雑化するシステムに適した安全解析手法STAMPの導入を容易にするモデリングツール「STAMP Workbench」を無償公開しました。このSTAMP Workbenchのモデリングツールのベースには、astah*を採用頂きました。 STAMP Workbenchは、システムの安全性に関して世界的に著名なマサチューセッツ工科大学(MIT)のNancy G. Leveson教授が提唱しているSTAMP/STPA(*1)に対応したモデリングツールです。 STPAは、自動運転など大規模複雑化されるシステムへの、 システム思考といった全体視点を持った分析など、システム思考に基づく新しい安全性解析手法として、国内外で様々なWorkshopが開催されるなど、大変注目されています。STAMP/STPAについては、IPAウェブサイトからガイドブ

    STAMP/STPA向けモデリングツール「STAMP Workbench」リリース
  • Visioのようなアイコンを使って図の表現力を高めよう

    Visioや他のドローイングツールのように、UMLのクラスなどをアイコンに置き換えて表現したい事などありませんか?上の図は、海外のユーザー様がastah*で描いたものです。開発者以外に図を見せる時など、UMLの図要素を、このように相手に分かりやすいアイコンに切り替えているようです。 今日はこのアイコン切り替えの手順をご紹介!先日ユーザー様から実際にいただいた問い合わせ&回答形式で掲載します。 Q: 関連クラスをダイアモンドのアイコンに変えたいのですが、可能ですか? はい。astah* professionalの[ステレオタイプ拡張アイコン]機能を使う事で可能です。これは、ステレオタイプに対して、1つずつアイコンを関連づけて、そのステレオタイプをもつ図要素を、アイコン表示に切り替える機能です。詳しい手順はこちらです。 構造ツリーでルートパッケージを選択して、その下の[プロファイル – ステレ

    Visioのようなアイコンを使って図の表現力を高めよう
  • 成果物へのナビゲーション ~図へのインデックスを作成する~

    こんにちは。astah*プロダクトオーナーの山です。 にわかに春めいてきましたね。astah*の開発拠点がある福井では今冬は大雪に見舞われ、人力では為す術もなく、道が道でなくなり数日外出できない状況が続きました。 数週間経った現在では、その名残が垣間見える程度にまで雪が解け、また逆の意味で自然の力を思い知るところです。 さて、今月も皆様に少しでも役立つ情報をお伝えしたいと思います。 今回ご紹介するのは、astah*でモデリングした成果物(図)の索引を作成し、ナビゲートする方法です。作成される索引を「成果物マップ」と呼んでいます。 「成果物マップ」は、構造ツリーの一番上にあるプロジェクトモデルのコンテキストメニューから作成できます。 そして、以下がインストーラに付属するSampleプロジェクトの成果物マップです。 索引という意味では、構造ツリーが同様の役割を果たしますが「成果物マップ」には

    成果物へのナビゲーション ~図へのインデックスを作成する~
  • モデル検査のユースケース

    著者:早水公二 (株式会社フォーマルテック)、高井利憲 (チェンジビジョン) みなさん、こんにちは。 2017年7月31日の記事では、ステートマシン図の設計品質の向上のための方法として、モデル検査を紹介しました。今回は、ソフトウェア開発におけるモデル検査の利用例をいくつか紹介します。 前回の記事では、モデル検査の概要とステートマシン図にモデル検査を適用して設計ミスを発見した事例を紹介しました。紹介した事例では、モデル検査のメリットである、 (1) 網羅的な検査ができること がいかされました。モデル検査のメリットには他にも次のようなものもあります。 (2) モデルと検査式を作成した後の繰り返し試験が容易であること (3) モデルと反例を共有することで不具合情報を共有できること 今回は、上の(1)(2)(3)のメリットをそれぞれ有効に活用したモデル検査のユースケースをご紹介します。 1.   

    モデル検査のユースケース
  • astah* professional/UML/community 7.1リリースしました!

    皆様大変お待たせしました。1年3ヶ月ぶりのリリースです。 最新版7.1では、効率的なモデリングをさらに促進する為の操作性の改善、図の表現力に必要な色設定オプションの追加やフォント設定画面の改善などを行いました。ここでは、最新版7.1の機能を幾つか簡単にご紹介します。 図を俯瞰できる「マップビュー」 astah*画面左に「マップビュー」が入りました。マップでは、編集中の図全体を俯瞰し、エディタに表示する範囲を簡単に指定できます。 7.0以前は構造ツリーと同枠に存在していた為、マップの利用時は、毎回タブによる切替えが必要でしたが、7.1からはその手間を省けます。 大きなサイズの図の編集時は、エディタ上のスクロールやズームよりも便利です。是非ご活用ください! One-clickでクラスをインタフェースに一括変換! 概念モデルやラフな設計モデルを基に、詳細な設計モデルを作成することは多くあると思い

    astah* professional/UML/community 7.1リリースしました!
  • オブジェクト指向プログラミング教育用プラグイン – LORINI

    海外のastah*ユーザーさんが、新しいプラグイン「LORINI」を開発してくださいました。 作者は、ニュージーランド在住のBrian Chamさん。勤務先のオークランド大学で、オブジェクト指向プログラミング(OOP)を生徒に教える為のツールとして作られたそうです。 このLORINIプラグインをインストールすると、新しいビューが追加され、そこには、モデルのJavaソースコードがリアルタイムで表示されます。逆にコードをクリックすると、それに対応したモデルが図上でハイライトされます。コードビューの右隣には、モデルに誤りがある場合にそれを指摘する[Feedback]ビューがあります。

    オブジェクト指向プログラミング教育用プラグイン – LORINI
  • 汎化を共有表記で表す

    「汎化を共有表記で表せますか?」 はい。 (1) クラスと親クラスへの汎化を作成します。デフォルトでは、分割表記で描かれます。 (2) 3の汎化の線を選択し、メインメニューから[編集] – [共有表記] – [垂直方向]をクリックします。 また、[編集] – [共有表記] – [水平方向]も選択できます。

    汎化を共有表記で表す
  • 組み込みソフトウェア開発でUMLを使おう – “UML2C”プラグインのご紹介!

    astah*に新しいプラグインが増えました。 UMLクラス図のモデルから、C言語のスケルトンコード、Google C++ Mocking Framework (Google Mock)を出力できるプラグインです。 UML2Cプラグン:http://astah.change-vision.com/ja/feature/uml2c-plugin.html プラグイン作者の清水靖博さんに、プラグイン開発の経緯などをお聞きしました。 Q: まずは、簡単に自己紹介をお願いします。 永和システムマネジメント(チェンジビジョンの関連会社)で、組込みソフトウェア開発及び、その支援をするツールの開発を担当しています。得意分野は、カメラ、ディスプレイなどの画像処理を扱う機器の組込みソフトウェア開発です。 最近は、GPGPU+ディープラーニングに興味がありますが、あまり手をつけられていません。。趣味は、音楽鑑賞

    組み込みソフトウェア開発でUMLを使おう – “UML2C”プラグインのご紹介!
  • クラス図とシーケンス図のトレーサビリティを保ちながら設計する

    製品事業部の松田です。(読みやすくなるモデルを描くコツ「りりぃメソッド」連載中) 普段、astah*の製品開発やサポート、astah*のプラグイン開発等をしています。 私は、昨年からETロボコンに実行委員として関わっており、沢山のチームのモデル図を見てきましたが、同一クラスを指定しているのに、クラス図とシーケンス図で操作名の異なる図を多く見かけました。来、同一クラスの同じ操作であれば、名前が一致しなくてはなりません。astah*には、これを自動で合わせる機能がありますが、あまり知られていないようなので紹介します。 既存のクラスをシーケンス図で使う astah*では、作成したクラスを、シーケンス図のライフラインのベースクラスに設定することで、クラス図とのトレーサビリティを保ちながら動的設計をすることができます。 例として、運搬車が走ることを説明するためのクラス図を描いてみました。 この図で

    クラス図とシーケンス図のトレーサビリティを保ちながら設計する
  • Gitのデータモデル

    近藤です。こんにちは。Gitは様々な利用の仕方ができますが、その基盤となるモデルは8個だけの簡単なモデルです。これらのモデルを理解していない状態でGitを利用すると、あたかもリポジトリが壊れたように見えてしまいます。Gitは難しいと言われますが、そういう感想を持つ人はGitのモデルを理解していない事が多いようです。 今回はGitを構成する中心モデルと、基的なコマンドを実行した時のオブジェクト関係を解説します。 基概念 Gitの基概念は大きく2つにわかれます。 GitObject Reference GitObjectはGitで管理するオブジェクトです。CommitなどがGitObjectです。Gitリポジトリである.gitを開くとobjects配下にあるファイルがGitObjectです。GitObjectはそのコンテンツをハッシュ化した文字列を元に、先頭2文字で配置フォルダ、残りの文

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