2016年05月08日14:21 カテゴリ出来事ゲーム研究 アメリカで一時代を築いたゲーム雑誌「ニンテンドウ・パワー」、その全盛期を体験した、かつての愛読者による回想 かつてアメリカに「ニンテンドウ・パワー」というゲーム雑誌がありました。今では休刊していますが、一時は大変な影響力をもつ存在でした。 もともとは任天堂アメリカの主導で作られたもので、創刊号は1988年に発行され、NES本体に同梱のユーザー登録ハガキを返送した人に無料で送られました。その数は300万人に及んだといいます。 それは単なるゲーム雑誌ではありませんでした。100ページもの厚さで、新作紹介やゲームの攻略記事が詰まっており、インターネットもない頃だっただけに、情報に飢えていた子供たちにとってはまたとない贈り物だったのです。 (「ニンテンドウ・パワー」創刊号) しかもその中身には、日本のおもちゃ業界、出版業界のもつノウハウが