業界歴25年、5社目にして独立を果たした男が作ったアドベンチャーゲーム『偽りの黒真珠』は、ファミコンテイストが溢れていた。「8ビットの表現で、新しいものを作り続けたい」 去る1月24日、ハッピーミール株式会社からNintendo Switch用ソフト『伊勢志摩ミステリー案内 偽りの黒真珠』が発売された。 本作はファミコンの『ポートピア連続殺人事件』や『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』のような、コマンドを選択しながら物語を進めていくアドベンチャーゲーム。 荒井清和先生のイラストに加え、ファミコンの仕様に準拠した“色数の少ないドット絵”と“味のあるサウンド”などが、レトロゲームファンを中心に話題となっている。 もちろん、入浴シーンもあったりする! このゲームを手がけたのは、関 純治氏。 1994年、株式会社ADKに入社して以来、じつに25年という業界歴を持つ関氏は、それまで4社を渡り歩き20