(CNN) オランダ中部ユトレヒト州の動物園で、ペンギンの同性カップルが絡むメロドラマが展開されている。 アメルスフォルト動物園は昨年、ケープペンギンのオス同士のつがいが、オスとメスのつがいから卵を奪って話題になった。 同動物園のソーシャルメディアへの投稿によると、今度はこのオス同士のつがいが、卵を育てるためにメス同士のつがいから巣を乗っ取ったという。 ペンギンで同性のつがいは珍しくないと同動物園は説明する。巣を奪った2羽のオスは、2個の卵を交代で守っているという。 動物園の発表によれば、「昨年卵を手に入れた2羽は、今年、無防備な隙を突いて巣を丸ごと乗っ取ることに成功した」。この2羽は、同動物園にいるペンギン17羽の中でも「支配的な」つがいと位置付けられている。 ただ、父親になりたいという2羽の願いはかなわないかもしれない。卵は2個ともメス同士のつがいから奪ったもので、無精卵の可能性が大き