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十二国記 麒麟の検索結果1 - 30 件 / 30件

  • 考察:若者の車離れと異世界転生 - ネギ式

    結論はないし、そもそも記憶があいまい(その上資料も持ってない)なので、補足やツッコミなどは歓迎する。 なろう系の異世界転生アニメを見ていて、ふと気づいたのである。移動手段が徒歩か転移がほとんどであり、馬車を使用する場合も商人の馬車に便乗することが多いと。つまり、自分専用の移動用の道具を持っていない。(王家の場合は王家専用馬車かも知れんが、自分専用ではない)。魔法世界なら箒が乗り物だが、あまり乗らないという印象である。つまり、異世界転生にはマイカーに相当するものがほとんど登場しない。 そりゃあ、マイカーは機械だから魔法のある中世風世界には登場しないだろうという意見もおありでしょう。 ローンレンジャーとスーパージェッター スーパージェッターでも十分古いが、ローンレンジャーはもっと古い。しかし、この二つには共通点があるのだ。ローンレンジャーと言えば「ハイヨー、シルバー!」。そして、スーパージェッ

      考察:若者の車離れと異世界転生 - ネギ式
    • 『十二国記』に人生を学んだので恩を返したい――丸善ジュンク堂書店と三省堂の書店員さんが語るガチ座談会【後編】

      丸善ジュンク堂書店(@junkudo_net)と三省堂有楽町店(@yrakch_sanseido)、『十二国記』を愛してやまない書店員たちによる異例の座談会。前編では『十二国記』を布教する上でシリーズをどの順番から読めばいいのか話し合いましたが、後編ではあらためて作品の魅力について触れていきます。 『十二国記』は小野不由美さんによるファンタジー小説シリーズで、その歴史は30年以上におよびます。作品に大きく影響を受けた人は少なくなく、前編でも触れたように書店員も例外ではありません。 全国に散らばる書店員が結集してフリーペーパーを作ったり、シリーズの読む順番で議論を繰り広げたり…。人は推しのためにものすごい行動力を発揮することがありますが、『十二国記』もまさにこうした衝動に駆られるほどの魅力がある作品なのでしょう。 実際のところ『十二国記』ファンは作品のどんなところに魅力を感じているのか、書店

        『十二国記』に人生を学んだので恩を返したい――丸善ジュンク堂書店と三省堂の書店員さんが語るガチ座談会【後編】
      • 愛していない男とフンニャって、許される?【明智光秀と織田信長18】大河ドラマ『麒麟がくる』この仁なき世は、おもしろい。 - アメリッシュガーデン改

        戦国時代は驚きの連続 (前回のあらすじ:1573年夏、戦国時代に転生したオババとアメリッシュ。アバターとなった戦国時代の母娘を生かすため兵隊になる決意をした。鉄砲足軽隊として他の5人の仲間とともに古川久兵衛の配下に。彼らと共に密偵として小谷城へ向かう) 小谷城攻略に羽柴秀吉ったら、とても困ってた 夫でない、あるいは、恋人でさえない男と、フンニャカ、にゃんにゃんにゃ〜〜ん、という状況になっちまい・・・ 「こらあ!」と、オババが烈火のごとく怒鳴ったんであります。 そりゃ、怖いです。声でかいし、おそらく声量はオババか織田信長かって、そんくらい大きい。 で、ま、なぜ、こうなったか? もう、仁なき世界なんでありますよ。ほんと、ないから。 その前に、まずは小谷城に向かった話から。 浅井長政が住む小谷城は、山の中腹にあり攻略に難しい山城だったんだ。 居館もあった谷を守るように、出丸・金吾丸・大嶽城・月所

          愛していない男とフンニャって、許される?【明智光秀と織田信長18】大河ドラマ『麒麟がくる』この仁なき世は、おもしろい。 - アメリッシュガーデン改
        • 『十二国記』シリーズ、どこから読むべき?丸善ジュンク堂書店と三省堂の書店員さんが語るガチ座談会【前編】

          X(Twitter)で2024年1月、『十二国記』がトレンドワードになりました。 『十二国記』といえば、小野不由美さんが1992年に『月の影 影の海』(当時は講談社から刊行。現在は新潮社)を発表して以来、30年以上にわたり続いているファンタジー小説。現実世界と異世界を舞台に繰り広げられる壮大なストーリーで、累計発行部数1280万部(2019年9月時点)を突破している人気シリーズです。 『十二国記』作品紹介 十二国図(公式ホームページより引用) 我々が住む世界と、地球上には存在しない異世界とを舞台に繰り広げられる、壮大なファンタジー。二つの世界は、虚海という広大な海に隔てられ、「蝕」と呼ばれる現象によってのみ繋がっている。異世界では、神々が棲む五山を戴く黄海を、慶、奏、範、柳、雁、恭、才、巧、戴、舜、芳、漣の十二の国々が、幾何学模様のような形で取り囲んでいる。それぞれの国では、天意を受けた霊

            『十二国記』シリーズ、どこから読むべき?丸善ジュンク堂書店と三省堂の書店員さんが語るガチ座談会【前編】
          • 小野不由美インタビュー

            1991年から読み継がれる不朽の名作。シリーズ新作は、原稿枚数二千五百枚超。全四巻となる大巨編を紡ぎ出す著者に、「物語づくり」について伺いました――。 ――「十二国記」は先生の中で、いつ頃から存在した物語なのでしょうか。それは最初から、今のような物語でしたか。また、『魔性の子』をお書きになった時点で、「十二国記」の物語はどこまでが小野先生の中にあったのでしょうか? 小野 基本的な世界設定は『魔性の子』を書いたときからありました。戴の話については、その当時に考えていた話から基本的なところは変わっていません。その他の話は、依頼をいただいてから考えています。 ――物語を作られる時に、先にストーリーが湧いてくるのでしょうか? 登場人物の言葉には、名言といわれる印象的な台詞がたくさんありますが、シーンが浮かぶのでしょうか、あるいはキャラクターが先なのでしょうか。 小野 物語が先です。着地点を決めてそ

              小野不由美インタビュー
            • 時間がいい加減なことを、私は耐えきれない【明智光秀と織田信長/再4】大河ドラマ『麒麟がくる』 - アメリッシュガーデン改

              (前回のあらすじ:1573年夏、戦国時代に転生したオババとアメリッシュ。アバターとなった戦国時代の母娘を生かすため兵隊になる決意をした。私は足軽として雇われ足軽小頭である古川久兵衛と共に密偵として小谷城へ向かった) 戦国時代の城下町 草木を刈った山肌は、服を脱ぎ捨てた裸の人のようで、どことなく心もとない。 でも、その上に立つ小谷城は違った。 切り立った山肌に作られた要塞。上から矢を射かけられたり、岩を落とされたりすれば、大怪我するし、運が悪ければ死ぬ。 それでも、5000人の兵とともに籠城している浅井長政にとって、気もそぞろな日々であったと、私にはわかっているんだ。 兵舎でさえ、どんよりした空気に満たされているからね。 密偵として浅井軍に入った私たちは、翌日、城下を歩いた。 「巫女よ、信長軍は勝てるのか」 「勝てるって? そうね・・・、勝てると思う。それを知りたいのか」 「俺の活躍する場を

                時間がいい加減なことを、私は耐えきれない【明智光秀と織田信長/再4】大河ドラマ『麒麟がくる』 - アメリッシュガーデン改
              • 新作能「阿選」を観たとあるアンチ阿選オタク女のお気持ち表明

                新作能「阿選」を観たとあるアンチ阿選オタク女のお気持ち表明 2019年11月にシリーズ待望の新作が18年ぶりに発行された十二国記。私はとても楽しみにしていた。なぜなら18年前に発行された本の終わりが謀反で姿を晦ました泰極国国王の驍宗を探しに麒麟の泰麒が旅を始めるところで終わっていたからだ。ご存知ない方に説明すると『十二国記』とは小野不由美による古代中華王朝風ファンタジー小説である。題名の通り12の国がありその一つ一つに王とそれを選ぶ麒麟という神獣がいる。この両者の関係は何人とも立ち入れないものである。 今日のオタク界隈でときたま物議を醸すお気持ち表明。それらをお気持ちならお気持ちらしくご自分の胸にしまっては?と冷笑してきた。そんな私がなぜこうしてお気持ち長文を認めているのかについて長々とお気持ち表明するのでお付き合いいただきたい。 十二国記を元にした古典翻案新作能をやると聞いてワクワクした

                  新作能「阿選」を観たとあるアンチ阿選オタク女のお気持ち表明
                • 麒麟がくるまでお待ちください… - すまりんの てくてく ふたり旅

                  コロナの影響でNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」の撮影ができず 「麒麟がくるまでお待ちください」 と言うタイトルで特集番組が組まれていました… 「麒麟 きりん」は中国神話に現れる伝説上の動物(瑞獣)の一つです 小野不由美の小説『十二国記』シリーズにも麒麟が出てきます! すまきとすまりんはこの小説が好きで愛読しています 空想の世界を舞台にした物語ですが 十二の国に各1人 王を補佐する人であり神獣である麒麟が登場します 小説によれば... 「雄を麒  雌を麟といい 国氏を冠してその麒麟を表す号となる」 ということで 例えば… 戴国(たいこく)の泰王(たいおう)に仕える男の子の麒麟は泰麒(たいき)と呼ばれ… 漣国(れんこく)の廉王(れんおう)を補佐する女性の麒麟は廉麟(れんりん)と呼ばれます するどいかたはもうお気づきでしょうね(^_-)-☆ すまきとすまりんの本名は須磨麒と須磨麟 須磨に仕える2

                    麒麟がくるまでお待ちください… - すまりんの てくてく ふたり旅
                  • 「ダ・ヴィンチ」2020年4月号、少女小説特集に掲載されていた全47作を紹介 - ネコショカ(猫の書架)

                    「ダ・ヴィンチ」2020年4月号は少女小説特集! 書こう書こうと思っているうちに、発売されてからけっこう時間が経ってしまった。 2020年4月号の「ダ・ヴィンチ」で少女小説の特集をやっていたので、出遅れ感はあるが、収録されている全47作をザックリご紹介していく。未読の作品も多々あるので、紹介の熱量に濃淡があるのはお許しを。 「ダ・ヴィンチ」2020年4月号は少女小説特集! おススメ度、こんな方におススメ! 内容はこんな感じ ときめきの少女小説カタログ 王道!少女の成長物語 少女小説の新時代はこの人から始まった!氷室冴子 少女小説レジェンド作家 SF・ファンタジー 一般文芸でも活躍!! 恋愛小説の新たな波ティーンズハート レジェンド作家インタビュー 新井素子-ものすごく渦中にいたけど、あからさまに外様でした 桑原水菜-少女小説は、夢よりもむしろ欲望を詰め込んだものかもしれません 須賀しのぶ-

                      「ダ・ヴィンチ」2020年4月号、少女小説特集に掲載されていた全47作を紹介 - ネコショカ(猫の書架)
                    • 麒麟と言えば『十二国記』異世界の長編を楽しめる人気シリーズ小説本 - 光の人生ノート ~ My Scrap Book~

                      麒麟(きりん)と聞いて、私が思い浮かぶのは『十二国記』。 小野不由美さんの「十二国記シリーズ」です。 『十二国記』とても人気ですよね。 今回の発売はなんと18年ぶりなんです。 この日を待ちわびていたファンも多いですね。 『十二国記』シリーズについて紹介します。 今から「十二国記」を読まれる方には、おすすめの読む順番もお伝えします。^^ 『十二国記』シリーズ待望の新刊発売! 『十二国記』シリーズが人気の理由 「十二国記」の世界観にハマってしまう 『十二国記』を読む順番 最後に 『十二国記』シリーズ待望の新刊発売! 『十二国記』がここまで人気なのか、とあらためて知ったのは、我が家でとっている新聞記事からでした。 www.asahi.com 紙面でも、広告ではなく上の方に大きく紹介されていて、目に入りました。 私もすでに新刊を購入していますが、18年ぶりに続きが発売されたのです。 「十二国記」に

                        麒麟と言えば『十二国記』異世界の長編を楽しめる人気シリーズ小説本 - 光の人生ノート ~ My Scrap Book~
                      • Twitterの叡智集合。#名刺代わりの小説10選を1300人分まとめてみた - 俺だってヒーローになりてえよ

                        ※集計結果をいち早く知りたい方は適当な所まで飛ばしてください。 しばらくこの記事を書くための苦労とか、愚痴とかのいらん話が続きます。 いらん前置き 長い長い道のり 集計結果発表 43位(2票) 42位(3票) 41位(4票) 40位(5票) 39位(6票) 38位(7票) 37位(8票) 36位(9票) 35位(10票) 34位(11票) 33位(12票) 32位(13票) 31位(14票) 30位(15票) 29位(16票) 28位(17票) 27位(18票) 26位(19票) 25位(20票) 24位(21票) 23位(22票) 22位(23票) 21位(24票) 20位(26票) 19位(27票) 18位(28票) 17位(29票) 16位(30票) 15位(31票) 14位(32票) 13位(34票) 12位(35票) 11位(39票) 10位(41票) 9位(42票) 8位(43

                          Twitterの叡智集合。#名刺代わりの小説10選を1300人分まとめてみた - 俺だってヒーローになりてえよ
                        • 【映画】梅安2とおうちエンタメ - ほんの少しだけ楽しく

                          2月に観た池波正太郎生誕100年記念のトヨエツ主演の必殺シリーズ「仕掛人・藤枝梅安」。 これ2部構成なんです。 一応、一部完結のストーリーなのでどちらかだけ観てもOKみたいですが 1部を観ちゃったら、2部も観たくなるのが 人間の性(さが)。 うまいこと のせられてます(笑) www.toyamayama.com BLのような2人※本文中の画像の一部は「映画.com」より引用 仕掛人・藤枝梅安2 監 督:河毛俊作 出 演:豊川悦司、片岡愛之助、菅野美穂 公開年:2023年製作/119分/G 製作国:日本 ざくっとストーリーを 梅安(豊川悦司)と彦次郎(片岡愛之助)が京へ旅立ったところで終わった前作。 その道中、彦次郎はある男を発見し憎しみをあらわにする。 その男は彦次郎の妻と子を死に追いやった憎き仇。 ふたりはその男の後を追う。 また、梅安も浪人とすれ違いその浪人から命を狙われる。 梅安もま

                            【映画】梅安2とおうちエンタメ - ほんの少しだけ楽しく
                          • 【十二国記】オリジナル短編集に書いてほしい内容を挙げていく!(白銀の墟 玄の月の後) - 走り出した足が止まらない!

                            十二国記18年ぶりの新作長編『白銀の墟 玄の月(以後白玄)』、控えめに言って最高でしたね!! 私たち十二国記ファンにとって、その内容は長い歳月を過ごしたうえで、待ったかいがあると思わせてくれる感慨深いものでありました! ただファンというものはどこまでも欲張りなものです。 すでに、次に刊行予定の『オリジナル短編集』の発売を、今か今かと心待ちにしております。 あなたも恐らく麒麟通信をちょくちょくチェックしていることでしょう笑 白銀の墟では明かされなかった事実を補完してくれることを期待しており、書いてほしい話がたくさんあります。 ということで、今回は私がオリジナル短編集(白玄後)に書いてほしい内容を紹介していきます! あなたもオリジナル短編集で読んでみたいストーリーがたくさんあると思います! 一緒に十二国記の未来について考えていきましょう!! 十二国記オリジナル短編集(白銀の墟の後)に期待してい

                              【十二国記】オリジナル短編集に書いてほしい内容を挙げていく!(白銀の墟 玄の月の後) - 走り出した足が止まらない!
                            • 中国風ファンタジー TVアニメ『十二国記』観だすと止まらない面白さ - わぎょうの日記

                              ※画像はすべてYouTubeから引用 最近の人気アニメ『薬屋のひとりごと』が 面白くてみているのだが、中国系の背景な 異世界ファンタジーが面白い。 小野不由美氏が書いたファンタジー小説を 原作としたアニメ『十二国記』 の世界観やキャスト、あらすじを ご紹介します。 はじめに 十二国記あらすじ キャスト 景喜の使令と女怪 慶東国 陽子と敵対勢 戴極国 雁州国 延麒(六太)の女怪と使令 雁州国の人々 500年前の雁州 芳極国 巧州国 才州国 蓬山 朱旌 蓬莱 主題歌 アニメ制作 十二国記の世界 木から子が生まれる 12国の王と麒麟 麒 麟 王になると年をとらない。 蝕 蓬莱から流れた者 胎果 原作小説 さいごに はじめに タイトルは一見、難しそうなニュアンスを感 じるが、見始めると、とても面白かった作品 異世界中国風ファンタジーなのだが、一話一 話ごとに異世界の様相が少しづつ解っていく のは、

                                中国風ファンタジー TVアニメ『十二国記』観だすと止まらない面白さ - わぎょうの日記
                              • 不穏な空気が漂う宮中と動かぬ仮王の真意とは |

                                『白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記』小野 不由美 (著) 新潮文庫 あらすじ国と国民のことを誰よりも考えていた王、驍宗。 王に沿う麒麟、泰麒は仮王、阿選に会うため、日圭宮へやってきた。 しかし、王座を手にした阿選は政をしようとはせず、役人たちの間でもやりとりがうまくいっていない様子。 一方、李斎たちは、驍宗が姿を消した山を目指し、王を捜すのだが。 貧しい蓄えが底をつき、雪で覆われてしまう前に王を捜しださなくては。 李斎たちは驍宗の消息がわからなくなった場所へと向かいます。 そこには荒廃した集落がありました。 王不在による歪みがこうした形で現れていることを李斎は知るのです。 一方、仮王阿選に会い、「あなたが新王だ」と告げる泰麒の真意とは。 崩壊したまま放置される宮殿、指示が錯綜し、戸惑う役人たち。 阿選が政治を行わないのは何故なのか。 まとめ戴国の厳しい現実、そして登場人物たちそれぞれの希

                                • 十二国記 白銀の墟 玄の月 (一) | Masa's Record Storage Container ~将_記録管理簿~

                                  [スポンサーリンク] ストーリー 戴国は政治が安定せず、生活は貧しく、冬の極寒を超えられない者が多数いるような状況である 10年間麒麟がおらず長年の王の不在期間を経て、半年前やっと泰王に驍宗が就き、国が安定する希望を持てたのであった しかしその驍宗が登極すぐの謀反の鎮圧の中で斃れ、次の王に阿選が就くという事態が起こる 阿選は驍宗の側近の粛清を行い、その後の戴国は豊かになることはなかった そして国では謀反の首謀者は実は阿選であり、阿選こそが驍宗を討ったのだいう噂が流れる そんな戴国で驍宗を探す2人が偶然に出会うこととなる 1人は驍宗の基で禁軍中軍にいた項梁、もう1人は劉将軍であった李斎であった そして李斎と一緒にいるのは景王、延王の協力を得て蓬莱で見つけることが出来た泰麒が居たのだった 彼らは荒れた戴国を旅しながら驍宗の行方を必死に探そうとする そんな折泰麒は李斎に隠れ、阿選のいる白圭宮に向

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                                  • 祝! 18年ぶりに十二国記の新刊が出たから早速購入した! 「白銀の墟 玄の月」なんか違うんですけど! - ねこのおしごと

                                    十二国記 あのさー読者さん十二国記って 知ってる? 小説なんだけどねぇー昔 アニメ化もされたの。 ほら猫月さんってアニメっ子じゃん? でさーこれが超面白くて アニメ化されてない話も知りたくて 小説を全巻買ってたの。 もうお引越しの時も捨てずに 持ってきたし! もうねぇーほんと猫月さんの 人生のバイブルだね。 どんなお話なの? 十二国記の世界は12個の 国があって神様が1人居るの。 で、神様の使いみたいな麒麟って 言う生き物が12匹。 首長い動物じゃないよ? ビールに書いてあるヤツね。 その麒麟(人間の姿に変化可能)が 12個の国の王様を決めるの。 これは勝手に決めるんじゃなくて 天啓でこの人が王だ!ってわかるんだって。 そんなんで、ある日突然誰かが王になって 王が存在するだけで、魔物が少なくなって 災害が減って国が穏やかになるの。 その後は王の能力次第で国が 豊かになるか滅びるか・・・ で

                                      祝! 18年ぶりに十二国記の新刊が出たから早速購入した! 「白銀の墟 玄の月」なんか違うんですけど! - ねこのおしごと
                                    • 『十二国記』を読むことは、未知の歴史の誕生を目撃することーー人と麒麟の重厚なドラマに酔う

                                      18年。小野不由美の「十二国記」シリーズの、新作を待った歳月である。その間、平成が終り、時代は令和となった。思えば、気の長い話である。だが、待つことに迷いはなかった。どうしても、あの不思議な異世界に生きる、人と麒麟の重厚なドラマを堪能したかったからだ。 その渇が、ついに癒された。全4巻だという『白銀の墟 玄の月』の前半となる1・2巻が刊行されると、いそいそと書店に行ったのである。そして帰りのバスの中で、すぐさま読み始めたのだ。 本書の舞台は戴国。ストーリー的には『黄昏の岸 暁の天』の続きなので、未読の人がいたら、そちらを先に読むといいだろう。『魔性の子』『風の海 迷宮の岸』及び『華胥の幽夢』収録の「冬栄」を読んでおくと、なお良しだ。 戴国の王である驍宗が登極半年で消息を絶ち、阿選が仮王になってから6年。戴国は荒廃していた。たまたま知り合った母子と旅をしていた元中軍師帥の項梁は、東架という村

                                        『十二国記』を読むことは、未知の歴史の誕生を目撃することーー人と麒麟の重厚なドラマに酔う
                                      • 十二国記の謎と次回の短編集について、勝手に予想し、語る。

                                        初めに私は一介の十二国記ファンである。中高生の頃にはまり、「白銀の墟 玄の月」で再燃した。 本記事では、十二国記世界の疑問点について語り、次回の短編集の内容について、時には私の好みで脇にそれつつも、予測したい。その途中で、私自身のこの作品に対する解釈や思い入れにも立ち入るかもしれない。 本記事のおおよその内容十二国記を振り返り、大まかな傾向を見る一貫しているテーマ、世界観十二国の女性天帝女性説、ラスボス説短編、それと長編の予想いろいろとおまけ十二国記の今までの流れ。十二国記シリーズは外伝を含め、次の順に出版された。 「魔性の子」「月の影 影の海」「風の海 迷宮の岸」「東の海神 西の滄海」「風の万里 黎明の空」「図南の翼」「黄昏の岸 暁の天」「華胥の幽夢」「丕緒の鳥」「白銀の墟 玄の月」各物語のあらすじについては、熱心な読者が多いと思われるので、略す。さて、この順で読み返すと、次のような傾向

                                          十二国記の謎と次回の短編集について、勝手に予想し、語る。
                                        • 戴国を守るために謀った麒麟の覚悟とは |

                                          『白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記』小野 不由美 (著)  新潮文庫 あらすじ李斎は、荒民らが怪我人を匿った里に辿り着いた。 しかし、その男はすでに息絶えていた。 一方、泰麒は病んだ傀儡が徘徊する王宮で、王を討った真意を阿選に迫る。 慈悲深き生き物とは言い難い言動や行動をおこす麒麟の真意とは。 李斎らが捜していた男はすでに死んでいた。 その知らせに愕然とする李斎らですが、そこには明らかにされていない情報があったのでした。 望みをつなぐ一行は、再び驍宗を捜します。 一方、妖魔により魂が抜かれたような状態の役人が動き回る王宮で、泰麒は自分の宮を抜け出し、阿選の宮へと訪れます。 そして王を討った真意を尋ねようとするのですが…。 まとめ驍宗の捜索、王宮の腐敗、戴国の窮状。困難な状況の中、王が生きているという一筋の可能性を見出したときから、事態は動き始めます。 静かで弱そうな雰囲気だった泰麒が、振

                                          • 『戴国の新しい幕開けはどちらの王の手によるのか』

                                            イラストブックレビュー ぬこ ☆ れびゅ 雑読猫「ぬこさん」が様々なジャンルの本をレビューします。 本との出会いにちょっぴりお役に立てれば幸いです。 『白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記』 小野 不由美 (著) ¥825 新潮文庫 (「BOOK」データベースより) 「助けてやれず、済まない…」男は、幼い麒麟に思いを馳せながら黒い獣を捕らえた。地の底で手にした沙包の鈴が助けになるとは。天の加護がその命を繋いだ歳月、泰麒は数奇な運命を生き、李斎もまた、汚名を着せられ追われた。それでも驍宗の無事を信じたのは、民に安寧が訪れるよう、あの豺虎を玉座から追い落とすため。―戴国の命運は、終焉か開幕か! <こんな人におすすめ> 戴国の未来がどうなるのか知りたい 十二国記シリーズのファン 小野 不由美のファン 白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記 (新潮文庫) 読書人が集う『シミルボン』にて、インタビュー記事

                                              『戴国の新しい幕開けはどちらの王の手によるのか』
                                            • その11「十二国記」(記事修正版)☆☆☆☆☆ - アニメブログ おすすめしたいアニメはたくさんあるよ!

                                              【個人の見解】 親子で楽しめる・・・・・・☆☆☆☆ 暴力・残酷描写がない・・・☆☆☆☆ 性的・刺激的な描写がない・☆☆☆☆☆ 娯楽性(ワクワク度)・・・☆☆☆☆☆ 満足度・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆ 学習・教訓的要素・・・・・☆☆☆☆☆ 総合・・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆ 今日は「十二国記」をご紹介します。 一見すると古代中国の歴史もののように見えますが、全くの別世界の物語です。 dアニメストア『十二国記』第二十五話「風の万里 黎明の空」 三章より この作品は、原作が小野不由美の小説をアニメーション化したもので、アニメ自体は途中で終わったような形になってしまっていますが、それぞれの話がある意味独立した仕立てになっていまので、十分楽しめる内容になっていると思います。 dアニメストア『十二国記』第三十九話「風の万里 黎明の空」終章より なかでも、「風の万里黎明の空」が最高に面白いです。この

                                                その11「十二国記」(記事修正版)☆☆☆☆☆ - アニメブログ おすすめしたいアニメはたくさんあるよ! 
                                              • 『不穏な空気が漂う宮中と動かぬ仮王の真意とは』

                                                イラストブックレビュー ぬこ ☆ れびゅ 雑読猫「ぬこさん」が様々なジャンルの本をレビューします。 本との出会いにちょっぴりお役に立てれば幸いです。 『白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記』 小野 不由美  (著) ¥781 新潮文庫 (「BOOK」データベースより) 民には、早く希望を見せてやりたい。国の安寧を誰よりも願った 驍宗の行方を追う泰麒は、ついに白圭宮へと至る。それは王の 座を奪い取った阿選に会うためだった。しかし権力を恣にしたはずの仮王には政を治める気配がない。一方、李斎は、驍宗が襲われたはずの山を目指すも、かつて玉泉として栄えた地は荒廃していた。人々が凍てつく前に、王を捜し、国を救わなければ。 ―だが。 <こんな人におすすめ> 王と麒麟、国の成り立ちを描いた壮大なファンタジーを読みたい 十二国記シリーズのファン 小野 不由美のファン 白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記 (新潮

                                                  『不穏な空気が漂う宮中と動かぬ仮王の真意とは』
                                                • 十二国記の魅力とは? ネタバレなしで語り尽くす  ~『白銀の墟 玄の月』刊行に寄せて~ - 篠ツク宮ニテ光琴ヲ聴ク

                                                  はじめに 1.香り 2.舌触り 3.風味 4.コク 5.後味 おわりに おまけに はじめに 「好き」にも色々なレベルがあるけれど、「一個も文句がないくらい好き」と言える本は、私の中ではそう多くない。しかしその中でも十二国記は、絶対に外すことが出来ない一冊だ。私が作家志望になったのは、この本との出会いがあったからだと言っても過言ではない。 でも、十二国記はシリーズものだから長い。今から読もうかと考えている人にとっては、まあ腰が重たいだろう。あんなに長いのを苦労して読んで、つまらなかったらイヤである。 だからこのブログでは、私の思う十二国記の魅力と、読むべき理由をお話ししていく。これから読む人は、読むべきかどうかという判断の参考に、既にファンの方は、「こういう魅力もあったのか」という発見に用いていただきたい。ちなみに私が好きな小説も随所に紹介したので、十二国記シリーズが好きな人はハマる筈である

                                                    十二国記の魅力とは? ネタバレなしで語り尽くす  ~『白銀の墟 玄の月』刊行に寄せて~ - 篠ツク宮ニテ光琴ヲ聴ク
                                                  • 『王は何処に?戴国を守るため泰麒がたちあがる』

                                                    イラストブックレビュー ぬこ ☆ れびゅ 雑読猫「ぬこさん」が様々なジャンルの本をレビューします。 本との出会いにちょっぴりお役に立てれば幸いです。 『白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記』 小野 不由美  (著) ¥737 新潮文庫 (「BOOK」データベースより) 戴国に麒麟が還る。王は何処へ―乍驍宗が登極から半年で消息を絶ち、泰麒も姿を消した。王不在から六年の歳月、人々は極寒と貧しさを凌ぎ生きた。案じる将軍李斎は慶国景王、雁国延王の助力を得て、泰麒を連れ戻すことが叶う。今、故国に戻った麒麟は無垢に願う、「王は、御無事」と。―白雉は落ちていない。一縷の望みを携え、無窮の旅が始まる! <こんな人におすすめ> 王と麒麟、国の成り立ちを描いた壮大なファンタジーを読みたい 十二国記シリーズのファン 小野 不由美のファン 白銀の墟玄の月第一巻十二国記 (新潮文庫) 読書人が集う『シミルボン』にて、

                                                      『王は何処に?戴国を守るため泰麒がたちあがる』
                                                    • 『月の影 影の海』小野不由美 「十二国記」エピソード1 - ネコショカ(猫の書架)

                                                      「十二国記」エピソードゼロ『魔性の子』の感想を書いてから、少し時間が空いてしまったが、ようやくシリーズ一作目『月の影 影の海』のレビュー書いたので、改めてご紹介したい。長くなったので目次をつけたよ。 「十二国記」シリーズ最初の作品 あらすじ 「十二国記」の世界へようこそ 王道の成長物語 陽子はどうして立ち直れたのか? 意外な真相による物語構造の大転換 アニメ版はかなり違う 1)十二国に渡るのが、陽子だけではない 2)延国主従が序盤から登場している 3)塙王の出番がメチャメチャ増える 4)細々としたストーリー補完がある 小野不由美作品の感想はこちらから! 「十二国記」シリーズ最初の作品 1992年刊行作品。累計1,000万部の大ヒット作「十二国記」シリーズの記念すべき一作目である。刊行当初はティーンズ向けのレーベル、講談社X文庫ホワイトハートからの登場であった。 月の影 影の海〈上〉 十二国

                                                        『月の影 影の海』小野不由美 「十二国記」エピソード1 - ネコショカ(猫の書架)
                                                      • 十二国記 白銀の墟 玄の月 第3巻&第4巻購入 | Masa's Record Storage Container ~将_記録管理簿~

                                                        十二国記 白銀の墟 玄の月 著者:小野 不由美 出版:新潮文庫 [スポンサーリンク] 十二国記 白銀の墟 玄の月 第3巻と第4巻を購入ました!! 小野不由美さんによる名作ファンタージ小説の十二国記シリーズ作品の最新作です 18年振り新作で、第1巻から第4巻で構成される長編の続編になります 既に読書記録でも記載していますが、第1巻と第2巻は2019/10/12に発売されています そしてついに2019/11/09に第3巻と第4巻が発売されました!! ( ̄∇ ̄ノノ\パチパチパチ!! 十二国記シリーズですが、元々はホラー小説である「魔性の子」から始まっています 魔性の子の主人公は高里という男子高校生のお話で、この高里が神隠しにあった時に行った別世界の存在が書かれています この別世界の設定を小野さんから聞いた担当の編集者が、この世界も作品するべき!と描かれることになった作品だそうです そして小

                                                          十二国記 白銀の墟 玄の月 第3巻&第4巻購入 | Masa's Record Storage Container ~将_記録管理簿~
                                                        • 2021年2月読書記録 - 読書は趣味というより娯楽です

                                                          読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2272ページ ■AIに負けない子どもを育てる 著者:新井 紀子 AIが苦手とする読解力を人間が身につけるにはどうしたらいいのか。 読解力向上のために親、学校、個人ができることを提言。 小学校・中学校で実際に行われて成果をあげている授業・取組みを公開! 大人が読解力を身につける方法も明らかにする。 子育て世代、教育関係者だけでなく、現役世代も読んで損がない本。 オススメする人が多く、レビュー評価が高いのも納得。 別でこの本の魅力について語りたい。 AIに負けない子どもを育てる 作者:紀子, 新井 発売日: 2019/09/06 メディア: 単行本(ソフトカバー) ■日本の血脈 (文春文庫) 著者:石井 妙子 著名人の家系をたどれば、この国のかたちが見えてくる 小泉進次郎、香川照之、中島みゆき、美智子妃――。政財界、芸能界から皇室まで、注目の人士の家系をた

                                                            2021年2月読書記録 - 読書は趣味というより娯楽です
                                                          • 小野不由美「十二国記」シリーズ誕生から30周年! 2021年9月25日から30周年フェアスタート。

                                                            小野不由美「十二国記」シリーズ誕生から30周年! 2021年9月25日から30周年フェアスタート。30周年を記念した「書店限定販売 ランダム缶バッジ(全10種)」や「LINEスタンプ」も発売。 小野不由美氏による壮大なファンタジー「十二国記」。2021年9月25日にシリーズ誕生から30周年を迎えることを記念して、9月下旬から全国書店で「十二国記30周年フェア」をスタートします。フェアにあわせて山田章博氏描き下ろしの「十二国記ちびキャラ」が初お目見え。ちびキャラを使用した「書店限定販売 ランダム缶バッジ(全10種)」や「LINEスタンプ」も発売予定です。 1991年9月25日、のちにシリーズ累計1200万部超の壮大なファンタジー「十二国記」のエピソード0となる小説『魔性の子』(新潮文庫)が発売されました。それから30年、「十二国記」は時を超え、世代を超え、幅広い読者に読み継がれ続けています。

                                                              小野不由美「十二国記」シリーズ誕生から30周年! 2021年9月25日から30周年フェアスタート。
                                                            • 『戴国を守るために謀った麒麟の覚悟とは』

                                                              イラストブックレビュー ぬこ ☆ れびゅ 雑読猫「ぬこさん」が様々なジャンルの本をレビューします。 本との出会いにちょっぴりお役に立てれば幸いです。 『白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記』 小野 不由美 (著) ¥737 新潮文庫 (「BOOK」データベースより) 新王践祚―角なき麒麟の決断は。李斎は、荒民らが怪我人を 匿った里に辿り着く。だが、髪は白く眼は紅い男の命は、既に 絶えていた。驍宗の臣であることを誇りとして、自らを支えた矜持は潰えたのか。そして、李斎の許を離れた泰麒は、妖魔によって病んだ傀儡が徘徊する王宮で、王を追い遣った真意を阿選に 迫る。もはや慈悲深き生き物とは言い難い「麒麟」の深謀遠慮とは、如何に。 <こんな人におすすめ> 前王の生死とこれからの展開が気になる 十二国記シリーズのファン 小野 不由美のファン 白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記 (新潮文庫) 読書人が集う『

                                                                『戴国を守るために謀った麒麟の覚悟とは』
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