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袴田事件 現在の検索結果1 - 26 件 / 26件

  • 拒絶の投票――最高裁国民審査の地域分析|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部

    のべ6億の投票 最高裁の裁判官は司法のトップの人たちです。けれど信用を失えば「さらに偉い人」の手によって辞めさせられることになっています。その手を担うのが有権者――。国民審査はそうした意図をもつ制度であるといえるでしょう。 国民審査が実施されるのは衆院選と同じ日です。投票する際は辞めさせた方がよい裁判官の氏名の上に「×」を書き、続投してよい裁判官には何も書かないままとします。開票の結果、「×」が書かれた票が有効票の過半数に達した裁判官は、所定の期間を経た後にその地位を失います。「×」が書かれた票は正しくは「罷免を可とする票」と呼ばれますが、この記事では簡潔に「罷免票」としました。 第25回国民審査(2021年)で用いられた投票用紙の見本を図1に示します。最高裁の裁判官15人のうち、この回は第24回国民審査(2017年)以降に任命された11人が対象となり、のべ6億2898万8848票の有効票

      拒絶の投票――最高裁国民審査の地域分析|三春充希(はる) ⭐第50回衆院選情報部
    • 『【生活保護】厚労省から新型コロナ対策で生活保護の積極利用をすすめる事務連絡が出されました。』

      弁護士戸舘圭之のぶろぐ 弁護士戸舘圭之(第二東京弁護士会、登録番号36117)のブログです。袴田事件弁護団、ブラック企業被害対策弁護団副代表、青年法律家協会弁護士学者合同部会副議長、日本労働弁護団、日弁連刑事法制委員会などで活動しております。 2020年4月7日、厚生労働省の生活保護行政を担当している社会・援護局保護課は、 新型コロナウイルス感染防止等のための生活保護業務等における対応について https://www.mhlw.go.jp/content/000619973.pdf?fbclid=IwAR3NcWWme2KnNubK4VH8JAXAeOj1PJ7T75BkRIzsm2f5F6OP5V1pfiY-qV0 という「事務連絡」を出しました。 これによりますと、 生活保護の申請などにあたり、面談等を行う場合の新型コロナウイルス対策についていろいろ書かれておりますが、 特筆すべきは、

        『【生活保護】厚労省から新型コロナ対策で生活保護の積極利用をすすめる事務連絡が出されました。』
      • ローマ法王 袴田巌さんと面会する方向で調整 | NHKニュース

        ことし11月に日本を訪れるローマ・カトリック教会のフランシスコ法王が、昭和41年に起きたいわゆる「袴田事件」で死刑が確定したあと、無実を訴えて再審を求めている袴田巌さんと面会する方向で調整が進められていることがわかりました。フランシスコ法王は死刑制度に反対していて、面会が実現すれば、日本の死刑制度に国際的な注目が集まりそうです。 フランシスコ法王は、ことし11月23日から4日間の日程でローマ法王としては38年ぶりに日本を訪れ、被爆地の広島や長崎で原爆の犠牲者を悼むほか、長崎や東京でミサを行う予定です。 バチカンの関係者によりますと、フランシスコ法王は東京に滞在する11月25日に、昭和41年に会社役員の一家4人が殺害された事件で死刑が確定したあと、無実を訴えて再審を求めている袴田巌さんと面会する方向で調整が進められているということです。 死刑制度に反対するフランシスコ法王は、去年3月、カトリ

          ローマ法王 袴田巌さんと面会する方向で調整 | NHKニュース
        • 『日本の司法は狂いまくっている。日本に正義はないのか』と思ったこと。。。 - 異星人と交信した結果、撃沈。。。。。。。。。。。。。。。。。。

          【1966年、静岡県で一家4人が殺害された強盗殺人事件。 この事件の容疑者として袴田巌さん(当時30歳)が浮上し、 逮捕起訴され、有罪判決をくらい死刑判決が下された】 がっ!これ、冤罪だった。 袴田さんの自白のみで、死刑判決まで行ったのだそう。 犯行に使われた服は血に濡れて味噌桶に捨てられていた。 その服は小さすぎて、袴田さんは着ることが出来ないサイズ。 検察が、『服が味噌で縮んだ』と主張したそうな。 【味噌漬けにして洋服が縮むのか】 (ない)とは言えないけれど、 ただ、縮むにしても、味噌につけられた期間、 服にしみ込んだ味噌量、縮み方等、科学的に調べたところ、 検察が証拠として提出した【味噌漬け服】は、 証拠としては成り立たない。証拠不十分になるそうです。 ちなみに、この服、 【小さいサイズを示すマークが付いていた。 服のメーカーもきちんと分かっていた】とのこと。 けれど、検察は、そのマ

            『日本の司法は狂いまくっている。日本に正義はないのか』と思ったこと。。。 - 異星人と交信した結果、撃沈。。。。。。。。。。。。。。。。。。
          • 元裁判官有志10人が連名で声明「説得力ない決定だ」|NHK 鹿児島県のニュース

            「大崎事件」で鹿児島地方裁判所が再審を認めなかったことについて、元裁判官の有志が異例の記者会見を開き、「説得力がない決定だ。再審制度は無実の人を救済するためにあるべきだ」と批判しました。 22日の鹿児島地裁の決定を受けて、元裁判官10人が「刑事裁判の最大の役割は無実の者を処罰しないことで、新たな証拠で合理的な疑いが生じる限り再審で救済されるべきだ」とする声明を連名で発表しました。 記者会見で東京高等裁判所の裁判長だった木谷明元裁判官は、「再審が認められると思っていたので承服できない。決定は新たに出された証拠の信用性だけを評価していて、有罪が確定した裁判での証拠と比較して総合的に判断することをまったくしていない。50ページもあるが説得力はない」と批判しました。 その上で、「大崎事件は20年前に再審開始決定が出ているのにまだ救済されていない。再審制度は無実の人を救済するためにあるべきだ」と訴え

              元裁判官有志10人が連名で声明「説得力ない決定だ」|NHK 鹿児島県のニュース
            • 知らないからといって&スターバックス コーラ フラペチーノ - ルーナっこの雑記ブログ

              袴田事件の再審が決まりました。 えん罪だったのでしょうか。 真実は 公明正大に スターバックス コーラ フラペチーノ 最後に 真実は 真実は 犯人として逮捕・起訴された袴田巌さんは死刑が確定しましたが、その後も一貫して無実を訴え、40年以上「再審」を求めていました。 2014年に釈放され、48年ぶりに故郷の静岡県浜松市に帰り、市内の病院に転院、 2020年からは、お姉さんと暮らしているそうです。 無罪判決が出ているわけではないため、現在も死刑囚なんです。 再審されて 真実が早くわかるといいですね。 袴田事件 ─ 冤罪・強盗殺人事件の深層 公明正大に やっていないことでえん罪なんて やりきれないです。 でも 知らないうちにどこかで恨みを買っていた、ということはあります。 『公明正大に生きていても人に恨まれることもある』というのを どこかで読んだことがあります。 決して間違ったことをしていない

                知らないからといって&スターバックス コーラ フラペチーノ - ルーナっこの雑記ブログ
              • エコノミストOnline:刑事司法対談(拡大版) 周防正行×木谷明 冤罪を生む「ムラ社会」の論理 法曹一元、証拠全面開示が改革のカギ | 週刊エコノミスト Online

                刑事司法対談(拡大版) 周防正行×木谷明 冤罪を生む「ムラ社会」の論理 法曹一元、証拠全面開示が改革のカギ 刑事司法対談 周防正行・映画監督)×木谷明・元東京高裁判事 「今市事件の高裁判決は裁判員制度を崩壊させる」 日産のカルロス・ゴーン前会長の逮捕や相次ぐ再審無罪判決を契機に、日本の刑事司法に対する国内外の批判が高まっている。長期の勾留による自白の強要、捜査機関の調書を重視する「調書裁判」など、日本型司法の負の側面も浮き彫りになっている。刑事裁判をテーマにした映画「それでもボクはやってない」を製作し、法制審議会の委員を務めた映画監督の周防正行氏と裁判官として刑事事件で30件以上の無罪判決を下し、現在は冤罪事件の弁護を務める木谷明氏に、日本の刑事司法の課題について話し合ってもらった。(司会・構成=稲留正英・編集部、撮影=中村琢磨) ―― ゴーン氏の逮捕を契機に、改めて長期勾留、いわゆる「人

                  エコノミストOnline:刑事司法対談(拡大版) 周防正行×木谷明 冤罪を生む「ムラ社会」の論理 法曹一元、証拠全面開示が改革のカギ | 週刊エコノミスト Online
                • 気になる未解決事件の10冊 | たいせつな本 ―とっておきの10冊― | 高橋ユキ | 連載 | 考える人 | 新潮社

                  著者: 高橋ユキ ゲーリー・L・スチュワート、スーザン・ムスタファ(著)、高月園子(訳)『殺人鬼ゾディアック』 矢田喜美雄『謀殺 下山事件』 柴田哲孝『下山事件 最後の証言』 清水潔『殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』 朝倉喬司『誰が私を殺したの 三大未解決殺人事件の迷宮』 大橋義輝『消えた神父を追え! BOACスチュワーデス殺人事件の謎を解く』 山本徹美『袴田事件 冤罪・強盗殺人事件の深層』 江川紹子『名張毒ブドウ酒殺人事件 六人目の犠牲者』 伊吹隼人『狭山事件 46年目の現場と証言』 ハ・スンギュン(著)、宮本尚寛(訳)『華城事件は終わっていない 担当刑事の綴る「殺人の追憶」』 刑事裁判の傍聴を始めて15年が経った。傍聴マニアが高じて、ブログを開設。それが書籍化に至ったことが、ライターとしてのキャリアの始まりだ。現在は、刑事裁判の様子を執筆するほか、法廷を離れて

                    気になる未解決事件の10冊 | たいせつな本 ―とっておきの10冊― | 高橋ユキ | 連載 | 考える人 | 新潮社
                  • 【重版決定】冤罪、殺人、テロ、大恐慌……すべての悲劇の原因は人間の〈道徳感情〉にあった⁉ 管賀江留郎『冤罪と人類』「序 捻転迷宮の入口」全文公開|Hayakawa Books & Magazines(β)

                    【重版決定】冤罪、殺人、テロ、大恐慌……すべての悲劇の原因は人間の〈道徳感情〉にあった⁉ 管賀江留郎『冤罪と人類』「序 捻転迷宮の入口」全文公開 進化心理学、政治哲学、歴史、経済、憲法、数学、宗教、プロファイリングなどなどあらゆる分野を駆使して世界のすべてを解き明す総合知、管賀江留郎『冤罪と人類――道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』。この記事では、本書の「序 捻転迷宮の入口」を全文公開します。『黒死館殺人事件』の如き底なしの迷宮にようこそ。 序 捻転迷宮の入口 シャーロック・ホームズの物語を読んで、かの有名な探偵が天才であることを否定する者はいないだろう。では、ホームズの天才的な能力とは、いったいなんなのだろうか? 突拍子もない切り口から真相に迫る彼の推理の冴えに驚き、常人にはまねのできないアクロバチックな論理の展開を見せる思考能力に天才性を感ずる読者もいるかもしれない。しかし、その物語をよ

                      【重版決定】冤罪、殺人、テロ、大恐慌……すべての悲劇の原因は人間の〈道徳感情〉にあった⁉ 管賀江留郎『冤罪と人類』「序 捻転迷宮の入口」全文公開|Hayakawa Books & Magazines(β)
                    • ローマ教皇の東京ドームでのミサに死刑囚の袴田巌さんも | NHKニュース

                      ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は25日、都内でミサを執り行い、いわゆる「袴田事件」で死刑が確定し、無実を訴えている袴田巌さんが招待されました。ローマ・カトリック教会は死刑制度に反対していて、死刑廃止を訴えたいという考えもあるとみられます。 ローマ・カトリック教会は死刑については一定の条件のもとで認めてきましたが、去年、どんな条件でも一切認めないと、教会の教えを改め、全世界で廃止されるよう取り組んでいます。 ひで子さんによりますと、希望していた教皇との面会はかなわなかったということですが、祭壇に近い席が用意され、巌さんは教皇の姿を見ながら旗を振っていたということです。 ローマ・カトリック教会は袴田さんを招待することで、死刑廃止を訴えたいという考えもあるとみられます。 東京ドームでのミサのあと、袴田巌さんと姉のひで子さんは、東京 千代田区で会見しました。 ひで子さんは、「巌は1984

                        ローマ教皇の東京ドームでのミサに死刑囚の袴田巌さんも | NHKニュース
                      • 新聞各紙、テレビ各局は袴田事件の報道を自己検証せよ - 高田昌幸|論座アーカイブ

                        新聞各紙、テレビ各局は袴田事件の報道を自己検証せよ 当局取材への依存と記者クラブ制に切り込んでこその検証だ 高田昌幸 東京都市大学メディア情報学部教授、ジャーナリスト 57年前の一家4人殺害事件で死刑が確定した袴田巌さん(87)=釈放=について、東京高裁は今年3月13日、再審開始を認めた静岡地裁決定を支持し、検察側の即時抗告を棄却する決定を出した。検察は最高裁への特別抗告を断念。袴田事件は大きな節目を迎えた。 それを機に新聞テレビは当時の捜査や検察・裁判所の対応を批判する報道を続けている。しかし、袴田さんを“犯人”として扱った事件報道の検証は一向に本格化していない。警察と一体化して犯人探しに狂奔してきた報道機関は、自らの責任をまたもスルーするのか。 犯人視報道した各紙、県警の捜査の称賛も 袴田事件の発生は1966年6月30日午前2時ごろだった。静岡県清水市(現在は静岡市清水区)で味噌製造会

                          新聞各紙、テレビ各局は袴田事件の報道を自己検証せよ - 高田昌幸|論座アーカイブ
                        • 『サンデー毎日』「凶器のクリ小刀は売られていなかった」 - apesnotmonkeysの日記

                          日曜日 新型コロナ禍で図書館が利用できない期間が続いたためもう3ヶ月も前のことになってしまいましたが、『サンデー毎日』の5月10・17日号が袴田事件に関する記事を掲載しています。凶器とされたクリ小刀についての新事実です。 クリ小刀については、公判での刃物商の証言が検察に誘導されたものである可能性がこれまでも指摘されていました。今回報じられたのは、当時店を手伝っていた刃物商夫妻の長男が「最近気づいた」として証言していることです。確定判決では凶器は刃渡り12センチのクリ小刀であると事実認定されています。しかし当時店で扱っていたのは刃渡り13.5センチのものだけだった、というのです。店主は第一審の公判で証人となっていますが、記事は店で扱っていたクリ小刀について「長さが135ミリ」だとする法廷での供述を引用しています。 ご承知の通り、袴田事件の再審は現在弁護側の特別抗告に対する裁判所の決定が下るの

                            『サンデー毎日』「凶器のクリ小刀は売られていなかった」 - apesnotmonkeysの日記
                          • 「慣例化」した歳末死刑執行と抗議から考える~このままの制度でいいのか(江川紹子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                            御用納の前日となった26日、法務省は2003年に福岡市で一家4人が殺害された強盗殺人事件で死刑が確定していた魏巍死刑囚(40=中国籍)死刑を、福岡拘置所において執行した。今年は、8月に東京、福岡の各拘置所で1人ずつの執行が行われており、3人目。現在の森雅子法相にとっては、初めての死刑執行となった。 「慣例化」する年末の執行と抗議 第2次安倍政権になって以降、12月に総選挙が行われて特別国会が御用納の日まで続いた2014年と、11月に執行があった16年を除いて、毎年12月の国会終了後に死刑が執行されている。7月にオウム真理教幹部13人の刑を執行した昨年でさえ、10月の内閣改造後で就任した山下貴司法相の指揮で、12月27日に2人を執行した。この時期の死刑執行は、もはや「慣例化している」という声もある。 執行があると、死刑廃止を求める団体が、必ず抗議行動を起こす。これも「慣例化」している。今回も

                              「慣例化」した歳末死刑執行と抗議から考える~このままの制度でいいのか(江川紹子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                            • 20歳で「袴田事件」を知り司法試験に4回挑戦 戸舘圭之弁護士がどうしても「弁護団」に加わりたかった理由 | AERA dot. (アエラドット)

                              戸舘圭之弁護士(撮影/上田耕司) 1966年、静岡県の旧清水市(現在の静岡市)のみそ製造会社で一家4人が殺害された通称「袴田事件」。みそ工場の従業員で元プロボクサーの袴田巌さん(87)に死刑判決が下されたが、冤罪(えんざい)を訴えてきた袴田さんに対して、3月13日、東京高裁が再審を認める決定を出した。弁護団の一員を務める戸舘圭之(とだて・よしゆき)弁護士(42)は静岡大学在学中に袴田事件を知り、弁護士を志した。どこにでもいる大学生が一念発起して司法試験に挑み、袴田事件弁護団として再審決定を勝ち取るまでの、激動の日々を振り返った。 【現在の袴田巌さんの姿はこちら】 *  *  * 戸舘弁護士は1980年、青森市で生まれた。袴田事件が起きた66年はまだ生まれておらず、現場の静岡県とは縁もゆかりもなかった。 「私の両親は青森県出身で、里帰り出産のような形で、私は青森市で生まれました。当時父親は裁

                                20歳で「袴田事件」を知り司法試験に4回挑戦 戸舘圭之弁護士がどうしても「弁護団」に加わりたかった理由 | AERA dot. (アエラドット)
                              • 天皇・皇族の人権のあり方を問いつつ最高裁判決を検証してみた(木村草太東京都立大学法学部教授) -マル激

                                1980年神奈川県生まれ。2003年東京大学法学部卒。東京大学大学院法学政治学研究科助手、首都大学東京(現東京都立大学)准教授などを経て、16年首都大学東京教授。著書に『憲法の急所 権利論を組み立てる』、『テレビが伝えない憲法の話』、『自衛隊と憲法』、共著に『むずかしい天皇制』など。 著書 今回とりあげる2つのテーマは、根本的に根っこのところではつながっている問題なのかもしれない。 2つのテーマとは、まず1つ目は、秋篠宮家の長女眞子内親王の結婚を機にあらためて考えてみたい天皇・皇族の人権の問題。そしてもう一つは、来週の総選挙と同時に行われる最高裁判所判事の国民審査を前に、今回審査の対象となる判事たちが主要な裁判、とりわけ基本的人権が問われるような裁判でどのような判断を下してきたかを検証することで、どの判事を承認すべきか、あるいは罷免要求すべきかの判断材料を提供することだ。 天皇、皇族の人権

                                  天皇・皇族の人権のあり方を問いつつ最高裁判決を検証してみた(木村草太東京都立大学法学部教授) -マル激
                                • 和歌山カレー事件長男氏×桜井昌司氏 1万字対談  忖度無しで語り合う「平成の大冤罪」の真相|片岡健

                                  以下の原稿は、『冤罪File』2019年冬号(希の樹出版)の企画の1つとして、和歌山市で行われた対談の内容をまとめたものです。誌面の都合で掲載できなかったため、対談者2人に承諾を得て、ここで紹介させてもらいました。 今から22年前に起きた和歌山カレー事件では、犯人とされている死刑囚の林眞須美さん(58)=大阪拘置所に収容中=の冤罪を疑う声が年々増えています。そんな中、「和歌山カレー事件長男」こと林さんの長男氏(32)は数年前からメディア対応を始めていましたが、昨年になってツイッターを開設sするなど事件や家族の情報をより積極的に発信するようになっています。 そこで、林さんの無実を確信しているという布川事件の冤罪犠牲者・桜井昌司氏(73)と語り合ってもらったのがこの対談です。 ※対談者2人のプロフィールは末尾にあります。 【和歌山カレー事件とは】 1998年7月25日、和歌山市園部で住民らが開

                                    和歌山カレー事件長男氏×桜井昌司氏 1万字対談  忖度無しで語り合う「平成の大冤罪」の真相|片岡健
                                  • キャンペーン · 冤罪袴田事件、検察庁は再審開始を認めた東京高裁決定に対して特別抗告をしないでください。【特別抗告期限3月20日!!】★あなたの署名だけが必要です★寄付不要♪ · Change.org

                                    【報道によれば検察庁は特別抗告を断念したとのことです!!署名にご協力いただいたみなさん本当に本当にありがとうございました!!】 元プロボクサーで死刑確定者の袴田巖さんが冤罪を訴えて裁判のやり直し(再審)を求めている冤罪袴田事件で東京高裁は2023年3月13日、再審開始を認める決定を下しました。 袴田さんは1966年8月に逮捕されてから一貫して無実を訴えてきましたが裁判所は死刑判決を下し最高裁まで争いましたが確定してしまいました。 1981年以降、再審を求めて再審請求をしてきましたが裁判所はなかなか認めず、2014年に静岡地裁がようやく再審開始を認めて「耐え難いほど正義に反する」と述べて47年ぶりに袴田さんを釈放しました。 この決定に対して検察官が即時抗告をしたため裁判のやり直しがなかなか始まっていません。 検察官は、自分たちの主張が通らず「負けた」と思っているのかもしれません。 しかし、そ

                                      キャンペーン · 冤罪袴田事件、検察庁は再審開始を認めた東京高裁決定に対して特別抗告をしないでください。【特別抗告期限3月20日!!】★あなたの署名だけが必要です★寄付不要♪ · Change.org
                                    • 「制度変えねば冤罪消えぬ」 冤罪当事者、家族が批判 日弁連・人権大会リポート(2) | 西日本新聞me

                                      「取り調べで刑事2人に脚を蹴られ、髪を引っ張られ、無理やり自白させられた。28年たった今も許せない」。足利事件で17年半も獄中生活を送り、2010年に再審無罪になった菅家利和さんは語気を強めた。「捜査機関は冤罪をつくる。制度を変えなければ冤罪はなくならない」 袴田事件で1966年に逮捕され、80年に死刑判決が確定した袴田巌さん。2014年の再審開始決定に伴う拘置の執行停止で釈放されたが「本人はうれしいのかどうか、さっぱり分からない。精神がおかしくなっている」。姉のひで子さんは、死刑執行の恐怖に長年さらされた拘置所生活の影響を説明した。開始決定は、検察官の抗告を受けた東京高裁が取り消した。逮捕から53年。「巌は現在、最高裁で審理中です。再審開始決定が一度出たら、再審公判を始めてもらいたい」と、検察官抗告を認めない法改正を求めた。 1967年に茨城県で男性が殺害された布川事件で、2011年に再

                                        「制度変えねば冤罪消えぬ」 冤罪当事者、家族が批判 日弁連・人権大会リポート(2) | 西日本新聞me
                                      • 「でっち上げ」見逃し続けた裁判所 責任は重く 袴田事件再審確定 | 毎日新聞

                                        2014年に釈放された際、古里の浜松市に到着し、記者会見で思い出などを語る袴田巌さん(中央)。右は姉の秀子さん=浜松市で2014年5月27日午後1時21分、竹内紀臣撮影 1966年6月に静岡市(旧静岡県清水市)で一家4人が殺害された強盗殺人事件で死刑が確定し、2014年3月に静岡地裁の再審開始決定で釈放された袴田巌さん(87)の再審請求で、東京高検は再審開始を認めた東京高裁差し戻し審決定について、最高裁への特別抗告を断念した。検察側が白旗を揚げたことで「開かずの扉」がようやく開いた。袴田さんの「無実の叫び」が届くまでの道のりを追った。 ◇ 「『お前がやったんだろ』って言われても、やってないものを何て言えばいいの?」 「でっち上げ。関係ないですよ。本当に」 袴田さんは1966年8月18日、勤務先のみそ製造会社の専務一家4人を殺害した疑いで静岡県警の取り調べを受け、同日中に強盗殺人などの容疑で

                                          「でっち上げ」見逃し続けた裁判所 責任は重く 袴田事件再審確定 | 毎日新聞
                                        • 【批判殺到】経団連「異次元の少子化対策」の「財源」に注文!十倉雅和会長「消費税を排除せず検討すべき」!経済界「社会保険料の引き上げ」を牽制?

                                          https://twitter.com/chosakukenho/status/1659681646189355008 小倉秀夫 @chosakukenho 今度そういう法律にしようと現在国会で話し合っているところです。「同意がなかった」と女性が供述しても有罪にできないようでは不同意性交罪を設けた意味なんてないんですよ。同意がなかったことの客観的証拠なんて通常ありませんから。 https://twitter.com/chosakukenho/status/1659750486780825601 小倉秀夫 @chosakukenho それはあなたが性表現規制や性行為規制を当然のことだと思っているからですよね。 https://twitter.com/chosakukenho/status/1659748211752583169 小倉秀夫 @chosakukenho もともと、現行法で無罪とさ

                                            【批判殺到】経団連「異次元の少子化対策」の「財源」に注文!十倉雅和会長「消費税を排除せず検討すべき」!経済界「社会保険料の引き上げ」を牽制?
                                          • 全作品未ソフト化の特集放送「東海テレビドキュメンタリー傑作選」 「さよならテレビ」がテレビ初放送 : 映画ニュース - 映画.com

                                            日本映画専門チャンネルの特集放送「東海テレビドキュメンタリー傑作選」で、土方宏史監督作「さよならテレビ」がテレビ初放送されることがわかった。 「さよならテレビ」は、さまざまな社会問題を取り上げた作品を世に送り出している東海テレビによる劇場公開ドキュメンタリーの第12弾。今は昔。テレビは街頭の、お茶の間の、ダントツの人気者だった。豊かな広告収入を背景に、情報や娯楽を提供する民間放送は、資本主義社会で最も成功したビジネスモデルの一つだった。しかし、その勢いはもうない。「テレビは観ない」と公言することがクールだった時代を通り越し、今はテレビを持たない若者も珍しくない。マスメディアの頂点でジャーナリズムの一翼を担ってきたテレビが、「マスゴミ」と揶揄されるようになって久しい。これは市民社会の成熟か、あるいはメディア自身の凋落か――テレビの現場で何が起きているのかを探るため、自社の報道部にカメラを入れ

                                              全作品未ソフト化の特集放送「東海テレビドキュメンタリー傑作選」 「さよならテレビ」がテレビ初放送 : 映画ニュース - 映画.com
                                            • いつしかついて来た犬と浜辺にいる

                                              事件の発覚 戦後混乱期の只中、1948年(昭和23年)1月12日、臨時警戒中だった早稲田署の警官2人が新宿区榎木町15番地付近で自転車の荷台に妙に嵩張る木箱を4つも抱えた男を見とがめて職務質問した。男は長崎竜太郎を名乗る葬儀屋で、不審に思って木箱の中味を検めてみたところ5体の赤ん坊の死体が見つかった。 問いただすと男は新宿区柳町にある「寿(ことぶき)産院」に頼まれたもので火葬場に運ぶ最中だと言い、正規の埋葬許可証も持っていた。署まで連行して詳しい話を聞くと、赤ん坊一体で500円、これまで30件以上同じような依頼を受けたことを認めた。いかに母子とも命がけの出産の現場であれ、それだけ赤ん坊が立て続けに亡くなるというのは異常事態ではないか。 早稲田署が国立第一病院で5嬰児の遺体の状況を診てもらうと、うち3人が肺炎および栄養失調によるもの、残る2人の死因は凍死であった。慶応病院へと運び詳しい解剖を

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                                              • 「袴田事件」早期の再審開始求め東京高裁に請願書提出 | NHKニュース

                                                いわゆる「袴田事件」で、50年以上にわたって無実を訴えている袴田巌さんの姉と支援団体が、再審、裁判のやり直しを早期に認めるよう求めて全国各地から寄せられた署名と請願書を裁判所に提出しました。 袴田巌さん(85)は、昭和41年に今の静岡市清水区で一家4人が殺害された事件で死刑が確定しましたが、無実を訴えて再審を申し立て、去年12月に最高裁判所がさらに審理を尽くすよう決定したことを受けて、現在は東京高等裁判所で裁判所と弁護士、検察の3者による協議が行われています。 姉のひで子さんと厳さんを支援する団体の人たちは20日、東京高裁を訪れ、全国各地から寄せられた7100筆の署名と、早期の再審開始を求める請願書を提出しました。 この事件では、袴田さんの逮捕から1年後に血痕が付いた衣類が現場付近のみそタンクから見つかり、袴田さんが犯行時に着ていたものだとされましたが、弁護団は1年以上、みそに漬かった衣類

                                                  「袴田事件」早期の再審開始求め東京高裁に請願書提出 | NHKニュース
                                                • インパクション総目次

                                                  インパクション No.1 ~ No.100 一九七九年   一号~三号 1号 一九七九年七月一日 特集・第三世界と日本 「第三世界」と経済理論――新しいパラダイムを求めて 湯浅赳男 19 パレスチナとイラン 広河隆一 28 「タイ解放区」報告 芝生瑞和 41 日本資本主義とラテンアメリカ――インシンカ事件とブラジルの場合 北沢洋子 64 ニカラグア革命と中米の政情 井上真 80 ファノンとカブラル           ロバート・ブラッキイ 阿里浩平(訳) 107 第三世界研究の動向 原田金一郎 127 第三世界関係定期刊行物案内 137 連載 宇野経済学への視角 第1回 廣松渉 138 運動情報 アヘンよりも恐ろしいもの――三里塚闘争の敵とは誰か? 戸村一作 1 破防法裁判の現段階 浅田光輝 4 『無差別ガサ』時代への突入 山中幸男 7 反原子力運動への提言 井上澄夫 9 パレスチナ訪問団

                                                  • 事件インデックス

                                                    個人的に気になった事件をまとめています。 2021年12月 北新地「堂島北ビル」放火殺人事件 27人死亡1人負傷、拡大自殺 2021年10月 宮崎県高千穂親族殺害事件 義父と義祖父を殺害後に自殺? 2021年10月 愛媛県新居浜市3人殺害事件 元・同僚の一家3人を殺害、電磁波攻撃 2021年9月 佐賀県鳥栖市高齢女性殺害事件 男子大学生が面識のない高齢女性をハンマーで殴って殺害、誰でもよかった 2021年8月 高3女子殺害・死体遺棄事件 都内の高3女子が殺害されて山梨県の物置小屋に遺棄される、容疑者夫婦とSNSで知り合う? 2021年8月 小田急線内無差別殺傷事件 女性1名重傷、サラダ油で放火しようとして失敗 2021年6月 茨城県取手市男性殺害・死体遺棄事件 未解決事件、路上で布団にくるまれた遺体、死因は首を絞められたことによる窒息死 2021年6月 東京都立川市ホテル内男女殺傷事件 少

                                                      事件インデックス
                                                    • 日本弁護士連合会:袴田事件

                                                      事件の概要 1966年6月30日午前2時、静岡県清水市(現静岡市清水区)の味噌製造会社専務宅が全焼するという火事が発生しました。焼け跡からは、専務(41)の他、妻(38)、次女(17)、長男(14)の4人が刃物でめった刺しにされた死体が発見されました。 警察は、当初から、味噌工場の従業員であり元プロボクサーであった袴田巌氏を犯人であると決めつけて捜査を進めた上、8月18日に袴田氏を逮捕しました。 袴田氏は、当初否認をしていましたが、警察や検察からの連日連夜の厳しい取調べにより、勾留期間の満了する直前に自白しましたが、その後公判において否認しました。 事件の経緯 警察は、逮捕後連日連夜、猛暑の中で取調べを行い、便器を取調室に持ち込んでトイレにも行かせない状態にしておいて、袴田氏を自白に追い込みました。袴田氏は9月6日に自白し、9月9日に起訴されましたが、警察の取調べは起訴後にも続き、自白調書

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