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ベートーヴェンの検索結果1 - 40 件 / 131件

  • AIで歴史上の人物をリアルに再現!ワシントン大統領「髪の毛のことは謝るよ」ベートーヴェンの姿も | Ledge.ai

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      AIで歴史上の人物をリアルに再現!ワシントン大統領「髪の毛のことは謝るよ」ベートーヴェンの姿も | Ledge.ai
    • 【雑記】遊ぶベートーヴェン

      ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven, 1770~1827)と言えばクラシック音楽においては巨人の中の巨人、誰もがその存在と作品群を崇め奉ってきた作曲家でしょう。 僕がピアニストなので今回はピアノ作品に焦点を当てたいのですが、まず彼のピアノ作品の中で何が凄いかと言われれば真っ先に挙がるのは32曲のピアノソナタと考えて間違いないと思います。俗に「ピアノの新約聖書」などと呼ばれたりもするようです(ちなみに「旧約聖書」と呼ばれるのはバッハの《平均律クラヴィーア曲集》らしい)。その所以としては、大小の規模の差はあれど、ベートーヴェンがその創意をフルに注ぎ込んで1曲1曲において音楽的実験プロジェクトを試みた点にあるでしょう。ここにおいてベートーヴェンのソナタは奥深いと言われるわけです。 次いでベートーヴェンのピアノ作品の中で注目されるのは変奏曲でしょう。彼はあの手この手で多様な変

        【雑記】遊ぶベートーヴェン
      • ベートーヴェンと自分のこと 「最後の質問に」からの佐藤天彦九段 - スポーツ報知

        年明け4日、トップ棋士14人が参加した「ABEMA」将棋チャンネルの番組収録が行われた。 取材会も兼ねていた当日。私を含む数人の記者が待機する部屋には、収録を終えた棋士から順に1人ずつ訪れ、簡単な質疑応答の時間になった。 3密を避け、ソーシャルディスタンスを保っての現場。時間は1人につき10分。収録の感想を聞き、今年の抱負を尋ねてしまえば終わってしまう「持ち時間」である。 10人目、いつものように華麗な和装で現れたのが佐藤天彦九段だった。2016~18年度に名人3連覇を果たしたA級棋士。ファッションや音楽などに深い造詣があり、穏やかな人柄で「貴族」のニックネームを持つ。 取材の後半、それまでの9人に対してと同じように「今年はどんな1年にしたいですか?」と聞いた。佐藤は言った。 「最近の将棋界は動きが激しく、激しい台風の目の中心にあるのがAIなのかな、という気がしています。ここ2、3年はAI

          ベートーヴェンと自分のこと 「最後の質問に」からの佐藤天彦九段 - スポーツ報知
        • マクドナルドが不良のたまり場にならないための秘策は「Wi-Fiをオフにしてベートーヴェンを流す」

          深夜まで開いているファストフード店やファミリーレストランが抱える悩みの1つに、不良やホームレスがたむろしてしまうことがあります。イギリス・ウェールズ地方のレクサム市にあるマクドナルドでは不良がたむろしないようにするため、Wi-Fiをオフにした上に、店内のBGMをベートーベンなどのクラシック音楽に切り替える対策を行っていると報じられています。 Fast food restaurant will play classical music in bid to stop more Wrexham trouble - North Wales Live https://www.dailypost.co.uk/news/north-wales-news/fast-food-restaurant-play-classical-26083849 McDonald's starts playing class

            マクドナルドが不良のたまり場にならないための秘策は「Wi-Fiをオフにしてベートーヴェンを流す」
          • ちょっと気になる?クラシック好き女子による「作曲家総選挙」、3位ドビュッシー、2位ベートーヴェン、そして1位は……?(Suits-woman.jp) - Yahoo!ニュース

            堅実女子の皆さん、クラシックは好きですか?普段じっくり聴くことがない人も多いと思いますが、秋の夜長にクラシック音楽に触れてみるのもいいものです。とはいえビギナーにとってはなんとなく敷居が高く、「一体何を聴けばいいの?」「音楽の授業で習って以来だけど……」なんていう人も少なくないのではないでしょうか? そこで今回ご紹介するのは島村楽器がによる、クラシック作曲家に関するアンケート。まずは回答者全員に「どのような点がクラシックの魅力だと思いますか?」と尋ねると、左のような結果となりました。 2つのグラフのうち、赤いほうがクラシックを愛するユーザーで、青がそれ以外。まずクラシックユーザーとそうではないユーザーで大きく認識が違うのは「同じ曲でも指揮者・演奏家によって解釈が異なり、全然違う」となりました。つまり同じバッハの曲でも1つではなく、指揮者と演奏家の組み合わせによってまったく別の作品が生み出さ

              ちょっと気になる?クラシック好き女子による「作曲家総選挙」、3位ドビュッシー、2位ベートーヴェン、そして1位は……?(Suits-woman.jp) - Yahoo!ニュース
            • ベートーヴェンやモーツァルトも眠るウィーン中央墓地が「ハムスターの楽園」になっていた!? - ナゾロジー

              オーストリアの首都ウィーンにある墓地が”ハムスターの楽園”になっているのをご存知でしょうか。 数年前から話題となっていますが、ウィーン中央墓地は今、絶滅危惧種として知られる「クロハラハムスター(学名:Cricetus cricetus)」の安住の地となっています。 お墓にネズミがうろつくのは何となく想像できますが、ペットとしても人気なハムスターが繁栄しているとは、さすが華やかな街ウィーンといった感じです。 ではハムスターたちはお墓で何を食べ、どのように暮らしているのでしょう? Why do wild hamsters thrive in Vienna’s graveyards? https://thekidshouldseethis.com/post/wild-hamsters-vienna-graveyards European hamsters at the Central Cemet

                ベートーヴェンやモーツァルトも眠るウィーン中央墓地が「ハムスターの楽園」になっていた!? - ナゾロジー
              • 楽聖ベートーヴェンと文学の巨人ゲーテ|新日本フィルハーモニー交響楽団 NOTE班

                《たまに指揮者》の岡田友弘が新日本フィルの定期に絡めたり絡めなかったりしながら「広く浅い内容・読み応えだけを追求」をモットーにお送りする「岡田友弘《オトの楽園》」。初回はコロナ禍のオーケストラにとっては演奏機会が増しているベートーヴェンについて取り上げます。 ドイツ音楽の巨匠で「楽聖」と呼ばれるルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェンと ドイツ文学の巨人ヨハン・ウォルフガング・フォン・ゲーテ。 神の悪戯か粋な計らいかはわからないが、その巨人たちがほぼ同時期に生きていたことをご存知だろうか。それどころか二人は1812年に現在のチェコ共和国の温泉保養地で実際に会って交流をしていたのである。偶然同じ土地に滞在していた二人、散歩中のベートーヴェンをゲーテが呼び止めて挨拶を交わしたのが交流の発端だったそうである。いきなり街で話しかけられたのが、尊敬してやまない超有名人のゲーテだったベートーヴェンの心中

                  楽聖ベートーヴェンと文学の巨人ゲーテ|新日本フィルハーモニー交響楽団 NOTE班
                • 百田尚樹『クラシックを読む3』 を読みながら音楽を聴いてみた - ベートーヴェン「ピアノソナタ第8番」、スメタナ「モルダウ」、モーツァルト「レクイエム」 - - 時の化石

                  どうもShinShaです。 今回は百田尚樹さんの著書『クラシックを読む3』に関する記事です。 このシリーズの記事も3回目。 本当にこのシリーズの本は面白いですね。 おカタイ普通のクラシック本には絶対に書いていない音楽家の人生のドラマが綴ってあります。 ベートヴェンやモーツァルトのような天才でも、人生に苦悩し懸命に音楽を創ったのだと知りました。 百田さんの文章には熱があり、ついついその音楽を聴いてしまいます。 そして、その曲がまた素晴らしいのですね😃 この本のサブタイトルは「天才が最後に見た世界」。 今回はベートーヴェン「ピアノソナタ第8番」、スメタナ「モルダウ」、モーツァルト「レクイエム」のエピソードをご紹介します。 百田尚樹氏について 『クラシックを読む3』から ベートーヴェン 「ピアノ・ソナタ第8番 悲愴」 スメタナ「モルダウ」 サブスク ミュージックを聴こう モーツァルト「レクイエ

                    百田尚樹『クラシックを読む3』 を読みながら音楽を聴いてみた - ベートーヴェン「ピアノソナタ第8番」、スメタナ「モルダウ」、モーツァルト「レクイエム」 - - 時の化石
                  • AIで歴史上の人物を現代人風に!「シェイクスピアは本人そのまんまじゃん!」ワシントン大統領やベートーヴェンの姿も | Ledge.ai

                    今回はAIを活用し、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンや、ウィリアム・シェイクスピアなど、歴史上の人物の肖像画をリアルに再現するプロジェクトをご紹介したい。 アメリカのグラフィック・アーティストであるネイサン・シプリー(Nathan Shipley)氏がInstagramに投稿し、海外を中心に話題を呼んでいるものだ。 ベートーヴェン(Instagramより) ウィリアム・シェイクスピア(Instagramより) マリー・アントワネット(Instagramより) 本プロジェクトでは、ベートーヴェンやシェイクスピア、マリー・アントワネットといった年百年前の歴史上の人物が、現代人のようにリアルに生まれ変わってしまう。肖像画ではないベートーヴェンはどうも迫力に欠ける。 ジョージ・ワシントンの姿も!どれも見事な技術だジョージ・ワシントン(Instagramより) ヘンリー7世(Instagramよ

                      AIで歴史上の人物を現代人風に!「シェイクスピアは本人そのまんまじゃん!」ワシントン大統領やベートーヴェンの姿も | Ledge.ai
                    • ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの曲?『天国と地獄』 - コピの部屋

                      勘違いってあるよね~と思う男、コピでございます。 お読み頂き、有難うございます。 テレビっ子の僕ではありますが、最近ほとんどテレビを見ません。 或るドラマだけは、毎週見ております。 そのドラマの宣伝はしません!という宣言をしましたので、ドラマのタイトルは伏せたいと思います。 毎週日曜21時から放送のそのドラマですが、タイトルバックで流れるクラシック曲があるんです。 クラシック曲に疎い僕でも知っている有名な曲ですよ。 『運命』です。 ベートーヴェンが作った曲ですね。 でも、ドラマのタイトルが『天国と地獄』なのに、なぜ『運命』?って思っていました。 「どちらもベートーヴェンが作った曲だから別にいいか」 そう考えたのですが、『天国と地獄』はオッフェンバックの曲で、僕の勘違いです。 『天国と地獄』は運動会でよく流れる曲ですから、ドラマの雰囲気とは違いますものね。 『運命』の方が合っていて良いと思い

                        ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの曲?『天国と地獄』 - コピの部屋
                      • 百田尚樹『クラシックを読む2』 を読みながら音楽を聴いてみた - ヴィヴァルディ「四季」、バッハ「無伴奏チェロ組曲」、ベートーヴェン「交響曲第8番」 - - 時の化石

                        どうもShinShaです。 今回は百田尚樹さんの著書『クラシックを読む2』に関する記事です。 百田さんの本は、やはり面白いなぁ。 結局、続編も買ってしまいました。 この本の文章には熱があり、ついついApple Musicを聴いてしまいます。 どんどんクラシック音楽に引き込まれていきます。 この本のサブタイトルは「生きるよろこび 」。 今回は名曲ヴィヴァルディ「四季」、バッハ「無伴奏チェロ組曲」に隠されたドラマ、 そしてベートヴェンの交響曲に秘められた愛のエピソードを紹介します。 百田尚樹氏について 『クラシックを読む2』から ヴィヴァルディ「四季」 バッハ「無伴奏チェロ組曲」 サブスク ミュージックを聴こう ベートーヴェン「交響曲第8番」 あとがき 百田尚樹氏について 百田さんのプロフィールを下に載せました。 百田さんが書いた小説の累計発行部数は2,200万部。 これほどのベストセラー作家

                          百田尚樹『クラシックを読む2』 を読みながら音楽を聴いてみた - ヴィヴァルディ「四季」、バッハ「無伴奏チェロ組曲」、ベートーヴェン「交響曲第8番」 - - 時の化石
                        • 【コンサート】”第76回定期演奏会”ベートーヴェンを岡山で楽しむ。後編 | 風の奏

                          5月に楽しんだ岡山フィルハーモニー管弦楽団の第76回定期演奏会のお話。続き記事となりますので、ぜひ最初から楽しんで頂きたい、前篇では美味しい中華も食べていますし。 2023年6月10日 【コンサート】”第76回定期演奏会”ベートーヴェンを岡山で楽しむ。前編 前編のあらすじ 前回は”ハレノワ”を見に行ったり、美味しい中華を楽しんだり、アンデス?地方の音楽を楽しんだりしました。あとね、勘違いかも知れませんが、岡山シンフォニーホール横の商店街が少しずつ元気になっている気がする。前はもうちょっとショボーンとしてた感じですが、コロナ禍から人も戻り始めたのか、商店街に活気を感じることが出来ました。 (゚д゚)(。_。)ウン 良い感じやね。 行くのが楽しみになる商店街になりつつあります。面白そうなお店もありますのでね、ぜひこのまま盛り上がって頂きたいですね。 そんな事を考えながら、開演を迎えました。 プ

                            【コンサート】”第76回定期演奏会”ベートーヴェンを岡山で楽しむ。後編 | 風の奏
                          • ベートーヴェン 交響曲第9番の感動的な物語 - 時の化石

                            どうもShinShaです。 年末になるとTVやラジオからベートーヴェン 交響曲第9番(第九)が流れてきます。 スーパー等でも「歓喜の歌」のメロディを流しています。 実は昔から第九が嫌いでした。 クラシックファンっていうのは変わった人種だな。 年末なると仰々しく人生の喜びを歌うなんてどうかしてる、と思っていました。 昨年から僕はクラシックを再び聴き始めました。 そういえば百田さんが本で第九について書いていた筈だ。 そこに書かれていた感動的な物語が今回のテーマです。 先入観で判断してはダメですね(^^;; 第九は不遇な晩年にあったベートーヴェンが再起するために書いた感動的な作品でした。 そして、やはりいま聴いても至高の音楽です。 しかし年末に演奏することには違和感を感じるなぁ。 第九はなぜ年末に演奏されるか 落目のベートヴェンが最後に書いたシンフォニー やはり第九は至高の音楽だ 生涯最高の成功

                              ベートーヴェン 交響曲第9番の感動的な物語 - 時の化石
                            • ベートーヴェン 交響曲第七番イ短調 第二楽章🌿 困難に耐え、立ち向かう力をくれる音楽🌟 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

                              励みになりますゆえポチッよろしくです🌼 少納言👩は、芸術は人が生きるために必要なビタミンと思っています🍋 今のような厳しく困難な状況にあって芸術は何の力もないと思う方もいらっしゃるかもしれません。 少納言👩は、心を奮い立たせ、希望を持ち前に進む力をくれるものと思っています💠 コロナ禍、思ったよりも長引いています。関西も厳しい状況です。 人が生まれて人生を終えるまでを仮に80年とします。 人類の歴史において、どの国であろうといつの時代であろうと、80年の間に平和で豊かな時代が続いたということは案外ないのでございます。 人生において、一度は困難を極める社会情勢に高確率でぶち当たるということです。 その時にどう振る舞うかが人としての矜持であり品格だと思います。 社会的立場も性別も年齢も生まれた国も関係ありません。 今、人としての本質を問われています。 闘う相手は自分自身🌸 などと偉そ

                                ベートーヴェン 交響曲第七番イ短調 第二楽章🌿 困難に耐え、立ち向かう力をくれる音楽🌟 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
                              • ここに始まる〝不滅の9曲〟。ベートーヴェン『交響曲 第1番 ハ長調 作品21』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                ベートーヴェン(1801年の肖像) 第1シンフォニーの評判は? 1800年4月2日にウィーンのブルク劇場で開催された、ベートーヴェン初のアカデミー(作曲家主催のコンサート)。 メインは、プログラム最後、大トリに持ってこられた記念すべき第1シンフォニー。 ベートーヴェンはすでに29歳になっていて、たくさんの名曲を作曲していましたが、シンフォニーについては長年構想を温め、推敲を重ねて、ようやく満を持して発表にこぎつけました。 モーツァルトが〝最後〟のシンフォニーを書いたのが32歳ですから、ベートーヴェンがいかにシンフォニーの作曲に慎重だったか、気合を入れたかが分かります。 〝不滅の9曲〟の一番目ですから、今から思えば別に不思議はないかもしれませんが、もともとオペラやコンサートのはじまりの曲、いわば前座に過ぎない〝軽い曲〟だったシンフォニーを、ベートーヴェンは初めから、自らの芸術の中核媒体として

                                  ここに始まる〝不滅の9曲〟。ベートーヴェン『交響曲 第1番 ハ長調 作品21』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                • LLMにベートーヴェンなど特定の人物の行動や感情を模倣させる、イタコのような技術『Character-LLM(キャラクターLLM)』 | AIDB

                                  LLMをエージェントとして人間の行動をシミュレートする研究が進んでいます。今回新たに登場したのは、特定の人物、例えばベートーヴェンやクレオパトラなどの行動や感情を模倣させるよう訓練する新しいフレームワーク『Character-LLM(キャラクターLLM)』です。 簡単に言えば「イタコ(霊媒師)」のような技術です。特定の人物のプロフィール、経験、感情状態を学習させ、その人物として行動するエージェントを訓練します。単なる指示に基づく対話よりも、高度な形で人物をシミュレートすることが可能になります。 参照論文情報 ・タイトル:Character-LLM: A Trainable Agent for Role-Playing ・著者:Yunfan Shao, Linyang Li, Junqi Dai, Xipeng Qiu ・所属:School of Computer Science, Fuda

                                    LLMにベートーヴェンなど特定の人物の行動や感情を模倣させる、イタコのような技術『Character-LLM(キャラクターLLM)』 | AIDB
                                  • 【コンサート】”第76回定期演奏会”ベートーヴェンを岡山で楽しむ。おまけ編 | 風の奏

                                    最近、仕事が忙しくなっております。そのお陰で仕事の終わりが遅い。なので、自分の仕事が普段日に出来ないんですよね。その結果、その煽りが休日に来ます。まあ、仕事が忙しいのは有難いですけどね、残業代もキチンと出るので問題は言えないですね。残業代を貯めて置いて、早めのリタイアでも目指しますわ。

                                      【コンサート】”第76回定期演奏会”ベートーヴェンを岡山で楽しむ。おまけ編 | 風の奏
                                    • 【曲解説】お情けで作った傑作。ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                      〝4大ヴァイオリン・コンチェルト〟の筆頭 これまで、ベートーヴェンの中期、いわゆる〝傑作の森〟といわれる時期の作品を聴いてきました。 この時期が過ぎると、ベートーヴェンの生産性はグッと落ち、作品数がかなり減って、内面的な世界に入っていく後期に向かっていきますので、ベートーヴェンの人気曲が一番多いのは中期です。 その爆発的創造の原動力となったのは、前々回取り上げたダイム伯爵未亡人ヨゼフィーネとの恋愛といわれており、それが影響していると考えられるのはピアノ・コンチェルト第4番、シンフォニー第4番、そして今回のヴァイオリン・コンチェルトです。 ベートーヴェンはヴァイオリン・コンチェルトをこの1曲しか完成させていませんが、メンデルスゾーン、ブラームス、チャイコフスキーの作品と合わせて、〝4大ヴァイオリン協奏曲〟の筆頭に挙げられています。 ちなみに、ほかの3人も、ヴァイオリン・コンチェルトは1曲しか

                                        【曲解説】お情けで作った傑作。ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                      • 数々の伝説に彩られた、ムーンライトソナタ。ベートーヴェン『ピアノソナタ 第14番(幻想曲風ソナタ)嬰ハ短調 作品27-2《月光》』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                        テーマは何か? ベートーヴェンの2曲セット『2つの幻想曲風ソナタ 作品27』の2曲目が、有名な〝月光ソナタ〟〝ムーンライトソナタ〟です。 ピアノソナタといえばまずこの曲の名が思い浮かぶ、ソナタの王者です。 まさに降り注ぐ月の光のように幽玄な第1楽章。 短いけれど憧れで胸がいっぱいになる第2楽章。 地獄から湧き上がるかのような激しい情念に圧倒される第3楽章。 この曲の与えるインパクトの強烈さから、ベートーヴェンがなぜこの曲を書いたのか、彼はこの曲にどんな思いを込めたのか、作曲当時から作曲者の死後に至るまで、様々な説、解釈が唱えられてきました。 いわく、叶わない恋へのやるせない思いをぶつけた。 いわく、盲目の少女に月光の美しさを伝えるために捧げた。 いずれもロマンティックなエピソードで、この曲を聴く人は、これらの〝伝説〟に思いを馳せることになります。 そうすると、この謎めいた曲の解釈に答えを与

                                          数々の伝説に彩られた、ムーンライトソナタ。ベートーヴェン『ピアノソナタ 第14番(幻想曲風ソナタ)嬰ハ短調 作品27-2《月光》』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                        • 完全に幸せにしてくれるソナタ。ベートーヴェン『ホルン・ソナタ ヘ長調 作品17』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                          ジョヴァンニ・プント 珍しい、ホルンのためのソナタ 1800年4月2日のベートーヴェン初のアカデミー(作曲家主催のコンサート)の16日後、4月18日に彼は再びブルク劇場の舞台に立ちます。 それは、ヨーロッパで名高いホルン奏者、ジョヴァンニ・プント(1746~1803)のアカデミーでした。 そこで演奏されたのは、珍しいピアノ伴奏つきの「ホルン・ソナタ」でした。 このような曲はハイドンにもモーツァルトにもなく、ベートーヴェンにも1曲だけです。 まさにこの機会だけのために作曲されました。 それも、作曲したのはコンサートの前日! たまたま会ったプントから、明日アカデミーをやるんだよ、という話を聞いて、じゃあ私も1曲提供しましょう、という話になったのか、急に依頼されたのか、あるいは以前から頼まれていたのに自分のアカデミー優先でギリギリまで後回しにしていたのかは、分かりません。 いずれにしても、楽譜に

                                            完全に幸せにしてくれるソナタ。ベートーヴェン『ホルン・ソナタ ヘ長調 作品17』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                          • ビートルズ「アビイロード」名曲ビコーズはベートーヴェンとヨーコなくして存在しない - 或る物書きの英語喉と小説まみれのジャズな日々

                                            https://tomokootsuka.muragon.com/entry/59.html Because 1969年8月収録 Contents 群を抜いて和声が美しい『ビコーズ』 ヨーコが弾いていたピアノソナタ ジョンの世界観が凝縮された深淵な詞 9和声を編曲した5人目のビートルズ 完璧で荘厳美麗なハーモニー Sponsored Link Advertising 群を抜いて和声が美しい『ビコーズ』 ビートルズの曲の中で、ハーモニーがもっとも美しい曲はどれかといえば、やはり『アビイ・ロード』の中の『ビコーズ(Because)』を挙げるひとは多いだろう。 ジョン、ポール、ジョージの3人が「5人目のビートルズ」ジョージ・マーティンの和声アレンジのもと、オーバーダビングを2回重ねて、実に9声の完璧なコーラスラインを成立させたのだ。 この曲はジョンが作ったのだが、元ネタという言い方は妥当ではない

                                              ビートルズ「アビイロード」名曲ビコーズはベートーヴェンとヨーコなくして存在しない - 或る物書きの英語喉と小説まみれのジャズな日々
                                            • ちょこコレ・クラシックCD・LP ⑤ 合唱(ベートーヴェン):カラヤン - fwssのえっさんブログ

                                              ちょこっとコレクション⑤ クラシックCD・LP ベートーヴェン「合唱」 カラヤン 交響曲 第9番「合唱」 ヤノヴィッツ(S) レッセル=マイダン(A) クレメント(T) ベリー(Br) ウィーン合唱団 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮

                                                ちょこコレ・クラシックCD・LP ⑤ 合唱(ベートーヴェン):カラヤン - fwssのえっさんブログ
                                              • 天才音楽家の名言集*ベートーヴェン、バッハ、モーツァルト、ワグナー - 希望発見ブログLooking for HOPE

                                                www.spiritualfriends.work 以前、直感のことを記事にしたことがあるのですが、ふと、“天才”と呼ばれる人達に興味を魅かれました。それもアーティストと呼ばれる天才です。 音楽家、作家、画家、陶芸家、詩人。彼らは皆、類まれなる直感力を携えた人達で、言いかえれば、インスピレーションの受け取り上手。 インスピレーションは英語で“inspiration”と書きます。この言葉を“in”と“spiration”に分けてみると、“spiration”とは呼吸を表す言葉です。“inspiration”(インスピレーション)は呼吸(spiration)を中(in)へ取り入れることによって得られるという意味になります。 神は静けさを愛すという言葉もあり、1日の中で数分でも目を閉じ体を完全にリラックスさせて深呼吸を繰り返すと、今の自分に必要なインスピレーションを確実に受け取りやすくなります。

                                                  天才音楽家の名言集*ベートーヴェン、バッハ、モーツァルト、ワグナー - 希望発見ブログLooking for HOPE
                                                • 【コンサート】”第76回定期演奏会”ベートーヴェンを岡山で楽しむ。前編 | 風の奏

                                                  友だちとゴルフへ行ってまいりました。(風のましゅーBlogで近日公開予定です。)2週間前まで雨の予報でしたので、「雨も致し方なし。」なんて思って出かけたのですが、梅雨もひと休み中だったらしく、良いお天気の中でのプレーとなりました。うむ、日頃の行いかな?(笑)

                                                    【コンサート】”第76回定期演奏会”ベートーヴェンを岡山で楽しむ。前編 | 風の奏
                                                  • ベートーヴェンとモーツァルトの時空を超えた競作。『ピアノと管楽のための五重奏曲』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                    ベートーヴェンがモーツァルトに挑戦? ベートーヴェンはベルリン滞在中、前回取り上げた素晴らしいチェロ・ソナタ 作品5をはじめとした素晴らしい作品を作りましたが、1980年になって、ある傑作もこの旅行中に作曲されたことが判りました。 それは、『ピアノと管楽のための五重奏曲 作品16』。 ピアノに、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットという非常に珍しい編成の曲です。 弦楽器はいません。 自筆譜が残っていないので、いつ作曲されたか定かではなかったのですが、スケッチ帳の紙質や透かしの研究で、この曲に関するスケッチがチェロ・ソナタ 作品5と同じもので、ベルリンで購入された紙と判明しました。 また、スケッチは、ベルリンの前の滞在地であるプラハの紙にも書かれていました。 さらに、ベルリンの紙に手紙の下書きが書きつけてあり、そこには、この五重奏曲を誰かに送る旨と、受け取っても誰にも渡さないように、と

                                                      ベートーヴェンとモーツァルトの時空を超えた競作。『ピアノと管楽のための五重奏曲』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                    • 今、ベートーヴェンを聴く意味とは。交響曲 第5番〝運命〟より第2~4楽章 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                      第1楽章冒頭の自筆譜 自由・平等・博愛を追求した作曲家 ベートーヴェンの、あまりにも有名な交響曲 第5番 ハ短調〝運命〟。今回は、第2楽章から最後まで聴きます。 ベートーヴェンの音楽は、ハイドン、モーツァルトの影響を大きく受け、その基盤の上に成り立っていますが、音楽の個性はかなり違っています。 一番の違いは、彼自身の感情や思いというものが、かなり強く反映されているということです。 また、そこには社会性、特に、貴族社会から市民社会へという世界史の転換期にあった時代精神も大きく盛り込まれています。 先輩であるモーツァルトは、時代の転換に直面した最初の作曲家で、身分差別に反発し、宮廷を飛び出して自由な音楽家としての生活を志向しました。 そして、広がる啓蒙思想や自由、平等、博愛という理念を、『フィガロの結婚』や『魔笛』といった作品に盛り込みましたが、フランス革命の進展を見ることなく、世を去りました

                                                        今、ベートーヴェンを聴く意味とは。交響曲 第5番〝運命〟より第2~4楽章 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                      • 光る青春の喜びと稲妻!ベートーヴェン『ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 作品24《春》』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                        ベートーヴェンっぽくない?人気曲 ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの中でも、いちばんポピュラーで、誰でも聞いたことある、という曲は第5番『春(スプリング・ソナタ』でしょう。 第1楽章の、優雅の極みといっていい旋律は、住宅メーカーなどのCMで、日曜日の朝の家族団欒、といったイメージで使われます。 同じ優雅さでも、貴族的な高貴な典雅さではなく、小市民のささやかな幸福、といったような、どこかくつろいだ感じを受けます。 音楽を貴族のものから市民のものにしたベートーヴェンの、ソフトな革命といえるかもしれません。 『春』という愛称は、ベートーヴェンが題したものではなく、初版にもなく、いつしかそう呼ばれるようになり、誰がいつ名付けたのか全然分かっていませんが、定着したのは、万人がそのように感じたからでしょう。 『のだめカンタービレ』の春 『のだめカンタービレ』でも、この曲がうまく使われていて、ドラマ

                                                          光る青春の喜びと稲妻!ベートーヴェン『ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 作品24《春》』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                        • 国王に大喝采を浴びた、ベルリンのベートーヴェン。『2つのチェロ・ソナタ 作品5』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                          チェロ・ソナタ作品5をベートーヴェンと初演したジャン=ルイ・デュポール ベートーヴェンがたどるバッハ巡礼の旅 初の長旅に出た若きベートーヴェン。 1796年4月半ば頃、かけがえのない出会い、そして名声を獲得したプラハを後にして、次の目的地に向かいます。 彼を旅に連れ出したリヒノフスキー侯爵は、すでにウィーンに戻っていました。 最初はベルリンまでベートーヴェンを連れていって、プロイセン王に引き合わせる予定だったはずですが、所用ができたものと思われます。 ベートーヴェンはここからは一人旅になりますが、侯爵は十分にお膳立てしてくれていたと見えて、行程に支障はありませんでした。 次の目的地は、ザクセン選帝侯の都、ドレスデン。 到着したのは4月23日でした。 当時の選帝侯は、バッハがロ短調ミサやカンタータを捧げて、宮廷楽長の称号を求めたフリードリヒ・アウグスト2世の孫、フリードリヒ・アウグスト3世(

                                                            国王に大喝采を浴びた、ベルリンのベートーヴェン。『2つのチェロ・ソナタ 作品5』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                          • 〝新しい道〟の第1歩。ベートーヴェン『ピアノソナタ 第16番 ト長調 作品31-1』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                            ベートーヴェンの〝新しい道〟とは 前回の〝田園〟に続き、この時期のベートーヴェンは、間髪を入れずピアノソナタを次々に作曲、出版していきます。 次の作品は、久々のオーソドックスな3曲セットとなった作品31。 第16番 ト長調、第17番 ニ短調《テンペスト》、第18番 変ホ長調の3曲です。 しかし、セット販売されたのは作曲から2年後で、はじめは最初の2曲がセット、第18番は《悲愴》とカップリングされて出版されました。 ただ、当時マネージャー役をしていた弟カールが、ライプツィヒの出版社ブライトコップフ&ヘルテル社あてに〝3つのソナタ〟として売り込んだ1802年4月22日付の手紙が残っているので、ベートーヴェンがセットを意識して作曲した可能性は高いです。 また、この3曲は力作にも関わらず、誰にも献呈されていないのが謎とされています。 第15番までは〝実験的ソナタ期〟で、ソナタの形をあえてぶち壊して

                                                              〝新しい道〟の第1歩。ベートーヴェン『ピアノソナタ 第16番 ト長調 作品31-1』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                            • 〝ファンタジー〟の意味するものとは。ベートーヴェン『ピアノソナタ 第13番(幻想曲風ソナタ)変ホ長調 作品27-1』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                              矛盾した?タイトル 前回に続き、ベートーヴェンの〝実験期〟のピアノソナタを聴いていきます。 1800年から1802年にかけて作られた2曲のソナタ「作品27」は、特に『幻想曲風ソナタ Sonata quasi una Fantasia』と名付けられ、1802年に出版されます。 幻想曲(ファンタジア)は、モーツァルトも何曲か書いていますが、曲の内容が幻想的、ファンタジック、という意味ではありません。 形式にとらわれず、作曲者の自由な発想、想像力のおもむくままに作られた曲、というニュアンスのジャンルです。 若きベートーヴェンがウィーンにピアニストとしてデビューして喝采を浴びたのは、即興演奏でした。 これは「ファンタジーレン」と称されて、コンサートの余興的な目玉になっていましたが、この精神でピアノソナタを構築した、というのが今回の実験なのです。 ソナタというのは、ハイドンが整え、モーツァルトが深め

                                                                〝ファンタジー〟の意味するものとは。ベートーヴェン『ピアノソナタ 第13番(幻想曲風ソナタ)変ホ長調 作品27-1』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                              • ちょこコレ・クラシックCD・LP ① 田園:ベートーヴェン  - fwssのえっさんブログ

                                                                今朝一に、愛媛県今治市にある、よしうみバラ公園のバラをアップしました。 そのバラの名前が、チャイコフスキーでした。その記事の最後に「‥たまには、『音楽でも聴いて過ごせ』ということでしょうか」と記しました。 そんなことを記した手前、自宅にクラシック系のCDは、どんなものがあるか、探してみました。 僅かですが、棚にありました。このブログのカテゴリーにも「えっさんのちょこっとしたコレクション」が、あるので、「ブログへ残しておこ~かな~」という気持ちになりました。 ただ、知識は、まったくない「クラシック音痴」なので、CDなどに記されているモノを転記します。 ちょこっとコレクション① クラシックCD 田園 ベートーヴェン 小川のせせらぎ、牧人の歌‥ 田園生活の思い出 「田園」はウイーン郊外のハイリゲンシュタットで療養していたベートーヴェンが自然との対話の中で作曲した田園賛歌。ローマの英雄を描いた「コ

                                                                  ちょこコレ・クラシックCD・LP ① 田園:ベートーヴェン  - fwssのえっさんブログ
                                                                • 癒される田舎の情景。ベートーヴェン『ピアノソナタ 第15番 ニ長調 作品28《田園》』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                                  フランソワ・ブーシェ『夏のパストラル』 もうひとつの〝田園〟 ベートーヴェンのピアノソナタをさらに聴いていきます。 前回の〝月光ソナタ〟の次の作品は、第15番 ニ長調 作品28〝田園〟です。 ベートーヴェンの〝田園〟といえば、シンフォニー第6番ですが、ピアノソナタにもあるのです。 1808年に作られたシンフォニーの方は作曲者によって『シンフォニア・パストラーレ(田園交響曲)』『田舎の生活の思い出』と題されていますが、この1801年に作曲されたこのソナタには、ベートーヴェンは何も標題はつけていません。 例によってベートーヴェンの死後、1838年にハンブルクの出版社クランツが楽譜に『ソナタ・パストラーレ(田園ソナタ)』として発売したことによります。 ただし、この題には、〝月光〟と違って、作曲者の意図が全く反映されていない、というわけではありません。 ベートーヴェンが田園(パストラル)をテーマに

                                                                    癒される田舎の情景。ベートーヴェン『ピアノソナタ 第15番 ニ長調 作品28《田園》』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                                  • みんな大好き!ベートーヴェン『ピアノソナタ 第8番 ハ短調 作品13《悲愴》』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                                    比較的弾きやすい?傑作 ベートーヴェンの生い立ちから、一般的には馴染みの薄い若い頃の作品を聴いてきましたが、ようやくポピュラーな作品に出会うことになります。 『悲愴ソナタ』です。 〝月光〟〝熱情(アパッショナータ)〟とともに、ベートーヴェンの3大ソナタと称えられる名作です。 激しい情熱と深い抒情をはらんだこの曲は、聴く人を誰でも魅了してしまいます。 友人のピアノ教室の発表会で、小学生がこれを見事に弾いたのを聴いて、妻は椅子から転げ落ちんばかりに驚いていました。 妻はこの曲を聴いたことがなかったらしく、目の前で神童が奇跡を起こしたように感じたようです。 ピアノの弾けない私には分かりませんが、この曲にはそれほど難しい演奏技術は求められていないようです。 大学時代に友人がこの楽譜を貸し借りしているのを見て、こんな曲が弾けるのか!?と問いただしたところ、けっこういけるよ、という答えに驚いた記憶もあ

                                                                      みんな大好き!ベートーヴェン『ピアノソナタ 第8番 ハ短調 作品13《悲愴》』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                                    • 天才少年が作った前衛作品と、最大の師ネーフェ。ベートーヴェン『選帝侯ソナタ』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                                      クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェ(1748-1798) 学校の勉強はできなくても ベートーヴェン少年は、学校の勉強は苦手だったようです。 公立の小学校に入学したものの、当時の同級生からは、怠け者だったという証言があります。 大人になってからも、ベートーヴェンは計算が苦手だったとか、文章にも誤りが多いとか言われ、幼い頃サボっていたからだ、といわれていますが、学校の成績は将来の成功とは必ずしも因果関係はありません。 中学・高校にあたるギムナジウムには進学しませんでしたが、大人になってからのベートーヴェンは読書家で、インド哲学にまで興味を示していますから、知的好奇心旺盛で高い教養を身につけています。 要するにベートーヴェンは、嫌いなことは一切やらず、好きなことには没頭するタイプだったのです。 没頭したのはオルガン、クラヴィーアといった鍵盤楽器の演奏で、教会や修道院に行っては修道士に教えを乞

                                                                        天才少年が作った前衛作品と、最大の師ネーフェ。ベートーヴェン『選帝侯ソナタ』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                                      • 印刷屋さんのミスで独立した曲。ベートーヴェン『ヴァイオリン・ソナタ 第4番 イ短調 作品23』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                                        ベートーヴェンはヴァイオリンが苦手? 前回に続き、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタを聴いていきます。 サリエリに捧げた、初の出版作品である作品12の3曲(第1番 ニ長調、第2番 イ長調、第3番 変ホ長調)を作曲したのが1797年から1798年にかけてですが、ちょうど、ピアノ・ソナタ『悲愴』を作曲した頃です。 ベートーヴェンの前衛的な試みとしては、ややピアノ・ソナタの方が先行している感じもしますが、それはやはり彼自身がヨーロッパ一の名手だったからでしょう。 ベートーヴェンはボン時代、ケルン選帝侯宮廷楽団ではヴィオラ奏者でしたから、それなりの腕前だったはずですが、大都会ウィーンのコンサート会場で披露するほどの技量ではなかったと言われています。 ウィーンに来てから、仲良しのシュパンツィヒや、何人かのヴァイオリニストにある程度の手ほどきは受けたらしく、サロンで人前で弾いた記録も残っていますが、

                                                                          印刷屋さんのミスで独立した曲。ベートーヴェン『ヴァイオリン・ソナタ 第4番 イ短調 作品23』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                                        • 現役ピアニストが語る「ベートーヴェンの全曲演奏はこんなに難しい」(現代新書編集部)

                                                                          今年、2020年は、ベートーヴェン生誕250年。このアニヴァーサリー・イヤーに、講談社現代新書『ピアノの名曲』(2446)の著者、イリーナ・メジューエワさんが、ピアノ・ソナタ全32曲の演奏会を開催されます。ピアノ曲の最高峰、名曲・大曲揃いの32曲をすべて弾くのは、ピアニストにとっては大変な難行。新たなチャレンジを前にお話を伺いました。 イリーナ(以下I):ベートーヴェンのピアノ・ソナタは傑作揃いですが、ばらばらではなく、「全曲」を演奏することにはやはり特別な意義があると思います。 本にも書いたとおり、全曲演奏は山登りに近いと思います。高い山、低い山、32のいろんな山がある。中にはエヴェレストのようなとんでもない高峰も聳えています。だから実際に登ってみると、下から見ていた時とは違う風景があらわれてくる。とてもチャレンジングな企画です。 2008年から2009年にかけて、初めて全曲演奏に取り組

                                                                            現役ピアニストが語る「ベートーヴェンの全曲演奏はこんなに難しい」(現代新書編集部)
                                                                          • 伯爵令嬢との楽しいひととき。ベートーヴェン『マンドリンとクラヴィーアのための4つの小品』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                                            ティエポロ『マンドリンを持つ女』 ベートーヴェン唯一のマンドリン作品 リヒノフスキー侯爵に連れられて、ボヘミアの都プラハを訪れた25歳のベートーヴェン。 モーツァルトを愛したこの街で、ベートーヴェンも人気者になったようです。 ボヘミア貴族である侯爵の紹介で、前回のドゥシェク夫人をはじめ、人脈も広がりました。 その中で、ひとりの貴族令嬢とお近づきになります。 当時19歳の、クラリ=アルドリンゲン伯爵令嬢ヨゼフィーネ(1777-1828)です。 この令嬢はマンドリンを上手に演奏しましたが、歌もうまかったといわれています。 前回取り上げたアリア『おお、不実な人よ!』も、ドゥシェク夫人のために作曲しましたが、ベートーヴェンは筆写譜の校閲をした際に、フランス語で『シェーナとアリア、プラハにて、1796年』と書き、イタリア語で『レチタティーヴォとアリア、作曲ベートーヴェン、クラリ伯爵夫人に捧げる』と記

                                                                              伯爵令嬢との楽しいひととき。ベートーヴェン『マンドリンとクラヴィーアのための4つの小品』 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                                            • 史上最多!全40台のカメラから同時生配信 見る・聴く場所を自分でえらべるベートーヴェン「第九」

                                                                              史上最多!全40台のカメラから同時生配信 見る・聴く場所を自分でえらべる ベートーヴェン「第九」 東京交響楽団 第九2022 日時 2022年12月28日(水)18:30開演 会場 サントリーホール 指揮 ジョナサン・ノット カメラをクリックすると視聴ページが開きます ※カメラ配置は変更になる可能性があります 本日限定! みんなで歓喜の歌を歌おう♪ 合唱と一緒に歓喜の言葉“Freude“を叫べるギフトなど、様々なギフトをご用意しました ぜひご利用ください どの楽器の視聴ページからでもご利用いただけます (※ギフト購入にはニコニコptが必要です) をクリックタップして、送りたいギフトをお選びください ギフトについて詳しくはこちら 曲目紹介 ベートーヴェン 交響曲第9番二短調op.125「合唱付」 ベートーヴェンが〈第九〉を書いた当時、その社会は、現代の我々の想像を超えて重苦しい状況にあった。

                                                                                史上最多!全40台のカメラから同時生配信 見る・聴く場所を自分でえらべるベートーヴェン「第九」
                                                                              • 人類の恩人がしてくれたこと。ベートーヴェン:バレエ音楽『プロメテウスの創造物』前編 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~

                                                                                ヤン・コシエール『火を運ぶプロメテウス』(1637年) ベートーヴェン唯一のバレエ音楽 1801年3月28日、ウィーンの宮廷劇場(ブルク劇場)でバレエが上演されました。 ベートーヴェン唯一のバレエ音楽、『プロメテウスの創造物』です。 若い頃、ボン時代にワルトシュタイン伯爵の依頼で『騎士バレエ WoO1』を書いたことはありましたが、これは宮廷貴族たちの出し物のための、余興的なものでしたので、本格的なバレエはこれだけ、ということになります。 同じブルク劇場で第1シンフォニーを発表してから1年。 31歳のベートーヴェンが書いた2番目の大規模なオーケストラ作品となります。 序曲、導入曲と16の情景曲で構成されていますが、今演奏される機会があるのはほとんど序曲だけです。 しかし、本体の音楽も迫力があって実に素晴らしく、しかも、のちのシンフォニーの傑作につながっていく内容です。 台本が失われてしまって

                                                                                  人類の恩人がしてくれたこと。ベートーヴェン:バレエ音楽『プロメテウスの創造物』前編 - 孤独のクラシック ~私のおすすめ~
                                                                                • ベートーヴェンなぜ愛される? - ガネしゃん

                                                                                  ガネしゃんです。いつも見て頂きありがとうございます。 ベートーヴェンの曲は好きですか? ベートーヴェンは1770年12月、ドイツ西部の都市ボンに生まれました。 2020年は生誕250年の節目の年にあたります。 20代初めに現在のオーストリアの首都ウイーンに移りこみ、新進のピアニスト・作曲家として活躍します。しかし、30歳前から聴力が落ち、一時は遺書をしたためるほど落ち込みました。強い精神力で危機から立ち直ったベートーヴェンは1827年3月に56歳で死去するまで、精力的に作曲を続けました。 出版の際に付けられた作品番号だけでも138あります。 代表作はオーケストラのための9つの交響曲が挙げられます。特に「運命」(第5番)や「田園」(第6番)「第九」(第9番)などの呼び名でしられる交響曲が人気です。 32曲のピアノソナタも「ピアノ音楽の新約聖書」と聖典視されている演奏家必須のレパートリーです。

                                                                                    ベートーヴェンなぜ愛される? - ガネしゃん