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公的年金の検索結果1 - 40 件 / 119件

  • 公的年金の運用が上手くいっていることについて誰か話題にしませんか - 銀行員のための教科書

    年金積立金管理運用独立行政法人という名前をご記憶されている方は少ないかもしれません。 一方で、公的年金の運用をやっているGPIFと言われると、少しニュースで見たと認識できるかもしれません。 年金積立金管理運用独立行政法人、略称GPIFが2020年12月末までの運用状況を公表しました。 GPIFは赤字を出した時だけ、すなわち運用がうまく行かなかった時にはマスコミに大々的に報道されますが、うまく行っている時にはほとんど見向きもされません。 今回は、コロナ禍におけるGPIFの運用状況について簡単に確認しておきたいと思います。 運用実績 各資産毎の収益率 所見 運用実績 GPIFは世界最大の年金基金です。 そのGPIFの2020年12月末時点の運用資産額は177兆7,030億円で、2019年末の168兆9,897億円を上回り過去最大となりました。 これで3四半期連続のプラスで、収益率としては過去4

      公的年金の運用が上手くいっていることについて誰か話題にしませんか - 銀行員のための教科書
    • 公的年金の特殊性:保険料払い損を喜べない

      以下のツイートが目に留まった。 ttps://x.com/shinjukuacc/status/1916817168572076058 厚労省ウェブサイト『20代のみなさんへ』というページの言い分が凄すぎる。 https://mhlw.go.jp/nenkinkenshou/generation/20.html 以下引用 「若い世代は、これから納めていく保険料よりも将来受け取れる年金額の方が少ないから、払うだけ損だ」という意見が聞かれます。 公的年金制度は社会保障の一種で、高齢・障害・死亡など誰にでも起こり得るリスクに社会全体で備え、皆さんに「安心」を提供するものです。そのため、経済的な損得という視点で見ることは、本来適切ではありません。 また、現在の高齢者と若い世代で給付水準に差があるという、いわゆる「世代間格差」についても、今の受給者が若いころと現在では高齢者を養うための環境などが大き

        公的年金の特殊性:保険料払い損を喜べない
      • 公的年金GPIF、23年度運用45兆円プラス 最高を更新 - 日本経済新聞

        公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2023年度の収益は45兆4153億円のプラスとなり、過去最高を更新した。株高を追い風に直近5年間の年金積立金の運用収益は19年時点の想定の約6倍となった。運用に求められる想定利回りは今後引き上がる可能性があり、GPIFへの期待は高まる。資産ごとの収益は外国株式が19兆円、国内株式が19兆円、外国債券が7兆円のプラスだった。内外の株

          公的年金GPIF、23年度運用45兆円プラス 最高を更新 - 日本経済新聞
        • 公的年金、0.4%引き下げ 2年連続でマイナス、4月から | 共同通信

          Published 2022/01/21 11:00 (JST) Updated 2022/01/21 11:15 (JST) 厚生労働省は21日、2022年度の公的年金額を0.4%引き下げると発表した。改定の指標である賃金が新型コロナウイルス禍の影響などで下がったため。マイナスは2年連続で、近年では、14年度の0.7%減に次ぐ水準となる。6月に受け取る4月分から反映される。原油高や円安に伴って最近の物価は上昇傾向にあり、高齢者の生活は厳しくなりそうだ。 国民年金の支給額は、40年間保険料を納めた場合の満額で月6万4816円(21年度比259円減)になる。厚生年金については、平均的な給与で40年間会社員だった夫と専業主婦のモデル世帯で月21万9593円(同903円減)。

            公的年金、0.4%引き下げ 2年連続でマイナス、4月から | 共同通信
          • mizuki @C100(土)東4ム15a on Twitter: "今年の確定申告書から「雑所得」がさらに細分化されましてね。「公的年金の雑所得」「業務性のある雑所得」「それ以外の雑所得」に分かれたんですよ。そこら辺の話を。 https://t.co/fZY7x2AFpL"

            今年の確定申告書から「雑所得」がさらに細分化されましてね。「公的年金の雑所得」「業務性のある雑所得」「それ以外の雑所得」に分かれたんですよ。そこら辺の話を。 https://t.co/fZY7x2AFpL

              mizuki @C100(土)東4ム15a on Twitter: "今年の確定申告書から「雑所得」がさらに細分化されましてね。「公的年金の雑所得」「業務性のある雑所得」「それ以外の雑所得」に分かれたんですよ。そこら辺の話を。 https://t.co/fZY7x2AFpL"
            • マイナンバー公金受取口座 公的年金など振込先とひも付け検討 | NHK

              マイナンバーの利用拡大を目指す政府は、児童手当や公的年金などの振込先になっている金融機関の口座を、マイナンバーとひも付く公金受取口座として登録する仕組みの検討を進めています。住民に通知をして、本人が同意しないという意思を示さなければ、同意したとみなす方法を検討しています。 公金受取口座は、マイナンバーにひも付く金融機関の口座で、登録すれば国からの給付金などを受け取る際に、申請書への口座情報の記載が不要になります。 デジタル庁は、マイナンバー制度の専用サイトで、去年から公金受取口座の登録を受け付けていますが、今月8日時点で、マイナンバーカードの申請数がおよそ8300万件なのに対して、公金受取口座の登録数はおよそ3400万件にとどまっています。 このため、デジタル庁は登録を促進しようと、住民が児童手当や公的年金などを受け取るために届け出ている銀行などの金融機関の口座を、公金受取口座として登録す

                マイナンバー公金受取口座 公的年金など振込先とひも付け検討 | NHK
              • 公的年金限界、万国の悩み 若者急減で老後資金は自助に 人口と世界 新常識の足音(2) - 日本経済新聞

                戦後の1950年、世界の平均寿命は男性45.4歳、女性48.4歳だった。2060年予測は男性76.2歳、女性80.6歳と30年余り延びる。長くなる老後を誰が支えるのか。世界の備えはあまりに心もとない。「年金天国」イタリアに見る危うさ「年金天国」。高齢化率が23%超と日本に次いで高いイタリアで、その厚遇ぶりに拍車がかかっている。21年までに受給開始年齢を67歳に引き上げる予定だったが、コン

                  公的年金限界、万国の悩み 若者急減で老後資金は自助に 人口と世界 新常識の足音(2) - 日本経済新聞
                • 「こうすれば老後は公的年金だけで生きられる」プロが見直しを勧める60代後半がハマる"無駄遣い"の代表格 現代の高齢者の半数は公的年金だけで生活している

                  約半数の人は公的年金のみで暮らしている 定年後は、現役時代より生活費が減るとしても、「公的年金だけでまかなえるのか?」と心配する人もいると思います。 しかしこれは、あまりむずかしいことではありません。公的年金の受給額に合わせたライフスタイルにすればよいだけです。実際に、厚生労働省の「国民生活基礎調査」(令和元年)のデータによると、公的年金を受給している世帯の約半数、48.4%が公的年金のみで暮らしています。 家計に赤字を出さないためには、繰り下げなどによって受給額を増やすとともに、老後の生活に合わせて支出を減らす工夫が必要です。 家計の支出を減らすというと、まっさきに「節約」ということが頭に浮かぶかもしれません。節約というのは、ふだんの食費や光熱費を切りつめて、生活費を浮かせる方法です。また、ほしいものがあっても我慢するといったニュアンスもあると思います。 こういった節約は、面倒なうえにそ

                    「こうすれば老後は公的年金だけで生きられる」プロが見直しを勧める60代後半がハマる"無駄遣い"の代表格 現代の高齢者の半数は公的年金だけで生活している
                  • 公的年金、2年連続増額 2024年度は2.7%増の月6.8万円 - 日本経済新聞

                    厚生労働省は19日、2024年度の公的年金の支給額を23年度に比べて2.7%引き上げると発表した。物価や賃金の伸びを反映し、2年連続の増額となった。年金額の伸びを抑える「マクロ経済スライド」も2年連続で発動されるため、増加率は実際の賃金の伸びに比べて0.4ポイント目減りした。自営業者らが入る国民年金は40年間保険料を納めた満額支給の場合、68歳以下は1750円増の月6万8000円、69歳以上は

                      公的年金、2年連続増額 2024年度は2.7%増の月6.8万円 - 日本経済新聞
                    • 公的年金の2020年度第3四半期の運用実績が絶好調ですが……テレビはだんまり、一部新聞もお粗末に

                      (Google ニュースより梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー作成。2021/02/07 17:00時点) まず、テレビメディアは(NHKを除き)報道自体がありませんでした。赤字だった昨年度(2019年度)はテレビ各社とも「リーマン・ショックに次ぐ 年金運用8兆円超の損失」などと損失金額だけをとらえてセンセーショナルに報道していたのに。8兆円の損失より、10兆円の収益の方がビッグニュースだろと思うのは私だけでしょうか。 新聞メディアでは、日本経済新聞、毎日新聞以外は、報道自体がナシか、あっても(1)収益額のみの記載しかなく収益率や運用総額の記載がないため、読者は良さ加減、悪さ加減を評価不能な不適切な内容でした。 過去に収益率がわずか数%のマイナスであったにもかかわらず、「年金で○○兆円の損失!」と金額の大きさのみを前面に出して騒ぎ立てた時と同じ構図です。公的年金は170兆円を超える巨額な

                        公的年金の2020年度第3四半期の運用実績が絶好調ですが……テレビはだんまり、一部新聞もお粗末に
                      • あすから新年度 食品値上げ続く 公的年金や医療保険どう変わる | NHK

                        4月1日、新年度も食品の値上げが続きそうです。 そのほか、公的年金や公的医療保険などの制度の変更が行われます。 私たちの暮らしにどのような影響があるのでしょうか。 値上げされる食品 約2800品目に 新年度となる4月に値上げされる食品はおよそ2800品目に上ることが、信用調査会社の調査でわかりました。 値上げ率の平均はおよそ23%となっています。 国内の主な食品メーカー195社を対象にした帝国データバンクの調査で、来月、値上げされる食品は価格を変えずに内容量を減らす「実質値上げ」を含めて2806品目となっています。 去年の同じ月と比べると48.1%の減少となりますが、3月よりも2000品目以上増えるなど、1か月の品目数としてはことしに入って最も多くなっています。 値上げの品目を詳しくみると、ハムやソーセージ、それに冷凍食品などの「加工食品」が2077品目となり、去年4月以来1年ぶりに200

                          あすから新年度 食品値上げ続く 公的年金や医療保険どう変わる | NHK
                        • 【年金不安】人生100年時代も公的年金は破たんしない!?【書評】 - 現役投資家FPが語る

                          日本の平均寿命は毎年のように過去最高を更新しています。 「人生100年時代」といわれる日本で老後の柱となるのは公的年金であることは間違いありません。 www.fpinv7.com しかし、公的年金について不安を感じている方も少なくないでしょう。 「公的年金は破たんする」「年金は保険料を支払うだけムダ」など、誤った認識から年金保険料を支払わない方もいます。 今回は、「公的年金の積立金運用は上手くいっているのか?」や「国民の半分は公的年金の保険料を払っていない?」などの疑問に答えてくれている下記の本をご紹介します。 リンク 「人生100年時代の年金戦略」田村正之 今回は、「人生100年時代でも公的年金は破たんしないのか?」という点について確認したいと思います。 公的年金の積立金運用は大失敗!? 【未納問題】国民の半分は公的年金の保険料を払っていない!? 少子高齢化でも破たんしない仕組みが公的年

                            【年金不安】人生100年時代も公的年金は破たんしない!?【書評】 - 現役投資家FPが語る
                          • 【朗報】老後資金は公的年金だけで足りる!?【書評】 - 現役投資家FPが語る

                            「老後2000万円問題」をきっかけに老後の生活費は公的年金だけでは足りないのではないかと不安を感じている方も多いでしょう。 今回ご紹介する本は、老後の不安を解消するような題名で、公的年金だけで上手に暮らす方法を解説しています。 『年金だけで上手に暮らす本』 リンク 本当に公的年金だけで老後生活を乗り切ることが可能なのでしょうか?公的年金だけで老後を生活するためには、どのような工夫が必要なのでしょうか? 公的年金だけで老後を生活するためのポイントを解説します。 公的年金だけで老後生活は安心か? 公的年金だけで老後を暮らすためのポイントとは? 将来もらえる年金額の目安を知っておく 夫婦でできるだけ長く働く 退職金で思い切った投資はしない 銀行の窓口にはいかない 子どもが独立したら保険を見直す 生活費の節約には固定費の削減が効果的 老後に向けて資産運用も行う まとめ 公的年金だけで老後生活は安心

                              【朗報】老後資金は公的年金だけで足りる!?【書評】 - 現役投資家FPが語る
                            • 公的年金は「繰り上げ受給」と「繰り下げ受給」どっちが得?損益分岐点は?【書評】 - 現役投資家FPが語る

                              老後2000万円問題をきっかけに老後資金に不安を感じている方も少なくないでしょう。 老後資金の心配を解消するには収入を増やすか、支出を減らすしかありません。 支出を減らすヒントがあればと読んだ本が森永卓郎さんの『老後破産しないために、年金13万円時代でも暮らせるメタボ家計ダイエット』。 リンク 本の中で気になったのが、第6章の『「年金の繰り上げ受給」は賢者の選択か、老後破産への片道切符か?』の部分。 森永さんは公的年金が減らされる可能性がある中で、「年金の繰り上げ受給」をすすめています。 しかし、人生100年時代に安易な「年金の繰り上げ受給」はおすすめできません。 今回の記事では、年金の繰り上げ受給をおすすめしない理由を解説します。 年金13万円時代とは? 年金の繰り上げ受給とは? 年金の繰り下げ受給とは? 繰り上げ受給のメリットとは? メリット①:無年金・無収入期間が保障される メリット

                                公的年金は「繰り上げ受給」と「繰り下げ受給」どっちが得?損益分岐点は?【書評】 - 現役投資家FPが語る
                              • 【書評】公的年金の破たんリスクは低い!?|破たんしないための対策とは? - 現役投資家FPが語る

                                老後2000万円問題をきっかけに公的年金に不安を感じている方が多いと思います。 「公的年金制度は今後も継続できるのか?」「破たんのリスクはないのか?」と心配になっている方も多いでしょう。 結論から申し上げると、公的年金が破たんする確率は低いでしょう。 その理由は破綻しないように下記のような対策が打たれているから。 保険料を上げる 給付額を減らす(抑制する) 支給開始年齢を引き上げる 公的年金の加入者を増やす 今回は下記の本から公的年金が破たんしないための対策について確認したいと思います。 『年金だけでも暮らせます』 リンク 公的年金の破たんリスクは低い?破たんリスクが低い理由とは? 1.保険料を上げる 2.給付額を減らす(抑制する) マクロ経済スライドの導入 年金カット法案(年金制度改革関連法案)の成立 3.支給開始年齢を引き上げる 4.公的年金の加入者を増やす マスコミ報道によるイメージ

                                  【書評】公的年金の破たんリスクは低い!?|破たんしないための対策とは? - 現役投資家FPが語る
                                • 【比較シミュレーション】個人年金保険(トンチン年金)VS公的年金の繰り下げ受給【書評】 - 現役投資家FPが語る

                                  「老後2000万円問題」が話題になり、公的年金を補完するために個人年金保険の活用をすすめている本などがあります。 公的年金だけでは老後資金が不足するのであれば、「個人年金保険で準備しないと」と考えている方もいるかもしれません。 しかし、個人年金保険は低金利が続いていることもあり、老後資金の準備に活用することはおすすめできません。 では、老後資金の不足を補うにはどのような方法があるのでしょうか? 実は、公的年金を繰り下げ受給する方が個人年金保険に加入するより有利です。 今回は、下記の本の中から終身型の個人年金保険と公的年金の繰り下げ受給の比較シミュレーションについて解説したいと思います。 『人生100年時代の年金戦略』 リンク 老後資金に不安を感じている方は、参考にしてください。 終身年金型の個人年金保険(トンチン年金)とは? 個人年金保険VS公的年金の繰り下げ受給 終身年金型の個人年金保険

                                    【比較シミュレーション】個人年金保険(トンチン年金)VS公的年金の繰り下げ受給【書評】 - 現役投資家FPが語る
                                  •  【GPIF】公的年金の積立金運用は損失が発生している?|破たんのリスクがある? - 現役投資家FPが語る

                                    公的年金の積立金運用は損失が大きく、赤字が続いているというイメージを持っている方も多いでしょう。 私も年金積立金の運用は損失続きで、年金給付にも影響するのではないかと勘違いしていた時期がありました。 年金積立金の運用が上手くいっていないため、年金制度には破たんリスクがあると勘違いしている方もいるかもしれません。 実は、公的年金の積立金の運用成績は好調。 積立金の運用損による年金制度の破たんリスクはありません。 今回は、公的年金の積立金運用の状況や年金支給への影響について解説します。 公的年金制度については、思い込みや勘違いも多いので、今回の記事で積立金運用に関して、正しい認識を持って頂ければと思います。 GPIFによる公的年金の積立金運用は損失が発生している? GPIFの運用実績は? GPIFのポートフォリオは? 年金積立金の運用による年金給付への影響は? マスコミ報道によるイメージに注意

                                       【GPIF】公的年金の積立金運用は損失が発生している?|破たんのリスクがある? - 現役投資家FPが語る
                                    • 知ったらびっくり!?公的年金の「3号分割」

                                      「物は言いよう」というのは、かなり重要な話だと思っていたりする。だから、私はある会議で、「世の中の大きなお金を動かそうというときには、物は言いようというのがあるだろう」などと、ついつい発言してしまうことになる。 その、物は言いようの話になるのかもしれないのだが、第3号被保険者という制度をある側面からみると、第3号被保険者の配偶者である夫――2018年度98.7%は男性だから夫と呼ぶが――は、自分が払っている年金保険料の半分を、奥さんのためにせっせと払ってあげていると言うことができる。この話が広く世の中に普及すると、第3号被保険者は、はたして減るのか、それとも増えるのか……このあたり、かなり前から関心を持っている。 専業主婦とその夫は本当に得しているのか? 普通は、第3号被保険者は、保険料を払わなくても基礎年金をもらうことができると理解されているために、専業主婦がいる夫たちは、なんだか得をし

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                                      • 公的年金の運用結果が良いだけでは年金問題は解決しない現実 - 銀行員のための教科書

                                        日経平均株価が3万円を突破し、ビットコインが5万ドルを超える等、各国の金融緩和等に伴うカネ余りが資産価格の上昇を引き起こしています。 日本の公的年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(略称GPIF)の運用成績も国内外の株価上昇、債券価格の上昇に伴い、向上してきました。 2020年度に入ってからの収益額の増加は27.8兆円です。 これだけ巨額の運用収益を得ることができれば、将来の年金給付には良い影響をもたらすのではないでしょうか。 今回は、GPIFの運用が公的年金にどのような影響をもたらすのか、公的年金の財政状況について簡単に確認してみたいと思います。 公的年金の財政方式 年金特別会計 年金の長期的な財政 GPIF の運用 所見 公的年金の財政方式 年金制度は、長い期間にわたって財政のバランスが取ることが出来るように運営していく必要があり、 主に「積立方式」と「賦課方式」という

                                          公的年金の運用結果が良いだけでは年金問題は解決しない現実 - 銀行員のための教科書
                                        • 【公的年金】いくらもらえる?ねんきんネットで受給額をシミュレーションする方法 - 現役投資家FPが語る

                                          老後2000万円問題が話題となり、老後資金が不安になった方も多いでしょう。 老後資金の不安を解消する上で重要な事の1つが、自分の公的年金の見込額について知ること。 公的年金の受給額を知る方法としては、ねんきん定期便とねんきんネットがありますが、詳細な情報を知るにはねんきんネットの利用がおすすめ。 今回は、ねんきんネットでの公的年金のシミュレーション方法について解説します。 将来受け取れる公的年金額を詳細にシミュレーションしてみたいという方は参考にしてください。 ねんきんネットとは? ねんきんネットの登録により出来ることとは? ねんきんネットの年金見込額シミュレーション かんたん試算 詳細な条件で試算 繰上げや繰下げのシミュレーションも可能 シミュレーション結果は確定ではない!? 年金記録の確認が可能 まとめ ねんきんネットとは? 「ねんきんネット」とは、インターネットを通じて自身の年金の情

                                            【公的年金】いくらもらえる?ねんきんネットで受給額をシミュレーションする方法 - 現役投資家FPが語る
                                          • 【人生100年時代】公的年金の活用法|繰り下げ受給とは?【書評】 - 現役投資家FPが語る

                                            老後2000万円問題で公的年金に注目が集まりました。 公的年金だけでは老後資金が足りないとしても、多くの方にとって老齢基礎年金や老齢厚生年金が老後の柱であることは間違いありません。 しかし、公的年金の制度内容についてはよくわかっていないという方も多いはず。 「人生100年時代」に向けて、老後の柱である公的年金制度の内容について知っておくことが重要であることは誰もが理解しているでしょう。 実は、公的年金には受給額を増やす方法がいくつかあり、その1つが繰り下げ受給。 老齢基礎年金や老齢厚生年金は終身年金なので、受取額が増やせるのであれば、かなり大きな額となります。 そこで、今回は下記の本を参考に公的年金の繰り下げ制度を解説します。 『人生100年時代の年金戦略』 リンク 繰り下げ受給にはメリットだけではなく、デメリットもあるので、繰り下げ受給を検討する際は注意してください。 公的年金の「繰り下

                                              【人生100年時代】公的年金の活用法|繰り下げ受給とは?【書評】 - 現役投資家FPが語る
                                            • 【公的年金】ねんきんネットは登録すべき?メリット・デメリットを解説 - 現役投資家FPが語る

                                              老後2000万円問題をきっかけに老後資金が不安という方が増えている一方で、自分がどの程度の公的年金(老齢年金)を受け取れるかを全く把握していない方が多いのが現状。 老後資金の不安を解消するうえで、自分が受け取れる公的年金の見込額を把握することは重要です。 現状を把握しないと対策は打てません。 公的年金の見込額を知る方法として、ねんきん定期便とねんきんネットがあります。 将来、受け取れる公的年金の目安は毎年送られてくるねんきん定期便で把握できますが、ねんきんネットに登録すれば、ねんきん定期便よりも詳細な情報が得られます。 そこで今回は、ねんきんネット登録に関する下記ポイントを解説します。 ねんきんネットとは? 登録するデメリットはない? ねんきんネットで出来ることとは? ねんきんネットの登録・手順 ねんきんネットとは? ねんきんネットの登録により出来ることとは? ねんきんネットには登録すべき

                                                【公的年金】ねんきんネットは登録すべき?メリット・デメリットを解説 - 現役投資家FPが語る
                                              • 公的年金3年ぶり増額 23年度、68歳以上で1.9%増 - 日本経済新聞

                                                厚生労働省は20日、2023年度の公的年金の支給額を22年度に比べて引き上げると発表した。3年ぶりの引き上げで、23年度中に68歳以上になるケースで1.9%増、67歳以下は2.2%増。22年の物価高を反映したが、年金額の伸びを抑える「マクロ経済スライド」を3年ぶりに発動するため増加率は0.6%だけ目減りした。 4、5月分をまとめて支給する6月の受け取り分から適用する。厚生年金を受け取る67歳以下の夫婦2人のモデル世帯で4889円増の月額22万4482円になる。厚生年金のモデル世帯は平均的な収入(賞与を含む月額換算で43万9000円)で40年間働いた夫と専業主婦のケース。 自営業者らが入る国民年金は40年間保険料を納めた満額支給で、67歳以下は1434円増の6万6250円になる。 年金額は物価や賃金の変動に応じて毎年4月に改定する。20日発表の22年の消費者物価指数を受けて、厚労省が23年度

                                                  公的年金3年ぶり増額 23年度、68歳以上で1.9%増 - 日本経済新聞
                                                • 厚労相、国民年金の目減り緩和策表明 公的年金制度改革に着手意向(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                                                  閣議後記者会見で、国民年金と厚生年金の財政調整について語る田村憲久厚生労働相=東京都千代田区で2021年9月10日午前11時11分、矢澤秀範撮影 田村憲久厚生労働相は10日の記者会見で、財政基盤が弱い国民年金(基礎年金)の将来的な目減りを緩和するため、厚生年金と合わせた公的年金制度改革への着手を目指す方針を表明した。公的年金の長期的な給付水準の見通しなどを示す2024年度の「財政検証」に向け、「なるべく早く国民に方向性を示すことが年金の安心につながる」と述べた。 公的年金は、全国民共通の基礎年金と、会社員らが入る厚生年金の二つで構成され、財政上でも財源が分かれている。加入者が多い厚生年金の財源は比較的潤沢だが、非正規労働者が増えてきた国民年金の基盤は弱く、将来的には給付水準の大幅な低下が懸念される。このため、厚生年金から国民年金へ財源を振り分けられるように財政調整を実施し、国民年金の将来的

                                                    厚労相、国民年金の目減り緩和策表明 公的年金制度改革に着手意向(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
                                                  • 素人が仕切る米公的年金基金4兆ドル、危機悪化で制度崩壊の懸念も

                                                    カナダは公的年金基金を統括する理事会の役員に金融の専門家を充て、高額の報酬を支払っている。オランダでは役員就任に中央銀行の承認を得る必要がある。 米国はと言えば、労働組合が支持する無給の代表者や政治任用者が退職した公務員向け年金基金4兆ドル(約523兆円)の守り手だ。だが、年金制度は規模と複雑さが爆発的に増しており、金融の素人では太刀打ちできないことが証明されている。 退職者の割合が増える中で、こうした状況は米地方財政の重しになっている。米国民にとって、これがどの程度の負担になっているかを正確に算出するの困難だが、年金業界の業績を追跡するCEMベンチマーキングのデータをブルームバーグ・ニュースが分析したところによれば、過去十年で数千億ドルに達した可能性がある。 2015年までの10年間に、カナダの大手年金基金グループは、負債に見合うように設計されたパッシブ運用のポートフォリオを年2.2%上

                                                      素人が仕切る米公的年金基金4兆ドル、危機悪化で制度崩壊の懸念も
                                                    • 公的年金を運用するGPIFが投資をしている全保有銘柄を公開した件

                                                      公的年金の積立金の管理・運用を行う機関のGPIF(年金積立管理運用独立行政法人)が2020年度の運用実績を公開。 なんと年率+25.15%、収益額37兆7,986億円というとんでもない数字を叩き出しました。 マスコミは損したときしか報道されませんので知らない方も多いようですが、順調に運用してくれているのです。 運用開始以降(2001年度〜)をみても年率3.61%、収益額95兆3,364億円という文句のいいようのない成績。 GPIFは個人投資家のお手本となるようなわかりやすいインデックス投資をしているんですよ。 そんなGPIFが投資ししている全保有銘柄を公開している件をご存知でしょう? 今回はGPIFの投資銘柄について見ていきます。 GPIFのアセットアロケーション具体的な保有銘柄をみる前にGPIFがどのような投資をしているのかを見ておきましょう。 GPIFは以下のようなかなりわかりやすいア

                                                        公的年金を運用するGPIFが投資をしている全保有銘柄を公開した件
                                                      • 公的年金への全員加入、移住外国人に義務徹底 厚労省 - 日本経済新聞

                                                        厚生労働省は10月をめどに、日本に新たに移り住むすべての外国人の公的年金の加入手続きを進める方針だ。日本に住む外国人は今も加入義務はあるものの、一部は入国後に手続きをせずに未加入のままだ。日本年金機構が住民基本台帳の情報を取得して手続きできるようにする。外国人も全員加入することで、老後まで日本に暮らし続けても経済的に問題ないように一定の基盤を整える一方、日本に住む上で必要な加入義務を日本人同様

                                                          公的年金への全員加入、移住外国人に義務徹底 厚労省 - 日本経済新聞
                                                        • 【マスコミ調査】公的年金の2022年度第2四半期運用実績が微減。日経・朝日の報道が改悪、毎日・共同は引き続き最悪

                                                          公的年金の積立準備金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は2022年8月5日に、2022年度第2四半期運用状況報告を公開しました。 #GPIF は、2022年度第2四半期運用状況(速報)を公表しました。https://t.co/CsIcXrxhbH pic.twitter.com/D06DlKfC6c — GPIF (@gpiftweets) November 4, 2022 ◆2022年度第2四半期(2022年7月~9月) 収益率: -0.88%(期間収益率) 収益額: -1.7兆円(期間収益額) 運用資産額: 192.1兆億円 ◆市場運用開始以降(2001年度~2022年度第2四半期) 収益率: +3.47%(年率) 収益額: +100.0兆円(累積収益額) 簡単にいえば、2022年度第2四半期は「微減」。収益率は-0.88%(期間収益率)、収益額は-1.7兆円(期間収

                                                            【マスコミ調査】公的年金の2022年度第2四半期運用実績が微減。日経・朝日の報道が改悪、毎日・共同は引き続き最悪
                                                          • 【公的年金シミュレーター】年金見込額を簡単に試算する方法とは? - 現役投資家FPが語る

                                                            老後資金を準備する際に公的年金の見込額を知ることは非常に重要なポイントです。 実際、公的年金の見込額を知りたいという方は多いと思います。 年金の見込額を知る方法として「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」などがありますが、見方や使い方がよく分からないという方も少なくないでしょう。 そのような方におすすめのサービスが「公的年金シミュレーター」。 www.mhlw.go.jp 厚生労働省が作成したツールで、年金見込額の概算を知りたい方にはぴったりです。 そこで今回は、下記ポイントについて解説します。 公的年金シミュレーターの特徴とは? シミュレーターの機能や使い方 ねんきん定期便、ねんきんネットとの違いとは? 面倒な手続きナシで年金見込額を知りたい方は参考にしてください。 公的年金シミュレーターの特徴とは? シミュレーターの機能 年金見込額の試算 年金受給開始時の税等の支払額 シミュレーターの

                                                              【公的年金シミュレーター】年金見込額を簡単に試算する方法とは? - 現役投資家FPが語る
                                                            • 公的年金シミュレーター使い方ホームページ

                                                              このホームページを、英語・中国語・韓国語へ機械的に自動翻訳します。以下の内容をご理解のうえ、ご利用いただきますようお願いします。 1.

                                                              • 公的年金積立金運用 GPIF運用実績 4期連続赤字 債券価格下落で | NHK

                                                                公的年金の積立金を運用しているGPIF=年金積立金管理運用独立行政法人の、去年10月から12月の運用実績は、日本やヨーロッパの債券価格の下落などによって1兆8530億円の赤字となりました。赤字は4期連続です。 GPIFは、3日、今年度の第3四半期=去年10月から12月の運用実績を発表しました。 それによりますと、期間中の運用実績は1兆8530億円の赤字で、収益率はマイナス0.97%となり、4期連続の赤字となりました。 4期連続で赤字になったのは、2002年度以来、20年ぶりです。 4つの資産別に収益を見ると、 ▽外国債券が2兆6651億円、 ▽国内債券が8475億円の赤字となった一方で、 ▽国内株式は1兆5670億円、 ▽外国株式は926億円の黒字となりました。 2001年度に市場での運用を始めてからの累積の収益額は98兆1036億円の黒字で、収益率は年率に換算してプラス3.38%となり、

                                                                  公的年金積立金運用 GPIF運用実績 4期連続赤字 債券価格下落で | NHK
                                                                • 日本の公的年金運用のGPIF、ロシア関連資産2200億円…「政治的理由で投資判断行えない」

                                                                  【読売新聞】 公的年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は28日、ロシア関連の保有資産が2021年3月末時点で、約2200億円になると明らかにした。内訳は、国債と社債を合わせた債券が約500億円、株式が約1

                                                                    日本の公的年金運用のGPIF、ロシア関連資産2200億円…「政治的理由で投資判断行えない」
                                                                  • 【GPIF】2四半期連続の赤字!公的年金には破綻リスクがある!? - 現役投資家FPが語る

                                                                    年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2022年4-6月(第1四半期)の運用収益率はマイナス1.91%となり、2四半期連続の赤字運用となったと8月5日に公表しました。 ネット記事などでは、2四半期連続赤字と衝撃的なタイトルが出ました。 記事のタイトルだけで判断すると、公的年金の積立金運用は不調で年金財政に悪影響を及ぼしているのではないかと考えてしまう方もいるでしょう。 実際、GPIFによる年金積立金の運用は不調で、公的年金には破綻のリスクがあると本気で信じている方もいます。 しかし、GPIFによる公的年金の積立金運用は非常に好調。 今回の記事では、GPIFによる積立金の運用は好調で、破綻リスクはないということについて解説します。 GPIFの運用収益が2四半期連続の赤字 GPIFの運用実績は? インカムゲインの累積収益額は約43兆円 GPIFのポートフォリオは? 年金積立金の運用による

                                                                      【GPIF】2四半期連続の赤字!公的年金には破綻リスクがある!? - 現役投資家FPが語る
                                                                    • 【朗報】2023年度の公的年金額が1%ほど上がる見込み - ちえママのミニマル的シニアライフ

                                                                      今回は現在または来年度から公的年金を受給されている方への朗報です。 まだまだ若い方々にはあまり興味が無い話かな・・・と思います。 ただ、年金というのはこんなことになるんですよ、ということがご理解いただけるかと思います。 年金は減額する時は連絡なし、知らない間に少しづつ減少していきます。プンプン😡 これが3年ぶりに増額になる見込みだそうです。 パチパチパチパチ👏・・・ という単純には喜べる状態ではないのですけどね( ;∀;) というのも、増額率は物価上昇率に追いついてないので実際は目減りしているの。 ただ、現状維持や減少を考えると有難い話です。 ↓日経新聞記事はこちらです。 www.nikkei.com 増額についての難しい計算は私にはご説明は出来ないけれど、 「マクロ経済スライドが発動するため」だそうです。 何、"このなんちゃらスライド"って? 始めて聞くけど😢 簡単に言うと、年金額

                                                                        【朗報】2023年度の公的年金額が1%ほど上がる見込み - ちえママのミニマル的シニアライフ
                                                                      • 公的年金シミュレーター

                                                                        ご要望は国民の皆様の声に送信ください 基本情報の入力 生年月日 必須

                                                                        • 【公的年金財政検証の年】2024年に行われる年金制度改正について - YOH消防士の資産運用・株式投資

                                                                          2024年は5年に1度の年金財政検証の年 2024年のお金の話題で最も注目されているのは新しいNISAが開始されることです。 新しいNISAは投資可能限度額や制度設計から、それまでに投資に興味が無かった層からも非常に注目を浴びています。 上手に使うことができれば、将来の金銭的な不安を解消することができる可能性が高いからですね。 しかし、2024年は5年に1度の公的年金財政検証の年でもあります。 今、マスメディアなどで年金の改正について報道されることが増えてきていますが、これは、2024年の公的年金財政検証に向けての動きであるということです。 そして、その改正の方向性としては、加入者にとってよいと言えるものではありません。 ずばり言ってしまえば、改悪されていくということです。 ・2024年に行われる年金改正とは ・今後の年金制度はどのようになっていくのか 今回は年金の制度改正について、この2

                                                                            【公的年金財政検証の年】2024年に行われる年金制度改正について - YOH消防士の資産運用・株式投資
                                                                          • 公的年金の引き下げはおかしな話ではない。批判するなら仕組みを理解してからにしよう | お金に生きる

                                                                            4月から公的年金の支給額が0.4%引き下げられます。 昨今の物価高なのに年金は引き下げということにネット上などで批判が渦巻いていますね。 ひどいテレビの解説者や議員などは未だに株の運用で失敗したと勘違いした間違った発言をしていたケースも見受けられました。 むしろ年金の運用は大きくプラスなんですけどね・・・ [sitecard subtitle=関連記事 url=https://ideco-ipo-nisa.com/71365] しかし、この引き下げは仕組み的に当たり前の話なんですよ。 むしろ引き下げが必要な時にやらないと後になって大変なことになります。(過去には実際にやってしまっています・・・) 今回は公的年金引き下げの理由や仕組みについて解説していきます。 日本の公的年金の仕組み まずは大前提として押さえておかなければならないことがあります。 それは日本の公的年金の運営方式です。 年金の

                                                                              公的年金の引き下げはおかしな話ではない。批判するなら仕組みを理解してからにしよう | お金に生きる
                                                                            • 公的年金の運用 累積収益額が初めて100兆円超える GPIF | NHKニュース

                                                                              公的年金の積立金を運用している、GPIF=年金積立金管理運用独立行政法人は、ことし4月から6月の運用実績を発表し、およそ5兆円の黒字となり、2001年度からの累積の収益額が初めて100兆円を超え、過去最大となりました。 公的年金の積立金を運用しているGPIFは、ことし4月から6月の運用実績を発表し、期間中の積立金全体の収益は4兆9819億円の黒字で、収益率はプラス2.68%となりました。 市場運用分の収益は資産別では、外国株式が3兆9908億円、外国債券が8873億円、国内債券が2089億円となった一方、国内株式は1051億円のマイナスとなりました。 この結果、2001年度に市場での運用を始めてからの収益率はプラス3.70%で、累積の収益額は過去最大の100兆3182億円と、初めて100兆円を超えました。また、GPIFが運用する積立金の総額も、ことし6月末の時点で、過去最大の191兆618

                                                                                公的年金の運用 累積収益額が初めて100兆円超える GPIF | NHKニュース
                                                                              • 公的年金の2020年度第2四半期の運用実績が好調ですがマスコミ各社の報道は……テレビはだんまり、一部新聞もお粗末に

                                                                                (Google ニュースより梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー作成。2020/11/08 10:30時点) まず、テレビメディアは(NHKを除き)報道自体がありませんでした。前回(2020年度第1四半期)の時はTBSだけ(1)収益額のみかろうじて報道していましたが、今回はそれすらなくなりました。 赤字だった昨年度2019年度はテレビ各社とも「リーマン・ショックに次ぐ 年金運用8兆円超の損失」などと損失金額だけをとらえてセンセーショナルに報道していました。 新聞メディアでは、前回産経新聞が(1)収益額のみかろうじて報道していましたが、今回はそれすらなくなりました。赤字の時は鬼の首を取ったかのように大騒ぎするのに、黒字の時は報道すらしない。国民に対する不誠実な報道スタンスが透けて見える気がします。 日本経済新聞は、(1)収益額のみの記載しかなく収益率や運用総額の記載がないため、読者は良さ加減、

                                                                                  公的年金の2020年度第2四半期の運用実績が好調ですがマスコミ各社の報道は……テレビはだんまり、一部新聞もお粗末に
                                                                                • 「夫婦合計月13万円の年金だけで老後生活は十分できる」森永卓郎が体を張って実験した結論 「政府も認めている」公的年金は夫婦で月13万円時代がやってくる

                                                                                  現在21万円ある平均年金月額(夫婦合計)は、30年後に13万円になるという推計がある。4割減にどう対応したらいいのか。経済アナリストの森永卓郎さんは「運用などしなくても、トカイナカ暮らしをすれば、公的年金だけでも十分に豊かに暮らせますよ」という――。 年金は夫婦で13万円まで減少する 私は、最近、『長生き地獄にならないための老後のお金大全』(KADOKAWA)を上梓しました。この本は、年金だけでなく、老後の仕事と暮らし、医療・介護、相続や贈与、税金や社会保険料負担から終活にいたるまで、老後のすべてが分かる百科事典のような存在なのですが、本稿では、主として50代のみなさんに焦点を絞って、老後をどう生き抜いたらよいのかという視点から、書籍のエッセンスをご紹介したいと思います。 現在の厚生年金世帯が受給している平均年金月額は、夫婦合計で21万円です。しかし、この支給額は、30年後に13万円まで下

                                                                                    「夫婦合計月13万円の年金だけで老後生活は十分できる」森永卓郎が体を張って実験した結論 「政府も認めている」公的年金は夫婦で月13万円時代がやってくる