IMF=国際通貨基金の推計によりますと、2025年の日本の名目GDP=国内総生産は、およそ4兆3100億ドルとなることが分かりました。 インドの名目GDPは、来年およそ4兆3400億ドルとなるため、日本の順位はインドに抜かれ、世界5位になる見通しです。 (「グッド!モーニング」2024年4月22日放送分より) ▶中国1〜3月のGDP成長率プラス5.3% 目標の5%前後を上回る ▶日独GDP逆転 経済界「一喜一憂の必要ない」 専門家は「生産性向上できていない」
国の主要な経済指標となるGDP(=国内総生産)で、内閣府が先ほど発表した2023年の名目GDPはおよそ591兆4820億円となり、ドルベースで換算すると日本はドイツに抜かれ、世界3位から4位へと転落しました。 【どうする日銀】マイナス金利の解除はいつ? “3月にも解除”の影響は… 日本は1968年から2009年までは1位のアメリカに次いで2位でしたが、2010年に中国に抜かれ3位に、そして今回ドイツに抜かれ4位となりました。円安ドル高が進み、ドルに換算した時の総額が目減りしたことや、ドイツ側のGDPが物価高により引き上げられたことが要因です。 これについて三菱UFJリサーチ&コンサルティングの小林真一郎主席研究員は、順位が入れ替わったのは為替が要因だとしても、そもそも日本が長年コスト削減ばかりで投資など前向きな経営をしてこなかったからだと指摘しています。 また、15日発表された去年10月か
内閣府によりますと、日本の去年1年間の名目GDPは、平均為替レートでドルに換算すると4兆2106億ドルでした。 一方、ドイツの去年1年間のGDPは、4兆4561億ドルと日本を上回りました。 日本の経済規模は、1968年にGNP=国民総生産で当時の西ドイツを上回って、アメリカに次いで世界2位となりました。 その後、2010年にGDPで中国に抜かれ、世界3位が続いていましたが、去年、人口がほぼ3分の2のドイツに逆転され、4位となりました。 日本では1990年代にバブル経済が崩壊して以降、長年にわたって低成長やデフレが続き、個人消費や企業の投資が抑えられてきました。 また、円安ドル高の影響で、日本のGDPをドルに換算すると目減りすることや日本に比べて物価上昇率が高いドイツは名目のGDPの伸びがより高くなることも影響しました。
米ドル建て名目GDPで日本を抜き、世界第3位の経済大国になったドイツ。だが、名目GDPが膨らんだ要因は物価高と為替要因で、経済成長自体はマイナスだ。 ユーロ導入以降、ドイツは輸出主導の経済成長を謳歌してきたが、高インフレに伴うコスト増やエネルギー価格の高止まりを受けて、輸出の国際競争力が低下している。 ドイツに抜かれた日本も円安に苦しんでいるが、成長率自体はプラスと健闘している。日本は今の円安を好機として、今一度、輸出競争力の向上に努めるべきだ。 ドイツ連邦統計局は1月15日、2023年のGDP(国内総生産)統計の速報値を発表した。これによると、ドイツの2023年の実質GDPは前年比0.3%減と、コロナショックがあった2020年以来のマイナス成長となった。一方で、名目GDPは同6.3%増と、2022年(7.2%増)から勢いが鈍化したものの、引き続き高い伸びである。 これに先立ち、国際通貨基
内閣府によりますと、日本の1人当たりの名目のGDP=国内総生産がドル換算で比較すると、おととしと去年に初めて韓国を下回ったことが分かりました。円安によって、ドルに換算した場合のGDPが目減りしたことなどが影響したとみられます。 内閣府のまとめによりますと、去年の日本の1人当たりの名目GDPは、ドルに換算すると3万3849ドルで、OECD=経済協力開発機構の加盟国の中で比較すると日本は22位で、21位の韓国を下回りました。 また、統計の改定によっておととしも日本が韓国を下回ったということです。 内閣府によりますと、比較できる1980年以降で、ドルベースの日本の1人当たりの名目GDPが韓国を下回るのはおととしと去年が初めてだということです。 一方、その国や地域の経済規模を示す去年1年間の名目GDPでは、日本はドイツに次ぐ4位、韓国は12位となっています。 1人当たりの名目GDPで韓国を下回った
ボードを使い記者会見で経済政策を説明する安倍晋三首相(当時)=東京・永田町の自民党本部で2015年9月24日午後6時4分、竹内幹撮影 内閣府が15日発表した2024年4~6月期の国内総生産(GDP)の速報値で、名目GDPが年換算で初めて600兆円を超えた。600兆円は15年に安倍晋三首相(当時)が「強い経済」の象徴として掲げた目標だが、果たして日本経済は強くなったのか。 「反転のきっかけはアベノミクスだ。政策を大胆に転換し、経済の浮揚を図り、大規模な規制緩和を埋め込んだ。私たちの源流はそこにある」 新藤義孝経済再生担当相は15日の記者会見で、600兆円が安倍氏の経済政策「アベノミクス」とそれを受け継いだ岸田政権の成果だと強調した。 インフレで拡大 安倍氏は自民党総裁に再選された15年9月、「アベノミクス」の新三本の矢を打ち出し、第一の矢「強い経済」で20年ごろに名目GDPを600兆円とする
内閣府が17日に発表した2024年10〜12月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、物価変動を除く実質で、前期比0.7%増、年率換算は2.8%増だった。同時に発表された2024年の暦年の名目GDPは609兆2887億円に上り、故安倍晋三元首相が2015年に掲げた600兆円を初めて超えた。だが、物価上昇が数値を膨らませている形で、GDPの半分以上を占める個人消費は失速したままだ。景気の実態は力強さを欠いている。(石井紀代美) 10〜12月期は3四半期連続のプラス成長となったものの、個人消費は実質でわずか0.1%増と振るわなかった。一方、2024年暦年では、前年比0.1%増の557兆4064億円と実質で4年連続のプラス成長を維持はしているが、実質の個人消費は前年比0.1%減と4年ぶりのマイナスに転じ、...
12月24日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、火曜コメンテーターで上武大学教授の田中秀臣氏と番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、2023年の1人当たりの名目GDPについて意見を交わした。 働いている人の稼ぐ力は全然落ちていない! 内閣府が12月23日に発表した国民経済計算の年次推計によると、豊かさの目安となる日本の2023年の1人あたり名目国内総生産(GDP)は3万3849ドルだった。韓国に抜かれ、経済協力開発機構(OECD)加盟国中22位に後退した。 2022年の3万4112ドルから減った。韓国がGDPを遡及改定した影響で数値が上振れし、22年、23年と日本を上回った。韓国の23年の数値は3万5563ドルだった。韓国と日本の1人あたり名目GDPが逆転するのは比較可能な1980年以降で初めて。 OECD加盟国38カ国中で比較しても22、23年は22位と、1980年以降最も低
『名目GDP伸び率』の“ワースト4位”が「日本」。 ネットのグラフだが、衝撃的なので、ご紹介。 日本以外の“ワースト5位以内”の国は、 いずれも“内戦”で「政治」が機能せず、 「経済成長」どころではなかった国。 ということは、日本も“内戦”と同じくらいに 「政治」が機能してこなかったということか? pic.twitter.com/SzOJ4hkDPq — 明石市長 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) May 8, 2022 97年の消費増税で経済停滞に陥り、その後、2度の消費増税で“内戦”続くリビア、ソマリア、シリア、ガンビア並みのGDP伸び率の日本。それでも財政規律一辺倒の財務省。高橋洋一氏は「負債の部分だけ見て恐れても意味がない」と愚かさ指摘。だが財務省言いなりの岸田政権。参院選後のコロナ増税が恐ろしい https://t.co/uRHpFEkjOH pic.t
石破首相が参院選の公約に「2040年に名目GDP1000兆円」という目標を掲げて、失笑を買っている。 名目GDPなんて何の目標にもならない。毎年4%のインフレが15年続けば1000兆円になる。それがハッピーなのか? 石破総理「2040年GDP1000兆円目指す」参院選“一番目の公約”に 所得5割増も(TBS NEWS DIG)https://t.co/uqJBI7DXS3 — 池田信夫 (@ikedanob) June 9, 2025 バーナンキの「ヘリマネ2.0」 しかし毎年4%のインフレを実現することは、理論的には不可能ではない。一つはインフレによる実質債務のデフォルトで年金債務を減らすことで、シムズが安倍首相に提案した。もう一つは、2017年の日銀講演でバーナンキが提案した「ヘリマネ2.0」である。要約すると、 2013年以降の日銀の「量的・質的緩和」は失敗した。 高いインフレ率は景
IMF(世界通貨基金)の世界経済見通し(WEO)で、ドル建て名目GDPの絶対額で日本がドイツに追い抜かれるという見通しが示された。 歴史的な円安の結果であり、日独逆転は為替変動の影響だが、成長率が横ばいの日本に対してドイツは着実に経済規模を積み上げてきてきた。そもそも今の円安が一過性という保証はない。 日本とドイツの差は、為替次第でいつでも入れ替わるようなものになった。日本は世界第3位の経済大国というステータスを守ってきたが、それも定位置ではなくなりつつある。 (唐鎌 大輔:みずほ銀行チーフマーケット・エコノミスト) ついに日独GDP逆転予測が 2023年初頭から、「2023年は日独GDPが逆転する年になる可能性がある」という話題が注目を集めていた。2022年10月のIMF世界経済見通し(WEO)以降、「大幅に進んだ円安によって日本のドル建てGDPが顕著に縮小する」と見られていたことが背景
高齢化が進むなかで医療費は膨張を続けているが、中長期的に本当に医療費は増え続けるのか。筆者の興味深い一つの試算を示しておこう。 まず、医療費の予測は政府も行っている。例えば、過去の予測で有名なのは厚生労働省の試算だ。平成6年3月に公表した「社会保障に係る給付と負担の将来見通し(試算)」(21世紀福祉ビジョン)では、2025年度の国民医療費が141兆円に到達すると予測していた。しかしながら、2019年度の国民医療費が44.3兆円なので、これから6年後の2025年度に141兆円になるとは思えず、過大推計であったことは明らかである。 また、厚労省が平成12年10月に公表した「社会保障の給付と負担の見通し」では、2025年度の国民医療費が81兆円、厚労省の「医療費の将来見通しに関する検討会」資料(平成18年12月27日)では、平成18年1月の試算で、2025年度の国民医療費(改革実施前)が65兆円
元日本銀行政策委員会審議委員でPwCコンサルティング合同会社チーフエコノミストの片岡剛士が2月19日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。世界4位になった日本の名目GDPについて解説した。 2023年の日本の名目GDP、ドイツに抜かれ世界4位に 2月15日に内閣府が発表した2023年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動を除いた実質で前の3ヵ月と比べ0.1%減少、2四半期連続でマイナス成長となった。年率換算では0.4%のマイナス。また、2023年1年間の名目GDPは、ドル換算で4兆2106億ドルとなり、ドイツに抜かれ世界4位となった。 インバウンド効果や特許権等の使用料の拡大による輸出の増加が弱く、全体としてはマイナス成長に 飯田)「4位になった」とわざわざテロップ付きで速報を出したテレビ局もありましたが、どう見たらいいのでしょうか? 片岡)順位付けに
要旨 総務省から「科学技術研究調査」が公表されている。これによれば、日本の2023年度の科学技術研究費(以下、「研究費」という)は22兆497億円で、前年度に比べ+6.5%。また、研究費の名目GDPに対する比率は3.70%と、前年度比+0.05ポイントの上昇で、金額、GDP比率とも過去最高となった。 政府は、2021年3月、「今後の5~10 年間が、我が国が世界を主導するフロントランナーの一角を占め続けられるか否かの分水嶺である」との認識のもと、2021年度から2025年度までの5年間の科学技術・イノベーション基本計画(以下、「基本計画」という)を策定。「政府の科学技術関係予算の着実な確保、産学共同研究の推進、そして、世界と伍するファンドの創設などを通じて、基礎研究への十分な投資を確保する」とし、2021年度から2025年度までの官民合わせた研究開発投資の総額を120兆円(政府投資が呼び水
国の主要な経済指標となるGDP(=国内総生産)で、内閣府が先ほど発表した2023年の名目GDPはおよそ591兆4820億円となり、ドルベースで換算すると日本はドイツに抜かれ、世界3位から4位へと転落しました。 日本は1968年から2009年までは1位のアメリカに次いで2位でしたが、2010年に中国に抜かれ3位に、そして今回ドイツに抜かれ4位となりました。円安ドル高が進み、ドルに換算した時の総額が目減りしたことや、ドイツ側のGDPが物価高により引き上げられたことが要因です。 これについて三菱UFJリサーチ&コンサルティングの小林真一郎主席研究員は、順位が入れ替わったのは為替が要因だとしても、そもそも日本が長年コスト削減ばかりで投資など前向きな経営をしてこなかったからだと指摘しています。 また、15日発表された去年10月から12月のGDP成長率は、物価の変動を除く「実質」で前の3か月と比べて0
日本、米加州下回る 名目GDP、円安などで―民間分析 時事通信 経済部2024年12月26日16時36分配信 民間シンクタンクのニッセイ基礎研究所は26日、日本の2024年4~6月期の名目GDP(国内総生産、季節調整済み)が米カリフォルニア州を下回ったとの分析結果を公表した。円安の影響で加州のGDPが膨らんだことが主因だが、人工知能(AI)など先端分野での日本の遅れも響いたようだ。 韓国に抜かれ22位に 日本の1人当たりGDP―内閣府 同研究所の小林正宏客員研究員によると、4~6月期の日本の名目GDPは、その成長が1年間続いた場合の年換算で607兆5064億円だった。一方、加州は同じ期の平均為替レート(1ドル=155円78銭)で円換算すると635兆6102億円程度で、「さかのぼれる範囲で初めて日本が抜かれた」(小林氏)という。 経済 コメントをする 最終更新:2024年12月27日08時4
◆素敵女子になるために!ニュースがわかるお金の基本知識「GDPって何?②「名目GDP」と「実質GDP」」 こんにちは!ファイナンシャルプランナー/MBAの横川楓です。 最近急に涼しくなって、夏が終わってしまったんだな~と実感しますね。 私はとても寒がりなので、そろそろ秋服を揃えなきゃ!と思いはじめました。節約の一環としてよく通販サイトで洋服を購入するのですが、洋服の節約方法についてはまた別の機会にご紹介します♪ さて、前回のGDPについての基本的な知識に引き続き、今回はGDPで経済についての現状を把握するのに理解しておく必要がある「名目GDP」と「実質GDP」についてご説明します。 儲けの合計であるGDPですが、「名目GDP」と「実質GDP」では大きく意味が違ってくるのです! そして、ニュースや新聞などで取り上げられているGDPの話題を理解するには、絶対にこの2つの違いを理解する必要があり
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