釜石に新国道事務所 復興道路の整備加速 整備局 開所式で披露された南三陸国道事務所の庁舎銘板。台座は津波に耐えた矢の浦橋(釜石市)の欄干を活用した 東北地方整備局は9日、三陸沿岸道路などの建設拠点として「南三陸国道事務所」を岩手県釜石市鵜住居町に開設した。同整備局管内の国道事務所新設は約20年ぶり。国が10年後の完成を目指す「復興道路」「復興支援道路」の整備を加速させる。 南三陸国道事務所は、三陸国道事務所(宮古市)が担当した岩手県内の事業のうち、陸前高田市-山田町間の国道45号(三陸沿岸道路)と、東北横断自動車道釜石秋田線の一部(釜石-釜石西)の計6区間、約50キロの建設業務を引き継ぐ。職員は38人で、2012年度事業費は約272億円。 プレハブの同事務所で行われた開所式には、管内3市2町の首長ら関係者約70人が出席。徳山日出男東北地方整備局長は「本格的な復興事業はまさにこれから。知
NHKが行った世論調査で、政府が来年度の国家公務員の新規採用者の人数を政権交代前に比べて56%減らす方針を決めたことへの評価を聞いたところ、「評価する」と答えた人は56%で、半数を超えました。 NHKは、今月6日から3日間、全国の20歳以上の男女を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行い、調査対象の64%に当たる1068人から回答を得ました。 この中で、政府が来年度の国家公務員の新規採用者の人数を政権交代前の平成21年度に比べて56%減らす方針を決めたことについて、評価するかどうか聞いたところ、「大いに評価する」が15%、「ある程度評価する」が41%、「あまり評価しない」が24%、「まったく評価しない」が13%で、「評価する」と答えた人が半数を超えました。 次に、「子ども手当」に代わって始まった新たな「児童手当」で、所得制限の導入など
JR気仙沼線 鉄路復旧、国に支援要望 市長が方針示す JR東日本の冨田哲郎社長が東日本大震災後、一部不通になっている気仙沼線などについて、鉄道による復旧を「確約できない」と述べたことに関連し、菅原茂気仙沼市長は11日の定例記者会見で「国に資金面での支援の要望を強めていきたい」と強調した。 菅原市長は、冨田社長が10日の記者会見で国や自治体の財政負担に言及したことを踏まえ、「JRだけの財源では復旧できないことを初めて聞いた」と述べた。市には財政的な余裕がないとして、国に支援を求める考えを示した。 冨田社長の発言については「確約という言葉が嫌であれば、確約と取れるような姿勢を示してもらえれば、検討しやすくなる」と語り、妥協点を探る意向を明らかにした。 南気仙沼地区に乗り入れる気仙沼線の現行ルートについて、菅原市長は「周辺地域の街づくりや加工団地整備との関係も考えなければならない」とルート
教職員苦悩浮き彫り 宮教組が大震災後調査まとまる 宮城県教職員組合(宮教組)が昨秋行った東日本大震災後の「教職員の生活・勤務・健康調査」が11日、まとまった。自由記述欄には、震災直後に避難所となった学校現場の混乱や心身の負担を詳細に記しており、教職員が抱えた苦悩、葛藤を浮き彫りにした。 震災直後、学校が避難所になったと回答した教職員は6割。「教職員だけでの初動となった。負担が大きすぎた」「一気に800人超の避難者が来た」「3000人には対応不可能だった」と異常事態に戸惑う心境をつづった。 「備蓄が何もない中、教職員のアイデアのみが財産だった」「職員室は24時間、誰かがいなければならなかった」「いつまで続くのかというストレスがあった」と避難所運営の厳しさをうかがわせる記述もあった。 県教委が2011年度の人事異動を4月1日付で実施したことをめぐり、被災地から異動した教職員からは「子ども
関連トピックスTPP 環太平洋経済連携協定(TPP)のルール作りで、日本のコメなど一部の重要品目が関税撤廃の例外扱いとなる可能性が出てきた。米通商代表部(USTR)のカーク代表が、ワシントンで10日に開いた玄葉光一郎外相との会談で、関税のあり方について「交渉の過程のなかで決められる」と述べた。日本側は例外扱いを認める可能性を示唆した発言と受け止めている。 TPPの交渉参加に向けた関係副大臣会合が12日、首相官邸で開かれ、米側発言の分析が行われた。会合後、内閣府の石田勝之副大臣は記者団に「(米国側の)これまでの全ての品目をテーブルにのせるという言い方から変化したと受け止めている」と述べた。ただ、具体的な品目についての言及はなかったという。 TPPへの交渉参加をめざす日本にとって、コメなど重要品目の関税の扱いは農業保護をめぐる争点になっている。ただ、カーク代表はTPPでは高い水準の貿易自
職人技でパンチパーマを仕上げていく在りし日の永沼さん=北九州市小倉北区紺屋町で2009年5月、佐藤敬一撮影 髪型の「パンチパーマ」を考案した北九州市小倉北区紺屋町、「ヘアサロン永沼」の理容師、永沼重己(ながぬま・しげみ)さんが3日、75歳で亡くなった。若いころ、ヘアアイロンを改良してパーマのかかりを強くし、黒人の髪型をヒントに編み出したのが「パンチパーマ」だった。永沼さんが試行錯誤を繰り返して考えたこの髪型は瞬く間に「画期的」と評判を呼び、全国に広まる大人気となった。 19歳で地元・小倉の理容師に弟子入りし、26歳で独立。当時、パーマをかけるためのヘアアイロンは棒の先端部分が細い円柱状で、パーマのかかりが弱かった。そこで仕事を終えた夜に自らやすりで削り、鉛筆のような六角柱にするなど改良を重ねた。角の立ったアイロンは髪を挟みやすく、パーマも強くかかるようになった。
職員の人事評価の厳格化を目指す大阪市の「職員基本条例案」について審議した市議会財政総務委員会で13日、「市長のお眼鏡にかなう人ばかり集めるのでは」と疑問を呈した市議に対し、橋下市長が「僕の顔色を見て組織を動かしてもらい、後は議会がチェックすればいい」と答弁する一幕があった。 同条例案は先月、市が提案したが、市議会で継続審議となった。この日、共産の山中智子市議が、24区長や局長など幹部の公募制が条例案に盛り込まれていることについて、「側近政治ではないか」と質問したところ、橋下市長は「(職員が)市長の顔色をうかがわなくて、誰の顔をうかがうんですか」と反論した。 橋下市長は条例案の運用について、「(公務員として適格性を欠く職員は)分限処分の制度を積極的に活用していく。メリハリをつけた組織にする」と述べ、市幹部にも方針を徹底するよう指示したことを明らかにした。 橋下市長は委員会終了後、発言の真意を
あの東電のキャラクター「でんこちゃん」が3月末をもって完全に姿を消した。節電と電気の安全を長年アピールしてきたが、「合理化のためにはやむをえず。今後とも使う見込みはありません」(東電広報)とのことだ。何だかかわいそうな気もするが、そういえば博覧会などのために誕生したキャラたちは、そのイベント終了後、どこでどうしているのだろう? というわけで、気になるキャラの“今”を追った! 【なーむくん】 平城遷都1300年祭の民間マスコット なーむくんは奈良市を中心とした寺院の有志会・南都二六会が作ったキャラクター。同会はせんとくんのデザインに「仏様を侮辱している」と抗議して話題になったが、橋本純信会長いわく「せんとくんに対抗したのではなく、普段の生活の中で手を合わせることの大切さを訴えたいとの思いで作ったマスコットです。まあでも、話題になったおかげで注目してもらえたわけですが」。 なーむくんの公式サイ
あの東電のキャラクター「でんこちゃん」が3月末をもって完全に姿を消した。節電と電気の安全を長年アピールしてきたが、「合理化のためにはやむをえず。今後とも使う見込みはありません」(東電広報)とのことだ。何だかかわいそうな気もするが、そういえば博覧会などのために誕生したキャラたちは、そのイベント終了後、どこでどうしているのだろう? というわけで、気になるキャラの“今”を追った! 【まんとくん】 平城遷都1300年祭の民間マスコット せんとくんの選定方法などに疑問を抱いた地元のデザイナーたちが、民間でオリジナルキャラクターを公募・選定した結果、誕生したのがまんとくん。その活動範囲はめちゃ広い。地元のイベントはもちろん、「24時間テレビ」などのテレビ出演、ロッテ「Fit’s」のCMにも起用されるほかCDの発売、本の出版など八面六臂の活躍。 一方で「特定のスポンサーがないなか、みんなの力で着ぐるみを
あの東電のキャラクター「でんこちゃん」が3月末をもって完全に姿を消した。節電と電気の安全を長年アピールしてきたが、「合理化のためにはやむをえず。今後とも使う見込みはありません」(東電広報)とのことだ。何だかかわいそうな気もするが、そういえば博覧会などのために誕生したキャラたちは、そのイベント終了後、どこでどうしているのだろう? というわけで、気になるキャラの“今”を追った! 【せんとくん】 平城遷都1300年記念事業公式マスコット 2010年に奈良県の主催で行われた「平城遷都1300年祭」の公式マスコットがせんとくんだ。発表当初は「(見た目が)気持ち悪い」などの批判を浴びたが、その分、知名度もアップ。当時の活躍を奈良県に聞くと、「イベントの主会場である平城宮跡にはせんとくん(の着ぐるみ)が毎日、朝から夕方まで登場していたのですが、その合間を縫って県内各地や県外のイベントにも出かけていました
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く