愚かな人間にこそ見えてくる物事の側面があると信じて、斜に構えた小説や評論をまっすぐに書いていきたい所存です。
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先日、仕事でブラジルに行ったら、「『カーネーション』見てますよ!」と、日系人の方からたくさん声をかけられました。なんだか、ブラジルでも放送されて大人気みたいなんですよ。パリでは、『カーネーション』についてのすごく立派なレポートをくださった方もいらっしゃいました。お母ちゃんをモデルにしたドラマができたおかげで、私までいっぱい声をかけていただいて、なんだか得しちゃったわ(笑)。亡くなってもう六年になるけど、今になって世界規模で人気になってしまうなんて、お母ちゃんにはやっぱりかなわんなぁという感じです。 私は十八歳の時に家を出て、その後、お母ちゃんが岸和田でどう生活してたかわからないから、『カーネーション』で見て「こんなことがあったんや」と、あらためて知ることも多いんですよ。まぁ、ドラマですからすべてが真実ではないでしょうけどね。でも私の家族も毎朝、楽しみに番組を見ているみたいですよ。 だんじり
作中の場面や小道具のディテールを緻密に表現し、“リアル”な作品を発表し続けている石田衣良さん。そんな作品を生み出すために、どんなこだわりを大事にしているのだろうか。石田さんのモノや仕事に対するこだわりを通じて、プロフェッショナルとして大切にしなければならないものが見えてくるはずだ。 仕事をする上でこだわっている道具はありますか。 石田:万年筆にはこだわりがありますね。小説を書くときはパソコンを使いますから、厳密には“仕事の道具”とは言えないのですが、手書きの取材メモや日記などを書くときには万年筆を使っています。 僕くらいの世代は、中学の入学祝いといえば万年筆だったんです。「大人になった証」みたいなところがあって、もらった時は嬉しかったですね。今でもここぞという時のサインには、必ず万年筆を使っています。 万年筆のどんなところが魅力なのでしょうか。 石田:万年筆の良いところは、インクが選べると
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