福原 慶應大学を退学してまで留学しようとした、いきさつを教えてください。 熊平 慶應大学に入って間もない頃に参加した、ハーバード大学のファウスト学長の来日歓迎パーティーでのスピーチが留学を意識するきっかけでした。 「大学の学部教育は、学生が卒業後利用する学歴のためだけではなく、各々にとって有意義な人生を生きるために必要なツールを提供するためにある」という言葉に感銘を受けました。 調べてみると、米国の学部は、リベラルアーツと呼ばれる教養学部で、膨大なインプットとアウトプットを通して基本的な物事の考え方を学生に叩き込んでいくのだと分かったのです。既存の秩序が崩壊していく中で活躍するには、自分の実力を鍛えられる米国の大学が理想的でした。 福原 日米両方の大学で学んだ訳ですが、最大の違いは何だとお考えですか? 最初はいろいろとカルチャーショックもあったのではありませんか? 熊平 教授が学生からも学
![大人に「若者の内向き化」を言う資格などない! 慶應大学を退学しアイビーリーグに留学した熊平智伸さん | JBpress (ジェイビープレス)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/07dd95ab59dad9cd4a66514b05dfdb8d972e7ad7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjbpress.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F8%2F1%2F1200mw%2Fimg_81ced1ab1d78b78615f15224bb356d7414541.jpg)