東海道新幹線の「のぞみ」と「こだま」に25日、小学生以下の子どもがいる家族を対象にした「お子様連れ専用車両」がお目見えした。 年末年始(29日〜1月4日)を除き、1月10日まで新大阪―東京間で上下計39本が走る。 冬休みの旅行や帰省に利用してもらおうとJR東海が企画。対象列車の各1両が専用車両となる。「のぞみ」では、購入人数分の料金で1席分がおまけについてくる特典も。 この日、新大阪始発の「のぞみ324号」の専用車両では、靴を脱いだ子どもたちが座席によじ登ってはしゃいだり、大きな荷物を隣の座席に置いたりしてくつろいでいた。4歳と1歳の息子を連れて埼玉に帰省する大阪府豊中市の主婦長谷川仁美さん(30)は「普段はビジネス客が多く、子どもが泣くと視線が気になっていたので、助かります」と喜んでいた。